昨日の朝
ホテルを出る直前に
劇団から届いた突然のご訃報
愕然としました
加藤武さん!
日本を出国する前日に出席した
劇団例会の時には
とてもお元気にお話してらして
今月末から可児市で
宿泊しながら舞台の稽古に入ると
お話ししてらしたのに…
今はまだ驚きしかなくて
悲しみにまでたどり着けません
『怪談牡丹灯籠』の舞台では
本当にいろいろ教えていただきました
東京だけでなく
旅公演も長かったので
美味しいお店へ
みんなで
連れて行っていただいたこともありました
時には
ちょっと険しい表情で楽屋に入ってらして
「何か怒ってるのかしら」
と心配しながらも
恐る恐るご挨拶すると
加藤さんは、急にニコッと笑って
「おはようございます!」
と
お腹の底から素晴らしいご発声(笑)
お怒りでなかったことに安心して
拍子抜けしたことを懐かしく思い出します
杉村春子先生
戌井市郎先生
北村和夫さん
が亡くなられてから
ずっと劇団の柱のひとつとして
私達を叱咤激励してくださったことに
改めて感謝いたします
ご訃報の記事を読んで
86歳と知って、本当に驚きました
だって、とてもお若い印象でしたから
心からご冥福をお祈りいたします
また
私が英国にいるため
わざわざ知らせて下さった皆様のお心遣いに
心より感謝いたします
いつも会っていた方に会えなくなるのは
本当に寂しいですね
東京にいれば
駆けつけることもできるのに
歯がゆいです
麗子
