こんにちは。

リバース・フロウの清原です。

 

お盆なので、休暇中の方も多いかと思います。

 

といっても、雨と曇りが続く今週。

夏はもう終わってしまったのでしょうか…

 

過ごしやすいのは良いのですが、できれば

もう少し夏らしいギラギラの日差しを味わい

たかったなあ、と。

 

 

早くも、秋支度、なのでしょうか。。。

 

 

 

さて、今回のテーマは、「やる気のなさ」と

いう現象について、考察します。

 

 

 

当社のクライアントは、企業の経営者です。

 

ですから、毎日のように、こんな言葉を聞く

わけです。

 

 

「社員のA君は、能力が高いのにやる気がなくて」

 

「やる気が見えなくて、彼には本当に苦労する」

 

「最近、どうにもやる気が出なくて」

 

 

なるほど。

 

そりゃ、夏だし、暑いし、だるいし。

やる気もなくなりがちですよね。

 

なんて、ことが言いたいわけではありません。

 

 

良い機会なので、この「やる気」というものを、

私たちはよく考えみても良さそうです。

 

 

私がひと頃、ずっと持っていた「やる気」につい

ての疑問は、

 

 

・そもそも「やる気」とは何でしょうか?

 

 

・なぜ「やる気」というのは、出たり消えたり

 するのでしょうか?

 

 

・「やる気」があれば、行動できるのでしょうか?

 

 

・「やる気」がないことは、いけないことなの

 でしょうか?

 

 



 

といったものです。

 

 

エネルギーを扱う組織開発を進めていくにあたり、

私は「やる気」について、自分なりの結論を持って

います。

 

 

先にその結論から申し上げます。

 

 

「やる気」なんてものは、存在しない。

 

 

 

ほとんどの場合、「やる気」というのは、

 

なにかの言い訳に使われる、都合の良い、

 

でも実体のないものです。

 

 

 

 

 

ところが、日常を思い起こせば、

 

 

この実体のないはずの「やる気」は、

 

私たちの「行動」に著しく影響を与える

 

ということは、どうやら事実のようです。

 

 

・継続されていた行動が止まった人は、決まって

「やる気がなくなった」ことを前提にします。

 

・急に行動が変わった人は、決まって

「やる気が出てきた」ことを前提にします。

 

つまり、「やる気」と「行動」は連動している

ようです。

 

 

 

それでもなお、私は「やる気」の存在を否定します。

 

 

 

大切なことなので、あためてお伝えしますが、

 

 

「やる気」は、なにかの言い訳に都合よく使われる、

 

実体のないものです。

 

 

「やる気」のせいにしていれば、ことが収まる場合が

多いからです。

 

 

 

では、ここからこの「やる気」について、いくつかの

現象から考察したいとと思います。

 

 

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現象その1)

「やる気は、行動を生む」は、本当か?


 

現象その2)

「やる気は、その気になれば生み出せる」

は本当か?

 

現象その3)

「結果が出ないのは、やる気がないから」は

本当か?

 

現象その4)

「やる気は、コントロールできるは」は本当か?

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一見、事実のように見えますが、すべて違います。

 

 

 

五行や陰陽を駆使した、組織開発を手がけるコンサル

タントとして、この理論は否定します。

 

もう一度明確にしておきますが、やる気なんてものは

存在しません。

 

 

理由を説明します。

 

「やる気」は、最初からありません。

 

あるのは、「やる気」を生じさせる存在。

 

 

つまり、「納得感」です。

 

 

これが、どうやら「やる気」という言葉にすり替わり、

一人歩きをしているようです。

 

私たちが「やる気が出てきた」というとき、いったい

何が起きているのか?

 

 

「それをやる理由を、じゅうぶん納得している」

という状態が起きています。

 

 

なぜ、それをしなければならないのか。

 

なぜ、「私が」しなけれならないのか。

 

 

理由、目的を、心から理解できている状態。

 

そして、誰に言われるでもなく、気づいたら

「行動」している状態。

 

これが、「納得している」という状態です。

 

 

陽明学には、「知行合一」という言葉があります。

 

これは、「思えばすなわち行う」という意味。

 

つまり、

心から納得すれば、自然と体は動いている」と

解釈できます。

 

 

理由、目的が、ピッタリと自分に符号すれば、

 

やる気とか、モチベーション(これはもっとひどい)

 

とか言う前に、もう行動しているものです。

 

 

 

ここまで説明すれば、次のような事実もおのずと

見えてきます。

 

例えば、

 

やる気はあるのだけど、行動がともなわない

 

これは、矛盾しています。

 

 

こうした人に言えるのは、ひとつしかありません。

 

行動することに納得していない

 

ということです。

 

 

ですから、

 

「理屈はいいから、とりあえず動け」というセリフ

 

は、絵に描いたような古典的上司が吐くものです。

 

人をあまりにも理解していない、恥ずべき無知と言えます。

 

 

 

 

ではもう一つの例として、

 

例えば、現場のリーダーなどに

 

「いつも誰に言われるでもなく、率先して動いている

 

という社員もいます。

 

 

彼/彼女には何が起きているのでしょうか?

 

それは

 

自分なりに納得のいくまで、解釈を掘り下げたから

 

ということになります。

 

 

自分が納得いくまで、さまざまな視点で掘り下げて、

考えることができる人たちです。

 

 

この素晴らしく優秀でスマートな人たちは、レアと

言えるでしょう。

 

現実は、そうでない。つまり、

 

社長が言うからやっている」というタイプの社員

 

が多いのではないでしょうか。

 

 

そういう人たちが大半である、という事実から

目を背けることはできません。

 

 

 

では、こういうタイプの社員ばかりを抱える社長に

とって、どんなマネジメントが大切なのか?

 

 

キーはやはり「納得感」です。

 

納得感マネジメント、とでも言うのでしょうか。

 

 

繰り返し出してしまいますが、

 

人のやる気と行動は、

 

「知行合一」に集約されています。

 

 

十分に納得できれば、「やれ」と言われないでも

体が動いているのです。

 

それは、「やる気があるから」とか、そういう理由

ではありません。

 

 

意義、意味、目的、背景、

 

そしてそれに向けて自分が動くことに、

 

じゅうぶん納得のいくストーリーが描けていれば、

 

社長がガミガミ言わなくても、社員は動くのです。

 

 

例えばそれは、ちょうど社長が創業したときのことを

思い出していただければ、理解できるかと思います。

 

周りの人たちが反対しても、無理だと言われれても、

カンケーない。

だって、自分は「気づいたらそうしていた」からでは

ないですか?

 

 

 

やる気がない。

 

それ自体は、悪いことではありません。

 

 

あらためて検証します。

「やる気がない」理由は、2つです。

 

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1)本人が、納得いくまで解釈しようとしない

 「努力不足」

 

2)社長(上司)が、本人が納得いくまで伝えようと

 しない「コミュニケーション不足」

 

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そうです。

本人側、会社側、双方に責任があるのです。

 

 

それが理解できれば、

 

「あいつはやる気がないからダメだ」

 

というのは、”怠慢”です。

 

 

つまり、行動に移させていないのは、上司の責任が

半分です。

 

 

行動に移し、それが継続できるために、「納得感」を

キーワードに、地道ですが、コミュニケーションを

重ねるしか、ありません。

 

 

そして、こうも言えます。

 

どうもやる気が起きない。だからできない

 

これは、言っている本人にも責任があります。

 

納得いくまで、自分と、会社と、対話はしている

でしょうか?

 

だいたいの社員は、そういう努力をしようとしません。

 

「上司は、伝え方がヘタだ」

 

「会社は、また無理なことを言っている」

 

こういう文句ばかりを言う社員は、

みずからすべき努力を放棄した、いわゆる”思考停止”

状態に陥っているわけです。

 

考えることをやめたら、人間おしまいです。

 

なぜなら、

 

自分の進むべき道、取るべき行動…

 

自分にとってとても重要な判断基準を、

 

他人に明け渡してしまっているということです。

 

 

本当に、残念なことです。

 

 

 

「やる気」がどうのこうの…

 

私たちオトナは、いい加減この実体のない曖昧なもの

に振り回されることから、卒業すべきです。

 



 

 

 

<まとめ>
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・「やる気」というものは存在しない

 

・だから。やる気をコントロールすることは

できない

 

・重要なのは「納得感」

 

・納得感が、行動を生む

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~人生とビジネスをフローにするために★☆

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

わずかな言葉で

多くを理解させるのが、
大人の特質であるなら、

 

小人はこれとは逆に、

実に多くの言葉をしゃべりたてながら、

相手に何一つ伝えないという
天与の才能を持っている。

 

 

 

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引用元:「やる気がない」のは悪いことか?