たまに実家に帰った時、亡くなった祖父母や父と

こうして一緒にいられるのはあと何日くらいなのだろうか。

と考えることがあった。

 

 

会社の休みで帰って来れるのは年に数回だから・・と考えると、

とてつもなく寂しい気持ちになり、思考停止になったのを

覚えている。

 

実家で新聞を読んでいたら、まさにそのことが

書いてある記事があったので抜粋します。

 

 

 

 

西日本新聞 2022年5月16日朝刊 春秋より(抜粋)

 

大手時計メーカーが大切な人と過ごせる生涯の

残り時間を算出している。

例えば親と別居している30代後半の人が、母親と

会える残り時間は計26日ほど。

50代前半では計10日足らずに。

相手が父親になるとさらに半減する。

残り時間は年を取るほどに減っていく。

 

親への最高のプレゼントは「時間」ともいわれる。

自分の時間を使い、電話をかけたり会いに行ったり。

声を聞くだけでも気分や体調の違いは感じられる。

会えばなおさらだ

 

母の日や父の日ではなくとも、思い立った日に。

時は有限である。

 

 

 

数十年前、思考停止してしまっていた時は、仕事があるから

なかなか実家に帰れない・・と、仕事が自分の軸になっていました。

 

 

でも、コロナ禍になって最初の初夏に

友人にもずく取りに誘われて行ったのがきっかけで、

自分を自分の軸に戻すことができたのです。


 

 

みんなが閉じこもっている時に、

開放的な海で、自分の食べるものを調達する。

こんな世界があるのかと・・

 

 

実は、もずく取り、最初はあまり気が進まなかったのですが、

今は、毎年のもずく取りが恒例になり楽しみになりました。

 

 

コロナ禍で、世の中が止まっている中、

私は自分が作っていたブロックを外し、

「こうしたいな」とか「こうなったらいいな。」

と思ったことを素直に行動にうつすようになりました。

 

 

そうしたら、何が変わったかを一言でいうと、

「サイクル」です。

 

 

それまでは過去→現在→(見えない)未来に進んでいたのが、

未来→現在というふうに変わった。

未来の方から、現在がやってくる(ひきつけられる)感覚です。

そして、今、飯島さんが教えてくれた

思ったことが現実するということをはっきりと実感しています。

 

 

 

例えば、今年の1月に、今年は家族と向き合おうと

決めたのですが、

そうすると、今年の4月から

月に1、2回実家に帰る用事ができました。

 

 

無理することなく、自然とそうなってしまったのです。

一石二鳥です。

 

 

思考が現実に影響を与えるのを実感しているので、

思考自体も変わったように思います。

 

 

「自分は何がしたいんだろう。」

「自分は本当にこれがやりたいんだろうか?」

 

 

朝起きた時とか、移動中とかぼーっとしながら考えるのです。

答えは出ませんが、そんなふうに内観し、自問自答するだけです。

でも自分軸が強くなってる気がします。

 

 

 

・・この結論を書くためにこのブログを書き始めたわけでは

なかったので、タイトルと内容が合ってないですが、

タイトルを考えるのが面倒なのでそのままにしておきます。

参考になれば・・