今年のGWの3日の公演の様子の録画映像がCS放送されたので、行かなかったものの、特に昌磨の演技が凄かったとXでかなり褒められていたので見たいなあと思っていたから、これはタイムリーでありがたかった。


ただ、昨年に引き続き、全体がミュージカル仕立てのような感じだったのは、自分の好みではなく、正直テレビでよかったと思った。

多分少し前の今村ねずみさん演出のショーが凄く好きだったので、あれと違いすぎて個人的には残念。

歌手の人に日替わりで来てもらって、歌ってもらうのはミュージカル好きな方には大変豪華な企画だとは理解するのだけど、歌詞の内容からして、これ日本語翻訳で歌ってよかったのか?と感じる部分があった。


昨年これらの違和感を感じたのもあり、今年は見送ったのだが、やめておいてよかったかと。

プリンスのチームのみなさんが凄くレベルも高くなり、やってる技は素晴らしいのはわかるのだけど、あまりにもロック、のコンセプトに寄せすぎていて、歌までどっぷり聞かせられるとお腹いっぱいで。


色々な音楽を使い、男子チームだけの群舞でバックフリップが見られる、全員でやるシンクロなど、自分の好きだったスタイルがなくなって、ゲストのみなさんのソロ演技でホッとするような感じになってしまった。


樋口新葉さん、指先の表現が柔らかく、足元もきれいでうまいなあと。

山本草太君のマイケルジャクソン、かっこよかったー。

三浦佳生君のネメシス!いや、ネメシスといえばネイサンでしょと思うので、どんなん?とおっかなびっくりで見たんだが、あのリズム感に負けないで、見事に踊っていたので、これはまたよい挑戦だったねと。

鍵山優真君も柔らかなジャンプ、安定の美しさ。

田中刑事さんのオペラ座も圧巻!燕尾服があれほど似合うスケーターはいないんじゃないか!

島田高志郎君の長い手足が映え、緩急が見事!

傑作だったのが織田信成さん。

あのイヌ、サル、雉は何だ!と😄😄

歌までラップで替歌だし、途中きびだんごを客席で配るって面白すぎる!ああいうアイデア、笑えるのを作るのは彼らしくて、ショーならではだと。


そして宇野昌麿さんはヴァイオリンのファンタジーでこれまた美しさしかない演技!よかったー!


うーむ、プリンスチームのヒロカズさんや吉野さん、小沼さん、中野君など個人の顔と名前一致するスケーターみな素晴らしいんだけど、今のスタイルの演出でやるとなると残念ながら自分は現地に行くことはないかと。

好みの問題だから仕方ないことだが。


一番変わらず好きでいるのはやはり荒川静香さん主催のフレンズオンアイスかもしれない。