間をとる | 1丁目住人のブログ

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僕の尊敬する2人の先輩同士が犬猿の仲だということが明らかになった。僕の中では結構笑える話だ。

どちらにつくか、という低い波動の話には帰着せず、問題に執着せず、バランスの取れた第三番目のモデルを構築ことをしたい。

真っ向対立するものごとのメカニズムを読み解き、新たな地平を切りひらく。

対立を構成しているそれぞれの要素のレベルが高いほど、それらをうまく再構築できたときの報酬はでかい。

対立軸を見つけることは、実はビジネスオポチュニティを掴む上で、重要な切り口になるのかもしれない。

その時によく行き着く、折衷説である「間を取る」ということが、あたかも悪い、能がない、無難である、といった風潮が植え付けられているふしがある。

たしかに、物理的、空間的な中間なんてものは何ら解決策ではない無価値なものということは事実だ。

僕は、こと当事者同士の信念や志などの主観が絡む件においては、間をとってバランスをとることが肝要であると考えている。なぜならば、どちらが良い悪いということが、生涯結論できないイシューだからである。

その場合、遠目にある間をとって、ものごとを落ち着かせる。妥協点に落ち着くのではなく、両者を否定せず、両者が良いと思える、新たな価値観を例示する、こういったことが重要であると考える。

把握するのではなく、当事者と同じように味わって、相手を欠点を見つけ出して否定して論破するのではなく、肯定して共感を生み出す方法。

すると、今までなかった、ゆとり=余地が当事者間に生まれるのだ。その新たにできた空間に争う理由を失い、今まで問題であったものが問題でなくなる。

本当にこれは、うまくいくと魔法のようになる。いつの日か、このことを体型だててまとめることができれば・・