この本から、シンプルで上質を求めるフランス流ライフスタイルを学ぶことできましたが、その中でも私が興味を持ったのは、ワードローブの数ではなく、むしろその優雅な食生活。
マルシェで、新鮮な食材を求め、旬の素材を手をかけて調理し、ゆったりと味わう食事は、とても人生を豊かにしてくれそう。。。と憧れをいだきました。
そして、さらにこの2冊。

フランス女性は太らない ミレイユ・ジュリアーノ 日本経済新聞社
パリジェンヌ流シンプル食ライフ 米澤 よう子 文系春秋
フランス女性は、なぜ太らない!?
確かに、バターや、オイルがたっぷりの濃厚ソース、こってり甘いデザート、数々のチーズ、それにワイン。
フランス料理を食べながら、太らないとしたら、とても不思議!
フランス女性は太らないの著者は、LVMH傘下のヴーヴ・クリコの現地法人クリコ社の社長兼CEO。
仕事がら、週に何度もフルコースディナーを食べなければならなそう。
そのような中でも、スリムでいられるのは、独自の確立された食スタイルがあるから。
それは、一言で言うと「食と、食事の場を愛でる」という習慣。
太るから食べないのではなく、より身体によい上質のものを少しづついただく。
最初の一口が一番至福であることを理解し、漫然と食べ続けることをしない。
食事は「美食の催し」という儀式にする。
そして、その儀式たる食事のときは、食事に集中し、食べているもの、香りを感じ一口づつ味わう。
テーブルをセットするこは、食事を用意することに劣らず重要だと位置づける。
食べることを心から楽しむ姿勢こそが、自然なダイエットにつながっているのですね。
パリジェンヌのスタイリングを紹介する数々の著書がヒットしているイラストレーターの米澤よう子さんの著書は、パリジェンヌの食ライフが、リアルに描かれていて楽しい!
例えば、働くママの朝、昼、晩。
朝は、乾燥クラッカー「クラコット」に、バター、ジャム、ヨーグルト、オレンジジュース、カフェ。
ランチは、職場でバケットサンド。
ここまでは、日本でもよくある光景のよう。
夕刻は、自宅で食事の用意とテーブルセッティングをすませ、夫の帰りを待つ間、軽く一杯の辛口ワイン。

夜が更けてから、家族でゆったり晩御飯。前菜、メイン、デザートまで。
優雅です。
そしてこの3皿コースが、食物繊維→たんぱく質→炭水化物と、血糖値の急上昇を抑える流れになっていて美容につながる食べ方に自然と沿っているのです。
また、続く皿への待ち時間が、過食前に脳へ満腹サインをおくる役目も果たしている。
イラストで描かれる「盛り付け」へのこだわりも、食事が、口と消化器だけのものではく、目で、脳で味わうものだということを改めて感じます。
そう、食を愛でる・・・は、心が満たされる食ライフなのですね。
心が満たされれば、それを多くの食べ物で埋める必要がない!
でも、このような優雅な食スタイルを、そのまま日々取り入れるのは難しいですね。
例えば、周りのご家庭を見渡すと、ウィークデーはご主人の帰りが極端に遅い家庭が多い。
お子様がいらしても、休日以外はママと子供だけの食事になっているようです。
我が家も、昨夜は娘と二人の夕食でした。
いつもは、ポチッとテレビをつけてから夕食スタートなのですが、ちょっとフランスエッセンスを取り入れたくなりました。
メニューは、スモークサーモンのマリネと蒸し野菜。
蒸し野菜は、普通の鍋で簡単に蒸すつもりでしたが、白の土鍋に変更。
じゃがいも、いんげん、にんじん、キャベツ、パプリカ・・・
綺麗に並べて蒸し、そのまま食卓に出すことに。
そして数種のソースや味噌を添えてみました。
スモークサーモンには、製菓用に買っておいたサワークリームを添えて。
いつもの麦茶の代わりに、ガラスのグラスに炭酸水を入れて。。。
プチセッティングをしての食事は、娘も気に入ったようでテレビを見たいと言い出すこともなく、楽しく食事ができました。
さらに、娘と話し合いたかったことに水をむけてみると、とても真剣に話を聞いてくれ
じっくり考えて自分の考えを話し始め。。。
食の場は、大切なコミュニケーションの場であったことを、改めて感じました。
食と、食の場を愛でる生活。
フランス流食ライフは、美容に有効なばかりが、心を満たし、家族をつなぐ素敵な習慣だな~と実感しました。
もちろん日本にも本来あったはずの、丁寧な手間と心をかけた食事。
これからは、それを心して暮らしてみたいと思います。



