たまたまNHKの朝イチを見ていたら、北村さんの出演回で舞台の稽古の話しをしていた。え?あの家庭教師の方が明日海さん?と興味を覚えてチケットを検索したら、何とか1枚なら買えそうだったので、可能な曜日を調べて購入。

全くの偶然だと思うが、あまりお芝居には行かない方の自分が明日海さんだけはこれで4回目になる。かなり珍しいが、何かの御縁かな。


最初は漫画、ポーの一族が宝塚歌劇団で舞台化する、とのことでこれはぜひ見たい!と見に行ったわけだ。よくチケットが取れたと思う。驚くほどマンガの世界を壊さないで素晴らしい舞台だったが、また数年後に、今度は男女のいる俳優さんたちで同じくポーの一族をまたやるし、またしても明日海さんがエドガー役だというから、これも、ぜひにと。初めてDVDまで申し込みしてしまった。


またコロナ禍で数年芝居に行かず。


昨年。精霊の守り人が舞台化、明日海さんがバルサだというので。これで久しぶりに日生劇場に足を運び、素晴らしい殺陣に感激した。

そして、今回だ。


考えてみると、美しいドレス姿の女優としての、明日海りをさんを、見るのは今回が初めてだったが、可愛くて面白くて優雅で美しくて、素敵、としか言えない。歌声も素晴らしい。

https://www.tohostage.com/thekingandi/


北村一輝さんもミュージカル初挑戦とのことだったが、いやー。かっこよかった!

あの目力、カリスマ制あった。

偉そうな王様ぶり、お見事だし、それに負けず自己主張するアンナさん、明日海りをさんにぴったりだ。


パンフレットも買わないしフライヤーもないので、他にも主力キャストの方々みなさん素晴らしく、9人の子どもたちも、アンナの息子役。皇太子役の少年二人も素晴らしかった。


ハイライトとなる二人のダンスのシーンがまた圧巻。元からなのか、アドリブかわからないが、一度踊ってからまたもう一度音楽がかかり、二人とも舞台狭しとあれは走ってるスピードでワルツのステップを踏んでて凄かったし、終えた後、息を調えないと次のセリフに入れないほどだった。


ユル・ブリンナーの映画は見たことがあるが、詳しい内容は忘れていたので、野蛮人に見られないために晩餐会を開催などはなんとなく覚えていたが、あの芝居でのアンクルトムの小屋の件は知らなかったため、最後にやや苦い気持ちも湧いたのであるが、素晴らしい作品だったと感動した。

カーテンコールではかなりの人が歓声をあげて讃えていたので、自分もスタオベしてフィギュア観戦でおなじみのフォー!!の声を出した次第。


実に素晴らしかった!

昨日までの残念なストレスがふっとんだ。

楽しかった!

明日海りをさん、北村一輝さんありがとう。