3月、この時期が車検という方も多いかと思います。
先日も陸運局へ行ったところ、非常に込み合っておりました。

さて、ご存知の方も多いかと思いますが平成18年1月以降に生産された車両は、

①ヘッドライトの下端高さ500mm以上
②フォグランプの下端高さ250mm以上
③ウィンカー の下端高さ350mm以上

上記の内容に適合しない場合は、保安基準に抵触し、車検に通りません。


今回はこの照明部の測定方法についてちょっと触れてみたいと思います。


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昨年2月にマイナーチェンジを迎えたクラウン(GRS200)ですが、
MC前後でフォグランプの形状が大きく変わりました。

これにより、フォグランプの下端高さが変わってしまいローダウンは難しいのでは…

実はこれにはしっかり基準が決められています。


まず照明部の下端高さとはどういうものなのか?と言いますと…

メーカーより提出された書面等によって、直接光が図面上において入射するレンズ部、
又は中心光度の98%の光度が明らかとなる場合のレンズ部を照明部とすることができる。

とあります。(但し、管轄陸運局により異なる場合がある為、確認が必要です…)

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クラウンの場合ですとこんな感じになります。

陸運局の方の話によると、メーカーが初めて車両の検査を受ける際に提出される書類によって
ヘッドライト、フォグランプ、ウインカーを含めた全ての照明部の高さが決定されるとの事です。

この書類については、陸運局で見せてもらうことが可能らしいので、気になる方はご確認ください。


残念ながら、この規定によるとクラウンのMC後でのDF210の設定が不可能となりました。
装着自体は問題なかったのですが、この基準に適合しない為です。

装着データは以下の通りです。

                        車   名 : トヨタ・クラウンアスリート
                        車輌型式 : DBA-GRS200
                        年   式 : 2010/02~(MC後)
                        エンジン : 4GR-FSE
                        グレード : 2.5スペシャルナビパッケージ

                        アイテム : NF210(GRS182NK)
                              F:-25~-35mm
                              R:-10~-20mm

青い木