見えましたね、とてもきれいに・・・
5時に目が覚めた時は、空も快晴で「天気よくてよかったな~」と思っていたのに
6時過ぎからは雲が出始めて、肝心の7時代は空全体がグレーに
「これじゃあ見られないかな~」って心配しながら、近くの広い公園へいくと
たくさんの人が集まっていて、お友達も見つけて一緒に空を見上げました
最初はこんな感じの太陽が、少しずつ上から欠けて三日月みたいに
なっていって
こうなった後は、周りの細い部分が薄く伸びていって、きれいなリング状になりましたね
なんだか不思議でした~
曇っていたので見えない時もありましたが
ちょうど金環になる時に風が雲を流してくれて、欠けていく太陽が見え隠れ
隠れていた太陽が見えるたびに、「おお~~」っとみんなで歓声
逆に雲が出てくると「お願い、見せて~~」と叫ぶ子供もいて、笑いを誘いました
眼鏡も使いましたが、雲が良いフィルターになってくれるので肉眼でも
「太陽のリング」がとてもきれいにくっきりと見ることができました
あの空間に居合わせた人たちで共有する「見えるか、見えないか」というスリルも楽しかったし
見えた時には「ありがた感」も増して、パフォーマンス度はバッチリ
結果的にはこんなお天気だったので、更に楽しさが倍増したようです
日が陰って来た時の何とも言えない寒々とした空気は
神話の世界の神様が隠れてしまった不安と恐怖を身体で感じさせてくれて、不思議な気がしました
これは、体験しなくてはわからないことだったかもしれません
そして、普段当たり前のように享受している太陽の恵みに対して
改めて大きな感謝の気持ちを抱きました
特に最近は紫外線なども強いし、夏の暑さにはほとほと悩まされているので
ともすると「太陽を避ける」ことへの意識が強く働いていた自分に気づかされました
「太陽はすべての生命の源」
一瞬ですが消えてしまいそうになったことで、そのありがたみを噛みしめ
感謝の気持ちがあふれてきました
「日食」をネガティブにとらえる考え方もあるようで、それはそれでわかるような気もしますが
傲慢になりがちな人間に対する大きなメッセージにも感じられる神秘的な体験
になりました
エネルギーを頂いて
今日はこれからお芝居を観に行きます!
麗子