暦の上では春となりますがまだまだ寒い日が続いています。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

本年もこどもデザイン室では展覧会を開催する運びとなりました。

こうして開催出来るのも皆様のお力添えのおかげです。

厳しい状況が続きますが、お子様の素晴らしい作品が一同に会する機会を出来る限りご用意したいと思います。

下記ご確認の上是非お越しください。

 

 

#こどもデザイン室展2022年

会場:清須市はるひ美術館

日時:3月16日 - 3月20日 10:00 ~ 18:00 (最終日は17:00)

入場無料

 

主宰 こどもデザイン室

後援 名古屋芸術大学

 

 

共に

 

「あらきさん」

「あらきまめ」「あらぴょん」「あらきー」「あらあら」「あらちゃん」

アトリエの子どもたちは様々な呼び方で私を呼びます

 

私は皆さんに「先生」と呼ばせていません

と言ってもまじめな人や世の中に道理的な方、節度を重んじる方ほど先生、先生と私を呼びます

先生の様なそんな清廉潔白な人間でも無く、なにより私は先生という仕事は一番なりたくなかった仕事でしたので、皆さんにはちょっと混乱してしまうかもしれませんが「あらきさん」と呼んで頂く様お願いしています

 

ノーベル物理学賞を受賞された故、益川敏英氏も生徒に御自身の事を「益川先生」とは呼ばせず「益川さん」と呼ばせていたそうです

学生が教員をさん付けで呼ぶことによって、教員も学生も「研究者として対等」である、ということを自他ともに意識させることが重要であり、特に学生にとっては、明らかに経験も知識も多い教員と対等であると宣言することによって、実質でも対等になろうと背伸びする効果があると言われていました

また教員の方も、名前でなく実質によって自然と尊敬されるべきものであると、いつも若手に提言されていたようです

 

対等の位置にいる事は共に育ち合うアトリエでの「共育」と繋がります

 

しかし親や教育者は何故だかこどもへ寄り添うことが出来なくなります

自身の思いや考え方を押し付けるかのようにこどもへそのエネルギーをぶつけます

 

子どもの作品は結果が大切なのではありません

制作活動の中で何を感じとり自分自身で学んでいるか自身がやっている過程こそが最も大切なのです

親は子どもにその過程を問いただしますがそれは言葉には出てくるものでは無いのです

最も奥深い、大人には分からない掛け替えのない何かをその時子どもは感じ取っています

 

私達に出来る事は成長しようとする意思に沿って、力が思う存分に発揮できる環境を用意する事だけです

そこに思いが向かい、子どもを信じ楽しむのです

 

一緒に遊ぶのです

 

どうするかな?そうするんだ!へぇ~凄いなぁ!面白い!じゃぁお母さんはこうしてみようかな!

安心や快感、微笑は健やかな成長の土台となります

どっしりと構え寄り添って下さい

 

子どもには自身で進む力が有る事を信じましょう

 

そしてその先には親と子の愛(調和)に包まれた笑顔が生まれるはずです

 

この未曾有の暗いコロナ社会の中、明るくより自由になれる日が必ず来る事を信じています

 

遊びと創造の場 こどもデザイン室

代表 荒木 マサカズ

 

 

 

こどもデザイン室 2022

 

 

2021年4月~2022年3月までの間に制作された3歳~15歳の子どもたちによる絵画、版画、レリーフ、オブジェ、全体作品等約160点を展示します。加えて夏に行われたサマーキャンプの映像や、幼児による一日アトリエ「忍者屋敷二〇二一」の映像を放映します。

大人や先生など教える側が、子どもたちに出来るだけ干渉せず生き生きと自由に創造的に制作した作品です。答えが多様に満ちた創造的な世界を一人でも多くの方々が本展に足をお運び頂き、その成果をご高覧頂ければ幸甚に存じます。

 

 

 

 

杜とひとのともいきプロジェクト

 

泥まみれになることも厭わず田植えをする。樹木の精霊との対話。手が悴むことも忘れて雪遊び。幼少期にしか出来ない「遊び」と自然が生み出す「多様性と調和」が関係性を持った時、無限の可能性を見出します。遊びは心を満たし後の成長に関係していきます。

お米や作物を育て、その物を用いて料理をすることも彼らにとって遊びであり学びです。目的を持って成し遂げられる時、大きな達成感と感性が育くまれます。美しい山々の風景の中でこどもたちが生き生きと活動し仲間と共に成長していく姿を映像にて放映致します。

 

 

 

こどもRe±design Laboratory  2022

 

本WSは事前予約制です

詳しくは下記参照

 

開催日 3月20日 

10:00から12:00

13:00から16:00

高学年・中学生クラスのメンバーが日常の見方を変え、遊びを通して人と人が関係し合えるモノや、自分の作品として持ち帰ることが出来るワークショップにRe∓designしました。

 

workshop ご予約ページ

 

 

ワークショップご予約は上記にてご登録ください。

 

WS詳細を映像にてご紹介予定です。

公開しましたら改めてご報告致します!

今暫くお待ち下さい。

 

尚、アトリエでは新規会員様、アルバイトスタッフを募集しております。問い合わせは下記へご連絡ください。

 

こどもデザイン室問い合わせ先

c.designroom@gmail.com

09091904102

 

展覧会場詳細

清須市はるひ美術館

〒452-0961 愛知県清須市春日夢の森1番地

tel/052-401-3881 fax/052-408-2791

http://www.museum-kiyosu.jp/

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。