今朝一番で歯科医に。
取れた右下奥歯、
歯茎に残った歯の根の部分も
除去・処置してもらった。
最近、麻酔、出血案件が続く……。
痛み止めのロキソニンも
手術後の処方分が無くなったタイミングで
本日歯科医で
歯の痛み止めでいただく……という。
帰宅後
口の中に涎が溜まるな……と思いきや
歯茎の出血再開。
なかなか止まらない。
すぐに口の中がいっぱいになってしまうので
口を何度かゆすいで
ゴロッと
まるでどこかで見たような
血の塊が出続けたので
コットンを丸めて噛んでいた。
そんな流しに落ちた
血液を見て
抑えていた感情
……激しい怒りが出てきた。
なぜ自分が
家族の犠牲にならなければいけないのか?
今になって
家族が軽度知的障がいだったと
事実を知ったところで
押し付けられて
逃げられて
そのために潰れてしまった
私の時間は戻らない。
怒りで頭がおかしくなりそうだ。
これがまだ、
20代だったら
30代だったら
もっと早くに、
家族が軽度知的障がいとわかっていたら
まだ手の打ちようがあったかもしれない。
妹たちも結婚で逃げ切って
罪悪感で連れ戻されて
41歳、子宮も摘出した
今更知っても
私の失った時間と
未来への影響
……生涯、安心できる
自分の家族を持てない
ということが
絶望的になってしまった。
そして、退院して休むまもなく
引越し……
と、いうか
もう父と暮らしたくないし
私自身
生きたいと思えない。
それほど
行き場の無い怒りが湧き上がってきた。
流しに吐き出した
歯茎から出た血の塊を見て
一瞬、正気に戻ったんだ。
いや、とてもじゃないけど
正気じゃ生きていけない。
今更、
もう選択肢が無いじゃないか?
* * * * * * *
カウンセラーの質問が
鮮明に頭の中でリフレイン。
「お父さん、あなたが退院して、
あなたになんか言った?」
「……あぁ、帰ってきたのか。
と、一言。」
「それだけ?」
「……はい。」
「調子を聞いたりとか、
あなたを心配したり
ねぎらう言葉は無かった?」
……ありませでした
という言葉を発することが
できませんでした。
今更ながら、改めて絶望。