昨日の朝は日舞稽古
かなり集中できて満喫いたしました
今踊っているのは
『女車引』(おんなくるまびき)
歌舞伎『菅原伝授手習鑑』の中の
『車引』の段からきてます
歌舞伎の主人公は
三つ子の梅王丸、松王丸、桜丸で
お仕えしているご主人の
政治的な立場も絡んで
兄弟で争ったり協力したりします
しかし踊りの方は
その3人のお嫁さんたちの踊り
私は桜丸の妻「八重」で
桜の枝や傘を使って踊ります
歌舞伎の演出では
振袖を着るような若い
お嫁さんだそう

って、そこで笑わないように~
(笑)
いいじゃーん!
歌舞伎の舞台なら男の方だし
しかも、おじいちゃんのこともあるんですから
(なんて、大御所に失礼ですが)
それよりは…近いってことで?
(笑)
さて、この踊り
ここ数年私が演じていたような
お姫様、天女、芸者…などとは違って
けっこうビシッと決める所が多くてカッコイイ
武士ではないけれど
ダンナを支えて嫁同士もビミョーな関係であり
それが芝居仕立てになっていて
派手でとても面白い踊りです
キリッと
「粋なオンナ」になれそう

麗子