昨年引っ越しした時に、昔手に入れていてずっとそのままになっていた

(ビニール袋の中に入れて保存していた)浮世絵を見つけたので、

掛け軸にすることに・・

 

アーティストの友人が額縁屋さんと書道屋さんに連れて行ってくれました。

結局、保管するときに掛け軸の方が嵩張らないので書道屋さんにお願いすることにしました。

 

 

首里からほど近い、南風原町にある書道用品専門店 丸正さん

 

大体、どのくらいの大きさということだけ確認はしますが、

「どんな風にしますか?」なんて聞かれませんし、

こちらからも、「こんな風にしてください。」なんて言いません。

 

あっさりしたもんです。

プロにお任せするのですから。

 

 

そして楽しみに待つこと約10日。

 

ついに出来上がりました。

 

こんな感じです。

 

 

違う角度から見ると・・

 

 

部屋にもとても合っています。

 

 

女の人がお侍を襲っている?かっこいい浮世絵です。

魔除けになりそうです。

 

 

 

 

浮世絵の書いてある七伊呂波拾遺という文字から、絵の作者は誰かを調べてみたところ、

わかりました!!

 

 

https://dl.ndl.go.jp/pid/1311153/1/1

 

七伊呂波拾遺 万の場大星親子 (七伊呂波拾遺)

歌川 国貞(うたがわ くにさだ、天明6年5月19日[1]1786年6月15日)- 元治元年12月15日1865年1月12日))は、

江戸時代浮世絵師。のちの三代目歌川豊国

安政三年(1856年)の作品。

 

 

浮世絵の中にも、豊国と書いてあります。

国貞さん晩年の作品のようです。

 

 

国貞さんは、今はそれほど人気はなさそうですが、当時は、

江戸で1番の売れっ子絵師で、その人気は北斎や歌川広重を上回るほどだったそうです。

 

 

ちょうど北斎と広重の間の世代の方です。

 

 葛飾北斎 1760ー1849 

 歌川国貞(三代豊国) 1786-1865

 歌川広重 1797-1858

 

 

浮世絵には和紙が用いれます。

何度も何度も色を重ね、摺られるので、結構丈夫です。

 

実際に触ってみて、そのしっかりした紙質に感動しました。

 

 

でも、絵でガラリと家の雰囲気が変わりました。

なんだか心がうきうきします。

さすが浮世絵と思いました。(親父ギャグ失礼しました)