感情がないんじゃ無い。

表情や表面に
出したくても出せない人、いるんだよ。





自分の心を守る為というよりも

誰かを守るために
自分の感情を殺して
機械的に動いて乗り切るしか無かったんだよね。





本当は、
誰よりも家族を愛していたから


誰よりも早く大人になって
家族を守らなきゃいけなかったんだよね。





子どもでは、いられなかったんだよ。






たくさん、甘えたかったと思う。
誰か、他の大人に、助けて貰いたかったと思う。

だけど、返ってくるのは
親切心のような
「励まし」「プレッシャー」の言葉だったんだよね。
多分ね、その人たちは
なんと言っていいか、表現のしようがなかった。
言葉が見つからなかったのかもしれないね。







本当は、
誰よりも泣きたかったと思う。
大好きな人だから。

よく耐えてきたね。
周りの人には、それが見えない。
分からないんだよ。





泣きたくても泣けない。
騒ぎたくても騒げない。
だって、自分がなんとかしなきゃいけないから。

柔らかな心で、よく耐えたね。






あなたは冷たい人じゃない。
誰よりも人の心がわかる優しい人だから、

自分が強くなって
支えるしか無かったんだよね。









よく耐えたね。

幸せになって、いいんだよ。