千葉県市川市、JR本八幡駅前の『本八幡ZoRoN』(旧ピーアーク本八幡)。
8月8日ゾロ目の日にグランドオープンした、パチンコ234台・スロット161台・計395台のやや小ぶりなお店。
間口が少し狭い地下店舗です。
「ZoRoN」の屋号は、既存店「UNO」があるエリアにドミナント出店した際のカニバリ回避を意識した別ブランドですが、「仙川ZoRoN」・「中山ZoRoN」などの商圏背景を鑑みれば、エリア内に撤退物件が出た際に「競合に出店されるより自社でディフェンス出店した方が有益」という判断が為されているであろう事は想像に難くありません。
同じバスロータリーの右側に視察店、左側に『本八幡UNO』という位置関係。
UNOの888台に対してZoRoN395台と台数規模差は大きく、品揃えの充実度(機種数・台数)や、オープン初期からパチンコ90台・スロット50台の低貸を設けているあたり、主役はあくまでUNO。
お盆期間というやや特殊な状況ではありますが、13時頃の稼働状況も、低貸込みの総客数でも ZoRoN 156名/395台(39.5%) ・ UNO 408名/888台(45.9%)と、客数・稼働率ともにUNOの引き立て役。
んー、競合が出店しても(程度の差はあれど)似たような感じになったと思うのですが、スロ専で出店された場合に部門で崩される可能性がある&競合対策に疲弊したくない(収益の安定性を優先)という事なのでしょうか。
(・・・あ、その観点で言えば「みずほ台UNO」の近くの北電子系「ティアラみずほ台」はどうなるんでしたっけ?)
都営新宿線本八幡駅から一駅新宿方面に向かうと、先日触れた篠崎駅の『123篠崎店』があります。
お盆期間は特に動きなしかな、とも思っていましたが、店休日不要で新装可能な東京都の利を活かしてちゃんと次の手を打っていました。
マグネット機(慶次漆黒)のポジティブ増台アピールは最初から計画していた流れだと思われますが、このタイミングで初期エラー(思ったより良かった機種・イマイチな機種の配置)の補正が行なわれていたあたり、よく見ているし素早いな、と。
競合『ザシティ・ベルシティ篠崎』も適切に手を打っており、主導権に変化はありませんが、面白くなってきました^^
そこら辺はレポに委ねるとして・・・
で、篠崎駅のお隣の瑞江駅前。
オリパサの看板のままですが、ご存じの通り既にガイアが取得済み。
ガイア・オリパサⅠ&Ⅱが同じ区画となりますが、それぞれの上階には複数のテナントが入っているので、全部倒しての「新築メガ」も簡単ではないでしょうし、壁をぶち抜いて一部ジョイントしてもジョイント部がそんなに広く設けられないのでそれ程回遊性は上がらなそうですし・・・
こちらは、とりあえず数年はこのままでしょうか・・・。