沖縄にこんなカフェがあることを知りました。

 

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(沖縄タイムスプラスより)

 

図書館だけど貸すのは「種」 沖縄の伝統野菜 

家庭で育てて増やして返す 那覇のブックカフェ

 

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/479578?fbclid=IwAR1EzwgbtXWTmwAH-rZGCgaladGW_HAWgQIJjwxTV8CSt-swQ3ScfX8Hjm8

 

(↓記事を念のためコピー)

 

伝統野菜など在来作物の種を守り次世代につなごうと、

那覇市久茂地のブックカフェ&ホール「ゆかるひ」が10月から、

「シードライブラリー」の取り組みを本格化している。

 

無料で種を貸し出し作物を育ててもらい、採種した種を返してもらう仕組み。

オーナーの屋嘉道子さん(67)は「災害による絶滅リスクが減らせるし、

家庭で種の成長を見守ることで命の不思議と素晴らしさを感じられる」

と話し、利用を呼び掛ける。

 

貸し出す種が並ぶファイルを手に「シードライブラリー」の利用を呼び掛ける屋嘉道子さん=26日、那覇市久茂地・ブックカフェ&ホール「ゆかるひ」

 

貸し出す種が並ぶファイルを手に「シードライブラリー」の利用を

呼び掛ける屋嘉道子さん=26日、那覇市久茂地・ブックカフェ&ホール「ゆかるひ」

 

 シードライブラリーは在来の種を自家採種・保全し次世代につなぐ

「シードバンク」の一環。

 

自然災害などの被災リスクを分散させて作物の種子の絶滅を防ぐ狙いで、

消失するような万が一の際に栽培再開の機会を提供できるという。

 

 屋嘉さんは2016年10月に店をオープン。基地問題から文化・

芸術まで県産本を中心に約千冊を貸し出しており、

今年6月に種を守る活動に携わる知人から

「本を貸し出しているなら種も貸し出してみれば」と声を掛けられ、

取り組む準備を始めた。

 

 貸し出す種は、自然栽培や無農薬栽培に取り組んでいる

県内農家らの提供を受けたもの。島大根や長命草、ゴーヤー、

ヘチマなど30種からスタートして扱う種を徐々に広げる考え。

利用は無料だが、返却時は借りた量に「プラスアルファ」してもらう約束。

 

「ライブラリー」の一角では、育て方や調理法などの関連本も

そろえる計画だ。屋嘉さんは「種はそれぞれ個性があり、

自然が多様性に満ちていることも教えてくれる。

私たちの食を子どもたちにつないでほしい」と話している。

 店は火曜日と水曜日が定休。問い合わせは、

電話098(860)3270。(社会部・新垣玲央)

 

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「種」は原点。

「種」をつなぐって大事だと思います。

 

 どんどん広がっていけばいいなと思いました。

 

 

こちらは以前に書いた、ブログの記事。

 

映画『シード 〜生命の糧〜』とジャーナリスト堤未香さんのお話

 

https://ameblo.jp/re-chan124/entry-12488015123.html

 

 

堤さんの話の中で、

 

イラク戦争が起きた時に実は

シードバンク(種の貯蔵庫)が破壊されていたことを

知りました。

 

日本では知られてないが

イラクというのは種の開発が盛んな国。

しかも企業が開発するのではなく

小規模な家族農家さんがたくさんいて

種苗交換を毎年行っていたそうです。

 

 

人を殺すための戦争。だからこそ「種」が狙われた。

 

 

 

昨日、これから農業をはじめていこうという若者に

玉城ファームの玉城悟さんを紹介しました。

 

 

沖縄の島野菜を育てていきたい。

紅芋も作っていきたいという彼女に、悟さんが

自分が新しくつくった芋があるよ。

それを育ててみたら?と。

 

今までにないとびきり美味しいお芋だそうです。

 

 

悟さんは、読谷村役場時代勤務時代、村の特産品の「紅イモ」を担当。

実は紅イモについての本を書いたこともあるほど芋通です。

 

 

ちなみに読谷村のキャラクター

「よみとん」は村特産の紅イモと豚を合わせたキャラクター

 

 

 

(よみとんは、こちらからお借りしました。)

 

http://www.vill.yomitan.okinawa.jp/sections/「よみたんブランド」キャラクターよみとん使用マニュアル.pdf

 

悟さんの、

 

「自分だけが持っていたら全滅したときに困るから、

他の農家に分けて育ててもらっている。」

 

という言葉が印象的でした。