こんにちは。

リバース・フロウの清原です。

 

世間はすっかりクリスマスの雰囲気ですね。

年末ということも相まって、この時期独特の

浮足立ったような空気が、町に流れています。

 

私は日本的なクリスマスイベントに、個人的

にはまったく興味がない人間です。

というか、苦手です。

 

とはいえ、子どもたちが幼い頃は、書籍や映

像で、欧米のクリスマスの過ごし方について

鑑賞したり、イエス・キリストの誕生が、ど

れほど世の中の人たちの考え方に影響を与え

たのか、毎年そんなことを話してきました。

 

じつは去年、はじめて教会のゴスペルに行っ

てきました。

 

主の誕生を称える教徒たちの、その純粋な

想いに触れられたこと。

何より、ゴスペル歌手の圧倒的なエネルギー

とエンターテイナーぶりに、陶酔してしまっ

記憶があります。

 

宗教とは本当に尊いものです。

自分の生き方を支える信念になり、ものごと

を判断する際の基準にもなります。

 

私は無宗教ではありますが、それ故の日本人

の精神的モロさを痛感しだしたのは、この仕

事を始めてからです。

 

信念がないから、

その場、その状況に振り回される。

勝手にみずから好んで傷つく。

判断基準をコロコロ変える。

忖度だらけの職場で上司の顔色ばかり伺う。

 

これが、多くの日本の職場の現実なのでしょう。

 

クリスマスパーティもけっこうですが、日本の

それを見ていると、「ハロウィンと何が違うの?」

と思ってしまいます。

 

 

宗教が人を救うことができるかどうかは別とし

て、精神的にもろい日本人が、あらためて見直

すべきものなのではないか、と思う今日このご

ろです。

 

 

 

 

今回のテーマはこんな時期だからこそ、考えた

「リーダーのあり方」についてです。

 

 

先日、あるクライアント企業のリーダーシップ

研修を務めていたとき、こんな相談を受けました。

 

 

上司が、とにかく機嫌が悪いときが多いんです

特に、月曜の朝。たぶん家庭の状況が良くな

いのでしょう。

 

報告や提案をしたいことがあるのですが、

機嫌が悪いときに行けば、もう最悪。

ロクに返事すらしてくれません。

 

かといって、機嫌が良いときに報告をしようと

タイミングを伺っていても、そうこうしている

うちに時間が過ぎてしまい、結局、大事な情報

をが共有できなかったり。

 

どういうタイミングで話しかけたら良いの

でしょうか?」

 

 

私は答えました。

「時間の無駄です。タイミングを読む必要は

ありません」という結論とともに。

ただし、これには続きがあります。

 

 

その前に。

 

こんな状況、職場ではよくあるのではないでしょうか。

 

私は、思います。

こんな上司だったら、その職を辞すべきだと。

 

 

理由は、3つあります:

1)管理職(ましては経営職)の影響力の

大きさをわかっていない。

 

2)プロフェッショナルの定義を理解できて

いない。

 

3)セルフマネジメントができないままで

部門のマネジメントをしようとしている。

 

つまり、”良い年をした甘ちゃん”です。

こんな人が、人を管理する。これはもう地獄です。

 

 

 

今日はいつもより厳しくいきます。

 

 

まずは、そんな上司に問いたいです。

 

・「管理職って何をする人ですか?

 

そして、

 

・「あなたにとって、プロフェッショナルとは

何ですか?

 

最後に、

 

・「職場は何をするところですか?」と。

 

 

 

この質問に、2秒間以上、間が空いたらその

上司には要注意です。

 

私のような自営業の人間であれば、そんな

人と仕事をしなければ良いだけの話ですが、

 

職場に努める人たちにとって、そうはいきません。

上司も選ぶことができません。

 

 

機嫌が悪い社長、上司が、どれほど破壊的な

行為を職場にもたらしているのか、それは

一言で言うと、

 

機嫌が悪い上司は、部門の生産性を下げている

 

という結論にいたります。

 

 

なぜか?

その理由は、たった一つです。

 

それは

 

 

上司の機嫌が悪いと、情報が上がってこない

 

からです。

 

 

当然のこととして、会社や部門のトップは、

「意思決定」することが、最重要の仕事です。

 

そのためには、当然ですが、判断するための

「情報」が必要です。

 

私たち経営者、リーダーは、とにかくその情報に

 

・鮮度の高さ

・信憑性

 

を求めています。

 

 

つまり、意思決定とは、

 

1)多くの情報が自分のところに集まってくる

 

2)その中から、鮮度が高く、信頼のできるもの

を抽出する

 

3)状況に応じた判断をくだす

 

 

という手順で、行われます。

 

 

 

一方で、こうした情報がないとどうでしょうか?

 

もっともダメな意思決定の手順は、

 

 

1)自分の勘に頼りに、

 

2)どこかで聞いた情報を当てにして

 

3)なんとなく「こうだ」と思う方向で

判断をくだす。

 

 

組織、部門が間違った方向に行く可能性が、

飛躍的に高まります。

 

もちろん、野性的な直感によって、それが

当たる可能性はありますが、そんなものは

一部の「天才」と言われている人たちの

特権です。

 

多くの場合、経営者や管理職がこんな

調子では、組織は救われません。

 

 

 

つまり、「機嫌が悪い上司」が犯す罪とは、

 

みずからすすんで質の高い情報を、上げさせなくしている!

 

というトンデモな行為なのです。

 

 

これは、組織に与える”罪”です。

 

そして、こういったタイプの責任者にかぎって

いざ問題が起きたときに、何と言うか?

 

「報告がなかった。だから現場が悪い」

 

です。

 

これは、私自身が昔そんな上司だったという
自覚もあり、自戒をこめて申し上げています。

 

多くの大企業で噴出しているガバナンスの

問題は、こんな体たらくが本質だと思っています。

 

 

大げさだったかもしれません。

 

 

しかし、

 

機嫌の悪い上司は、信憑性があり、鮮度の高い

情報を、排除している。

 

という事実は、変わりません。

 

 

 

だから、私は冒頭のクライアントの若手リーダー

に申し上げました。

 

上司が職場で機嫌が悪いのは上司の人間性

の問題です。

 

だから、あなたが変えることはできません。

あきらめてください

 

できることは、ひとつ。それは、

 

”報告の仕方”です。

 

上司がどんな言葉を好み、

 

どんな話しかけられ方を好み、

 

どんな表現方法を好むのか

 

それは、あなたが上司のことをよく見て

おかないとわかりません。

 

その上司が好き嫌いに関わらず、あなたの

ミッションは、ともに部門の生産性を上げ

ることですよね?

 

で、あれば、そんな上司のタイミングなど

読まず、

”報告の仕方”を工夫してください」と。

 

 

結論です。

 

もし読者の方に上司がいて、その上司が

しょっちゅう機嫌が悪いのなら、

2つのことに留意ください。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

機嫌が悪い上司への報告の仕方

 

1)タイミングなど読まない

 

2)報告の仕方を工夫する

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

もしも自分が経営者、上司として、当てはまる

と思った読者の方。

 

今すぐプロフェッショナルになりましょう。

 

「機嫌を良くしている」ことがリーダーの仕事です!

 

 

「機嫌の良し悪し」と「生産性」は比例します。

 

 

上司である自分が機嫌をよくしていれば、

それに比例して、質の良い判断材料が集約されて

きます。

 

プライベートで何があろうが、

体調が悪かろうが、

 

職場に立てば、そんなことは関係ありません。

そんなものを職場に持ち込まないでください。

 

職場に立てば、私たちはその瞬間にプロフェッ

ショナルなのです。

 

 

機嫌よくしていましょう。

 

それが、自分のためでもあるのです。

 

 

 

リーダーなら、腹をくくりましょう。

 

 

 

 

まとめ:

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

・上司の機嫌によって、判断材料が増減する

 

・機嫌の悪い上司は人間性の問題。

変えられない代わりに、コミュニケーション

の仕方を工夫するために、上司をよく知る

こと

 

・機嫌を良くしていることは、上司の仕事

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

~人生とビジネスをフローにするために★☆

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

完全無欠な武勇とは、人前ならやって見せら

れるであろうことを、

だれも見ていないところですることである。

 

 

killer-2564629_1920

 

 

 




引用元:なぜ機嫌の悪い上司は、生産性を下げるのか?