昨年6月にグランドオープンしたツイン店舗、沖縄県豊見城市 『ノース&サウスイーグル豊見城店』。
駐車場を中心に、那覇空港寄りのノースはほぼ通常貸、糸満市寄りのサウスはほぼ低貸のパチンコ210台・スロット350台の計560台×2の実質大規模店。
沖縄県はどういうわけか(^^;)県外企業の出店がほとんどなく、100店舗以上の4法人全てありません。
出店の難しさを知れば知るほど、現在も営業できているという時点でアレだなーとは思うのですが、そこら辺はユーザーには関係のない話^^
沖スロの名の通り沖縄は30Φ市場で、スロットと言えば30Φが当たり前。
パチンコも4号機時代よりは増えましたが、スロットの方が多いのが当たり前。
沖縄での30Φ支持率はトリプルクラウン>ハナハナ>沖ドキの順。
営業時間は9時~23時45分と長く、一日にピークが3度来るなんて言われますが、GW期間は特別営業が許されるようで、8時からとさらにロングラン。
ノース(ほぼ通常貸)は入店すると最初にパチンコがあり、スロットはその先。
トイレは最奥でカウンターは右側。
サウス(ほぼ低貸)は入店すると最初にスロットがあり、パチンコはその先。
トイレは手前でカウンターは最奥。
どちらもセンター横レイアウトで、パチンコは各台計数。
通常貸の方がスロット照度が低めで装飾多め。
稼働状況はいつもとはやや違う推移ではあると思いますが、夜ピークでノース(ほぼ通常貸)はパチンコ26.2%・スロット42.6%、サウス(ほぼ低貸)がパチンコ41.4%・スロット28.9%という状況。
同時刻の競合に稼働率では劣りますが、実数では上回っています。
通常貸はスロットが支持され、低貸はパチンコが支持されている傾向にあります。
客層はフットワーク軽めのヤング~ミドルが多く、シニアは豊崎地区外の年齢層を考えると明らかに少ない部類。
沖ドキは支持を得られていましたが、トリプルクラウン・ハナハナで思うように支持を得られていない点とも重なります。
場所について。
豊見城市にあるので豊見城店となっていますが、ロードサインは現地に判り易い「豊崎」で統一。
この豊崎地区は、那覇空港から車で10分程度の埋め立て地で居住人口も増加中。
アウトレット・複合ショッピング施設・ホテルなどが点在し、これからの観光・ビジネスの拠点になるかも!?・・・と言われている場所。
沖縄市のイオンモール沖縄ライカムなどは雨に強い数少ない全世代型レジャーという強みもあり、現地利用&観光客でまずまずの成功といっても良さそうですが、この豊崎は現地民は「わざわざ」でないと来ない場所。
沖縄県民の消費行動を考えると、区画の位置付けは「観光客or新規移住者向け」になるのではないかな、と感じます。
駐車場屋上の洒落た演出「ハイビスカス」。
空港着陸時は右側窓から、離陸時は左側窓から見えます(飛行機は窓際ではなかったので写真を撮れず^^)。