ニコンD2Xに代わり、購入したのが「FinePix S5 Pro」です!

数ヶ月使用した感想をご紹介します。

富士フイルム
FUJIFILM デジタル一眼レフカメラ FinePix (ファインピックス) S5 Pro FX-S5P

ニコンの中堅機 D200のボディーに富士フィルム独自のセンサー

スーパーCCDハニカムSR Proを使用したのがこのカメラ。


買い換えを決心したのは、D2xがハイライトの表現が苦手で、ダイナミックレンジや階調も

フィルムに慣れてしまった自分には物足りなかった点です。


逆にその他には全く不満が無く、

ファインダーの良さやピント性能、シャッターを切ったときの気持ちよさ、堅牢なボディーなど

最高なカメラでもありました。


FinePix S5 Pro 購入に至った理由は、

S3proという1世代前の機種がダイナミックレンジの広さと階調のなめらかさで評判で、

サンプル画像を見て惚れ込んでしまい、後継機であるFinePix S5 Proの発表と共に予約を入れてしまいました。


手に入れた FinePix S5 Proは

D2xに慣れた自分には少し小さく感じましたが、剛性感やスイッチ類も満足できる物でした。


あえて、最初に気になった点を上げると、ファインダーとAF性能です。

視野率が100%ではないので、D2xの感覚でフレーミングすると、避けたはずのポールとか

枝などが画面の端っこに入ってたりします。これは慣れでカバーできそうです。

逆に、暗いところで撮影するときにファインダーの格子模様が赤く光ってくれるのは

水平を取る上で非常に助かってます。


AF性能はD2xと比較するのは酷なんですが、プロ機が高いのはそこにお金をかけてるからだと

認識させられる結果となりました。


D2xを知らなければ普通以上の性能だとは思いますが、

スピード感や、まるで被写体を認識しているんじゃないかと思わせる精度など

D2xの良さを再認識させられました。


でも、基本MF派なのでこれも問題有りません。


肝心の画質は・・・・


最高です、20万円ちょっとで買えるカメラでこの画質!!

今買えるカメラではかなりコストパフォーマンスが高いと思います。


白から黒までを幅広く、なおかつ自然に捕らえる、

上質なネガフィルムの様な画質です。


ある程度、ダイナミックレンジを得るために解像度は犠牲にしているので

D2xの様な髪の毛や木々の葉まで描くようなシャープさはさすがにないのですが、

必要十分な解像度ですから問題有りません。


空や逆光、光っていて綺麗な物が撮りたくなるカメラです。

なんだか、夏が待ち遠しいです。



うみ

夏を待てなかったのでこの一枚w


明暗差の大きい風景等ももちろん

肌の描写がいいので、光線状態の厳しい屋外でのポートレートも

良い結果が出ます。


あとは腕を上げるだけだなー


このカメラの魅力は今後も随時ご紹介してきます。



一年半つき合ってきたD2x

新しいカメラが欲しくなり、中古で値段が付くうちに手放すことにしました。


デジ一眼は中古価格の下がり方が早いので

売るとしたらこのタイミングだと思ったのが判断の決め手でした。


もし次期モデルD3xの発表があると 買い取りの値段が崩壊するでしょうから。



ボディーのしっかり感、ファインダーの見やすさ、超高速のAFなど

スポーツを撮らない自分にはオーバースペックなカメラでしたが、

いい物に触れることで勉強になることが沢山ありました。


お金に余裕があれば2台併用したかったのですが、そんなに贅沢できないのと

2台持ち歩くような撮影スタイルではないので涙でお別れです。


絹のように繊細な線を表現する高解像度な画像はとても素敵でした。


唯一の不満はダイナミックレンジの狭さ ハイライトにかけての描写でした。

今度購入するカメラはダイナミックレンジ重視の性格が間逆のカメラです。




いざ売ろうと思うと、D2xsが出てしまってD2xは買い取り価格が結構低かったので

新宿マップカメラで委託販売することにしました。


さすがにオークションで30万近く出す人は少ないと思ったので

1割手数料を取られても業者に任せた方がいいかなと思いました。


結果は1週間ほどで買い手が付き、クーリングオフ期間を過ぎてから入金されました。


価格も購入金額マイナス10万くらいなので 原価償却出来たと思います。


ありがとう D2x! 今度はスポーツ撮る人がオーナーだと才能発揮できるねw







デジ一眼用の CF(コンパクトグラッシュ)メモリーも、買い足し買い足しで4枚を数えるまでに。

今まで2枚収納できるケースを使っていたので買い換えることに。


ちなみに、前回買った物はなんと数回で蓋を固定するヒンジが壊れ、ビニテで補修するという苦い経験を味わっている。

それなりの値段はしたのにw


ヨドバシをのぞくとかなりの種類があったが、CFを4枚収納となると選択肢は絞られてくる

そこで目に留まったのが 


ハクバ HP-S ピクシェルメディアケース


ちょっと大ぶりだが、押してみてもビクともしないし

ポリカーボネート製、Oリングで密閉する 防水仕様と何とも頼もしい特徴を持つ。

即購入。

空けてみると密閉感を感じる適度な重さで蓋が開いた。

中のトレイもしっとりとした!?ゴム製でしっかりとメディアを守ってくれそう。

頼りないスポンジみたいなので保持していた前の商品とは大違い。

これなら荒っぽくカメラバックに放り込んでいても安心。

でも、そうすると他の機材が傷つくかw



以前 こちらでデジタル一眼の撮像素子(ローパス)のゴミ清掃道具として

ニコンのクリーニングキットをご紹介しました。


撮影の前、機材用意の時に必ずゴミを確認し、

ブロアーでも落ちない 目立つ汚れがあるときは清掃を行っていて

数えると5,6回です。


自分で清掃をおこなえるようになってからは

フィルムカメラと同じ感覚で頻繁にレンズ交換するようになりました。


ニコンのクリーニングキットは慣れるととても扱いやすく気に入っているのですが、

何泊か旅行しながらの撮影などに持って行くには厳しい物があります。


電車やバスなどで工具箱とアルコールの瓶を持ち歩く人はいないと思いますw


旅の場合は、ブロアーで飛ばない場合は諦めるしかなかったのですが、

その問題を解決しちゃうキットを発見しました!!



smp


ペンタックス イメージセンサークリーニングキット

メーカーHP


スティックにオレンジ味のグミが付いているような・・・

粘着力のあるウレタンでローパスの汚れをくっつけるんだとか。

汚れた先端はその都度 メモ帳のような紙に汚れを拭き取って作業します。


これならカメラバックにも入れられるので 即購入!!


家でのクリーニングはニコンの物で行うので

こちらは出先専門です。


実はまだ使用していないので 使ったらまたレポートします!!

日記の間隔があきすぎてスイマセン!


今日は一年少し使ったD2xの画質面についてのお話を。

はじめてのデジ一眼ということもあり、他のカメラとはあまり比べられないのですが、

1200万画素ということでとにかく高精細です。

等倍表示などにすると全画面表示では気づかなかったような様々なモノが写っているのに気づきます。

まつげや髪の毛の一本一本、葉の一枚一枚や地面の落ち葉など広角での撮影にも十分対応できます。


この細かさに慣れてしまうと、D70などの600万画素機は眠く感じてしまうほど。

でも、ある程度大きなサイズで見なければそれほどの差はありません。


特に印刷したときや大きめのワイドモニターなどで見るとその描写にはっとさせられます。


しかし この高精細を実現したためか欠点も見られます。

画素数の都合なのかダイナミックレンジが非常に狭くなっています。

ですから、メインの被写体を普通に撮ると明るめの部分が激しく白飛びする場合があります。


しかも、特に肌色の再現に難があり、頬や鼻先など普通に白飛びすれば良いのですが、

ある程度の輝度を超えるとのっぺりと急激に白飛びし

色相も少しずれ階調も色の感じも不自然になる場合があります。


スタジオや室内撮影では照明のコントロールなどで肌色も白く透明感を感じさせるように撮影できますが、

屋外のポートレートや風景撮影などの条件では構図や時間帯などカメラ性能のために妥協が必要な場合が

あるのは事実です。



inu



極端な例ですが、適当に撮った犬の写真だと鼻や右前足の白飛びへの階調が唐突です。

この写真では大丈夫ですが、雲の多い青空などの階調も厳しいときがあります。

本気で撮るならば日陰か順光になるように誘導するか、日中シンクロをちゃんとしないといけないですね。


日進月歩のデジ一眼D200くらいからはかなり白飛びも自然になったみたいですね。

D2xは条件が悪くなければ基本的に高画質なカメラだと思うので

欠点はカバーして良い写真を撮りたいと工夫して来ました。


そこでD2x、D70等で高輝度の被写体をなんとかするコツをご紹介。(我流ですので参考までに)

・メインの被写体以外も考慮しメインが若干アンダー目でも全体の白飛びをおさえた露出で撮影。

・ややアンダーに撮影してRAW加工で追い込む。

・場合によってはDライティング機能に頼る前提で撮影。

・上下1EV以上で露出をばらして撮影 

・ホワイトバランスは極力光源に合わせ 演出的な色味はあとで加工 青よりで撮ると肌色の白飛びにかけての

 階調が比較的保たれる。

・窓など明るすぎるものは階調が残らないよう思いっきりオーバーに飛ばす。


といったことでしょうか、ストロボやレフで明暗の幅をコントロールできればそれが一番です。

そんなこともあり、今ダイナミックレンジが通常の4倍でニコンのレンズマウントを採用する

フジフィルムの新機種S5Proの存在が非常に気になっています。

富士フイルム
FinePix S5 Pro FX-S5P



D2xとつきあって1年 ローパス清掃に新宿ショールームに行くこと3回

1回1,000円の技術料と新宿までの電車代 まぁ これは許せる範囲

でも 作業して貰うのに病院並に待たされちゃうんですよね・・・

大事な撮影の前に点検しても もう手遅れ

撮影後 レタッチを行わなければなりません。

そこで 禁断のクリーニングキッドが登場

ニコン
クリーニングキットプロ

この存在はしっていたものの

傷つけたら20万円かかる部品を拭くなんて・・・

でも ミクシィのコミュで聞いたところ 

みなさんかなり自分でやられていて そんなに神経質な作業ではないとのこと

一念発起 挑戦することに・・・・

hako

クリーニングキットは工具箱の中に入っています

ブロアーとクリーニングペーパー アルコールを入れる容器などが入っています。

この商品の最大の特徴は 清掃方法のレクチャーをするCDROMが入っていることです。

この内容をみると 割り箸のようなスティックとクリーニングペーパーだけで プロは見事にレンズや

ローパスを磨き上げてしまうんだなぁと感動しますw

fude


実際の作業は ディスクのムービーを参考に行うんですが、

最初の関門が このスティックにペーパーを巻く作業

手の汚れが先端に付かないように気をつけて形良く巻きます。


sagyou

そのあとは アルコールの使用量やスティックの扱いをフィルターを使って特訓します

拭きむらが出来なくなるまでに 10回以上、いやもっと・・・


そして 愛機にメスをw


1回目は埃が残ってしまい 2回目で満足の出来る状態に!!


これからは埃に神経質にならずにレンズ交換が出来そうです。


慣れたときが一番危ないので慎重にしますけどねw


ローパスの汚れに悩んでいる皆さん これはおすすめですよ!


去年10月に買った ニコン D2x。 もう1年たったんだなぁ。


今日はこの一年を振り返り感想を書いてみます。

購入後手を加えたのは、付属のスクリーンを方眼のものに交換。

建物を撮る都合 方眼じゃないと自分は水平の自信がありませんw


そこでF-80と比較して気づいたのは、暗いとこの方眼スクリーンが見えないということ。

F-80は、スクリーン交換が出来ない代わりに、方眼のオンオフが出来て(D200などと同じ)

半押し時に方眼も赤く光ったので 懐中電灯で被写体を照らしあたりを着け

長時間露光する時なんかも水平が見やすかったです。


あと 接眼部のアイピースを奥行きのあるものに替えました。

これだと外光が入ってこないのでとってもみやすい。


メモリーは4Gを2枚 1枚でRAW圧縮モード+JPG最小で300枚程度撮れるので自分には十分。


バッテリーは予備を買ったものの 1日1本で足りるので交互に使用している感じ。

バッテリーの劣化度は1。


それとローパス清掃のために電源アダプターを購入。

そう、D2xは電源供給しないと保護回路が働き ミラーアップが出来なかったのです。

これはやっかいで 屋外で大きなホコリに気づいても打つ手がないということ。

泊まりの撮影には毎回電源アダプター持っていきました。


旅先では、この一年で1回だけ北海道の取材で役に立ちましたけどねw


ニコン
Nikon デジタル一眼レフカメラ ボディ単体 D2Xs

なぜ過去形かというと

マイナーチェンジ版として発売されたD2xsではバッテリーでミラーアップできるようになり、

D2xでも新しいファームウェアーでその機能が追加されました。

プロなどからすさまじいクレームがニコンにいったんだろうな。


便利になった反面 不要になってしまった1.6万円の電源アダプターw


逆にとても相性のいいアクセサリーは


ニコン
Nikon スピードライト SB-800

このストロボSB-800!!

デジタルカメラだとマニュアルで撮影結果を見ながらいろいろ作り混んでいけるという点で

ストロボとは元々相性がいいのだと思うんですが、

結婚式など様々な光源が混ざり 光量もかなり変化する中で

機械任せで絶妙な光量コントロールをしてくれる最新のストロボって凄いですよ!!


デジタルはラチチュードが狭いから それを補う意味でも積極的に使って行きたい機材ですね。


画質や操作感などについて 続きはまた今度。




夏も過ぎた9月 前から気になっていた防湿庫を買っちゃいました!!


東洋リビング
東洋リビング 防湿庫 オートドライ ED-40SS コンパクトタイプ 温湿度計つき

ずっと前から欲しいとは思ってたんですが、設置場所が無くて諦めていました!!

でも レンズ資産が徐々に増え不安はますばかり。


そこで見つけた最後のデットスペース それは学習デスクの足を入れる隙間

足下部分にスペーサー代わりにビデオテープを入れてみましたw


買ったのは 東洋リビングという会社のED-51SSという機種なんですが、

D2xと単焦点3本 100mmマクロ 広角ズーム 標準レンズ 高倍率ズーム 望遠ズームが入ってます。

頑張ればサブカメラも入るはず!!


到着時は湿度計が80%を差し しばらくは全然下がっていきません。

棚のクッション素材や乾燥用のデバイスの湿気が乾いた2日目から40%を維持するようになり、

機材を入れると半日位して同じようにゆっくりと針が下がっていきました。


想像以上に機材やストラップは湿気を貯めていたんですねぇ


湿気からもホコリからも守ってくれる防湿庫 精神安定上も買って良かったと思います。

あと、気のせいかもしれませんが デジ1眼のローパスのホコリが乾燥後かなりブロアーで飛びやすくなっている気がします。


ここで、少し不満点をいうと 扉のガラスが特にUV加工をしてなさそうなので、その点と

電源ケーブルが直に生えていてしかも細くて頼りないことくらいでしょうか。


液晶が焼けると厭なのでカメラにはトレシーを巻き付けて収納しています。




「Nikon View」というソフトがあるのは皆さんご存じでした?


ちょっと前までは、PSやフリーソフト、OSの機能やNikon Captureなどでセレクト作業や

閲覧をおこなっていましたが、最近はもっぱらNikon Viewを使っています。


このソフトはニコンのサイトからダウンロードできます。

PRをあまりしていないので 見つけることが難しいですw


http://www.nikon-image.com/jpn/support/downloads/digitalcamera/software/index.htm

n1


このソフトは 本当はニコンのカメラを買った人しか使えないのですが、

適当に6桁の数字を入れるとダウンロードできるというのはここだけの秘密ですw


n2


インストールすると こんな感じの画面になります。

このソフトの特徴は なんといっても動作がキビキビ速いことです。


サムネイルの大きさも自由に変えられ、かなり大きくすることが出来るので粗セレクトにもってこい!!


また サムネイルをダブルクリックすると・・・・


n3


ビューアーが立ち上がり 全画面から等倍までこれもキビキビと画像を表示する事が出来ます。

しかも カーソルで左右を押せば次の画像や前の画像に あたかもカメラで撮影した画像を

プレビューする感覚でPC画面に表示されます。


しかも D2xで撮影したような重いRAWでも次々と送っていくことが出来ます。

スライドショー機能も付いてますよw


このソフトおすすめです!!


今までの苦労は・・・


※RAW表示ははニコン製カメラのデータにしか対応しないのでご注意ください。