おはようございます。
静岡県のインナーボイスインストラクター、のっちゃんこと野津美絵です。
わたしは仕事柄人のお話を聴くことが多いわけですが、
お話しを聴いている中で良く聞く言葉で、「?」と思うことがあるのです。
『〇〇しないといけないって思ってるんですけど…』
『〇〇な方がいいってわかってるんですけど…』
けど。
けど、やらない(^^)
っていうか、なんで「そうしなきゃいけない」のか?
なんで「そうじゃなきゃいけない」のか?
誰に言われたんだろう?
「それって誰かに言われたんですか?」
って聞いてみると、多くの方は、
「そういう訳じゃないんdネスけど、普通そうですよね…」って。
もっと怒ったりせずに子どもに優しく『しなきゃ』と思っているのに…。
わたしさえ我慢すればもっと上手くいくって『わかってるんです』けど…。
それって本当にやりたいことですか?
人は、楽しい事、結果が出るとわかっていることをする時は
すぐに行動するし、ノリノリです。
でも、「そうした方がいいってわかっているのに出来ない事」は、
やりたくない理由があるんですよね。
その理由ってなんでしょう?
考えてみたことがあるでしょうか?
だって、それをやらないと周りが困る。
そうしないと嫌われる。
ホントに?
やらなきゃいけないと思っている、気が進まないことを『しない』t決めてそうしてみたことがあるでしょうか?
あなたが今、しなくてはならないと重荷に思っていることをもししなかったらどうなりますか?
命に関わりますか?
誰かに損害が起こりますか?
もしそういう内容ならそれは取り組まなくてはならないことかもしれません。
でも、多くの『やらなくてはならないけれど出来ていないこと』って、
今までそれが出来ていなくても『なんとかなってる』のがほとんどです。
今までそうなら、それでもいいじゃないのかしら?
ずっと、『いつかしなくては』と思い続けることには
あなたの生きるエネルギーを日々注いでいることになります。
忘れたようでも潜在意識が
『まだできていない。出来ていない。出来ない出来ない』と渦を巻いて
強い不安のエネルギーになってしまっているかもしれません。
いいじゃん、別に。
命に関わらないなら。
誰かに損害を与えないなら。
そんなことを後生大事に抱えているよりも、
自分が考えて楽しい事、テンションが上がる事に目を向けていいと思いますよ。
だって、
限りある自分の大切な人生の時間を
もやもやでいっぱいにしたくないじゃないですか。
良くスピリチュアルな世界で、『手放す』という言葉を使いますが、
手放すって、何か負の感情だったり記憶だったりを
『なくす』というイメージをしてしまう方が多いような気がするんです。
でも、わたしが考える『手放す』というのは、
あっても気にならない状態だと思っています。
例えば、
うちは今年結婚25年を過ぎたんですけれど、
新婚当初、旦那さんのある癖が異常にイヤだったんです。
畳に落ちている髪の毛を一本一本拾うの(笑)
当時は、
「全く!毎朝掃除しているのに嫌味だ!!!!」ってすっごい気分が悪かったんですよ。
(なんで?いいじゃん。って思う方もいるでしょうが。笑)
何年も何年もそんな小さなことにいちいちイラッとしていたんです。
それを発見した時にわたしの眼光の鋭いことったら(笑)
「ねえ。それ、わたしに対する嫌味だよね」って平気でいや~な感じで言ってました。
でも、今は
掃除してもらったり、
洗濯物干してもらったりして、
『助かる~。わたしよりうまいよね~』みたいな(^^;
性分的にわたしは主婦的なことが苦手で、旦那さんは苦じゃない、だけだったという…。
でも、
『主婦なのに完璧に家事が出来ていない』という自分の劣等感が、
なんの思いもない旦那さんのささいな行動を攻めて
勝手に鬼の形相になって
勝手に自己嫌悪になっていました。
誰にも責められていなのに。
でも、
小さい頃から
『ちゃんとできないあんたはダメ』と言われることが人よりもとっても多かったので
劣等感がたくさんあって
何かのきっかけに『ちゃんとしていない』というキーワードに自分のセンサーが引っかかると
逆切れする(勝手に不機嫌になる)
そんな残念な人でした。
そして、
その残念な人は今も変わらずわたしの中にいます。
あぐらをかく勢いでいます(笑)
でも、
その残念な人は何故か我が家でペット扱いされている(笑)
わたしは子どもが三人いますが、(二人は成人しています)
子どもたちがまだ子どもの頃から
家事のしわ寄せがいっていて、子ども三人でいろいろ役割分担をしていました。
ちゃんと家事が出来ていないことを良く謝っていました。
「ごめんね。おかあさんちゃんと出来なくて」って。
(この頃は、人の話の聴き方や、自分の気持ちを伝えて良好な人間関係を作るというコミュニケーションの勉強をしていました。)
そして、返ってきた言葉は
「いいよ、別に。お母さんにそういう事求めてないから」
……。
(^^;
ああ。そうなんだ…。
うれしいけど、大分淋しい(笑)
親を親と思っていない訳ではないんです。
わたしはコミュニケーションや心を楽にするという事にずっと取り組んできていて、
その中で子どもたちそれぞれにピンチの時があり、
その時には学んだ中のカウンセリング手法や
セラピーや聴く技術を生かせてきたと思います。
子どもにとっては、
「聴いて欲しい時に話を聴いてくれれば、認めてくれれば、後はそこそこでいいよ」という感じでした。
昔なら、
親としてやるべきことは全部ちゃんとしなくちゃ、と思って
ちょっとでも出来ないことがあるとイライラして子どもや旦那さんに八つ当たりしていたんです。
家族の誰もが、
ちゃんと何かをすることよりも
安らげる雰囲気で笑って迎えて欲しかったのに。
自分の劣等感から来る思い込みは家庭をイライラの館にしていたんですよね。
もう一度言いますが、
「こうしなければならない、でもできない」という事がもしあるとしたら、
それは命に関わる事ですか?
誰かに損害を与える事ですか?
そうでなかったら
もっと楽しいことに思考をスライドしても、
自分を許してあげても
いいんじゃないかなぁ?(^^)
ちょっと深呼吸して心地よい一日を♪
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