キャピラノ吊橋
都市部から車で20分キャピラノ溪谷に到着しました今回、私はバンクーバーについて事前勉強していなかったため有名な観光名所であるこの「キャピラノ吊橋」も現地に行ってその迫力にびっくり!全長137メートルで向こう岸が見えないくらいに長〜い!妹たちと西川美和監督の映画『ゆれる』を思い出し作品の素晴らしさを語りながらもすれ違う人々や子供達の激しい体重移動の度に不安定に揺れるのできゃあきゃあ笑いながら渡りました楽しかった!この吊橋は地上からの高さは70メートル橋から下を覗き込むとこんな感じ↓高いところは平気な私ですが1889年に造られた当初は麻ひもと杉の板だったと聞いてさすがにゾッとしました(笑)生きるためとは言え毎回渡るの、怖かっただろうなぁ吊橋を渡りきるとこの森の生態系を紹介する展示がたくさんあって面白いさすがにこの大きさのナメクジはいないでほしい鷹を腕にとまらせてじっとしている女性スタッフさん↓観光客からの質問にも小さな声でボソボソ答えるのみ「やる気なくて、のんびりしてるのかしら」と思いきや「私は一日中、ワシが怖がらないように木の枝のふりをしてるのよ」とのことかなり大変なお仕事である(笑)反対にこちらの女性はフクロウの隣で気楽におしゃべりして大笑いしてるのにフクロウは眠たそうに目を閉じたまままるで商売っ気はない時々首を360度回転させたり薄目を開けるフクロウフワフワしていてとても可愛いペットホテルに預けてきた我が家のセキセイインコを思い出し無性に会いたくなるお次は Treetops Adventure↓高く伸びたアメリカ松の原生林30メートルの高さに吊橋があってリスや鳥と同じ目線で森林を見下ろすことができる下に残った希和ちゃんの小さい顔がさらに小さく見える(笑)しばらく清々しい森の中を散策したらまた吊橋を渡って今度は遠くに見えるあの崖に沿って作られた歩道Cliffwalkに向かうCliffwalkからさきほどの吊橋を眺めるとこんな感じこのCliffwalkワイヤーで頑丈に作ってあるとは言えちょっと心配になるくらいスリル満点の歩道しかも結構長くて一方通行だから引き返せない!高所恐怖症のひとも後悔先に立たず歩き出したら前に進むのみ入場する際に「たかが吊橋で4千円($42.95)もするの?」と思った自分を猛省これだけの設備維持するのも大変だろうし安全性を高めて最新のものにするためだったらもっとたくさん取ってくれ!絶壁に打ち込んであるボルトやワイヤーに命を託している身として心からそう思った崖に生えている植物たち↓幹は途中から空に向かってまっすぐ伸びていて生命力の強さ自然の神秘に感動した最後はこちら↓水による侵食を年数ごとに展示してありとても興味深い年月の重み圧巻の大自然を前にしてこれだけ素晴らしいものを長年かけて作ってくれた地球そして、それを私たちひとりひとりが意識して守っていかなくてはいけないという公園内のあちこちにあるメッセージにもかなりの説得力がある湿度も低く気温も28度前後で心地よい森林浴を満喫しながらいろいろなことに感謝よく考えたら三人姉妹揃って、では初の海外旅行両親も元気で一緒に来られたしほんとにありがたいこってす麗子