さて、本当は今回も前回に続いて宗教ネタというかポワ・ネタでエントリーしたかったのですが、タイミング的な問題もあるので、こちらのネタを先にアップさせていただきます。

ということで、渦巻く謀略と暗黒の波動に覆われた世界の闇に光明を灯し、隠された真実を報道する世界で唯一のメディアと呼ばれることもある伝説のオカルト雑誌 『 月刊ムー 』 が、その伝統によって培われた人脈を駆使してオカルト界の賢者重鎮を招いてその叡智をシェアしていただくことによって、イルミナティの世界陰謀に対抗せんとして開設されたとも伝えられる秘密喫茶 居皆亭いるみなていにおけるトーク・セッション・シリーズもいよいよ第十一弾へと突入しました。

この記念すべき第二シーズンのトップを飾るゲストは、《 らせんそう流整法 》 の 《 ショーセンドー 》 院長の米澤浩さん、だという事であります。

 この方は過去の居皆亭においてもたびたびスポット・ライト・ゲストとして登場されていた方ではありますが、今回はついにメインのゲストとしての登場であります。



  1. 秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.11 出演:米澤浩 三上丈晴 1/6
    まずは、米澤さんの身分というか立場について、 《 整体師 ( 制体師 ) 》 、 《 治療家 》 、 《 ヒーラー 》 などなどその立ち位置の微妙な表現について説明されてから、彼が伝承するという 《 中国五千年 訃幻流龍法 》 について ( ……、ってめちやくちゃ怪しいですけど 叫び ) の説明が開陳されるのですが、これは世界を構成する様々なエネルギーの流れを 《 龍 》 という言葉に象徴させて、それを様々にコントロールする秘 《 法 》 、という事のようであります。
    が、三上編集長に腰を折られて聞けなかった、“ 一子相伝はできなかったんですよ、と言うのはあのう、ちょっと清の時代に…… ” という話の続きが聞きたかたったです。


  2. 秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.11 出演:米澤浩 三上丈晴2/6
     以前、第七十三世の竹内宿禰さんが居皆亭にゲストとして出演された回に米澤さんがスポット・ライト・ゲストとして出演された事があり、その際にお二人はある意味でとってもダークな武道談義で意気投合していたようなのですが、その原点がここで明かされています。

     “ 勝てば裁判、負ければ痛い ” という第七十三世の竹内宿禰さんの名言からちょっとダークな武道トークで盛り上がっていた米澤さんは、現在では酔拳も嗜まれてはいるものの、玄制流空手の出身、という事のようであります。

     ……、えっはてなマーク

     三上編集長は 《 玄制流 》 というワードに今一つピンと来ておられなかったようではありますが、玄制流空手と言えば、昭和の日本に産み落とされた 《 幻の暗殺護身拳 》 と一部では呼ばれることもあるあの 《 躰道 》 の生みの親とも言うべき祝嶺正献さんが表の顔として宗家を務めていた流派ではないですか。

     ちなみに、 《 玄制流 》 から生まれ、昭和の日本に 《 幻の暗殺護身拳 》 としてひそかに伝承されてきた 《 躰道 》 について、武道オタクでその名前を耳にしたことがない、などという者はいないとは思うものの、ここで、「 躰道ってなんやねん? 」 なぞと言うてはるそこのあなたのために、幻の名著とも呼ばれるこの一冊をご推薦させていただきましょう。

    躰道概論
    祝嶺正献 著 『 躰道概論 』


    この書は、昭和の日本に産み落とされた 《 幻の暗殺護身拳 》 と一部では呼ばれることさえもある、という都市伝説が噂として流れていた、とさえ漏れ聞こえてくることのある伝説の武道 《 躰道 》の生みの親たる祝嶺正献さんが、 《 幻の暗殺護身拳 》 とも呼ばれる躰道の幻の暗殺護身拳たる由縁とその原理を科学的に解明したものとして、一部の好事家の間では幻の名著として知られているものでもあります。

    そして、この書の価値をさらに高からしめているものが、上の画像からも分かる通り、当時の自民党幹事長であった故・安倍晋太郎氏がこの書を ” 激賞 ” して推薦文まで寄稿されている、という点でありましょう。
     安倍晋太郎と言えば、現在の日本国総理大臣にしてアホノミクス政策の発案者であると同時にその強力な推進者でもある安倍晋三氏のお父上であって、ネット上では日本の没落を画策する中韓の闇勢力による安倍首相暗殺の危険性が指摘されてきたにも関わらず、現在まで安倍晋三氏が日本国総理大臣として驚異的とも思えるほどの在任長寿記録を更新し続けているというのも、この 《 幻の暗殺護身拳 》 たる 《 躰道 》 の使い手たちの影ながらの働きによっているのかもしれませんね 叫び

     それはそれとして、むしろここでより興味深い点は、後半のトークで出てくる話題ではありますが、この米澤浩さんはご自身で 《 潰瘍性大腸炎 》 を患った経験がおありだという事で、その点においてアホノミクスの守護神とも呼ばれている安倍晋三日本国総理大臣と数奇な縁で結ばれているわけで、実はそれのみならず、米澤さんと安倍晋三日本国総理大臣とはこの躰道もしくはその生みの親である祝嶺正献という謎の人物を通じても、意外な共通点によって結ばれている、という事であります。

    ところで、 半年で道場内の昇段試験において米澤さんから一本取らなければ試験に受からなくなってしまった、というほどに頭角を現してきた彼に対して師範は段を“ でも、おまえは取るな ” と言った、ということで、これが以前に第七十三世さんと盛り上がったポイントでもあったわけですが、米沢さんに関しては 「 こんな血の気の多い奴にうちの段なんかやって、何か障害事件なんか起こされたらまずい…… 」 と考えて段は取るな、と言ったと考えた方が自然なような気がします ( 米澤さんは、なにやらもっと前向きに受け止められておられるようではありますが ) 。

    第七十三世と盛り上がっていた時には、嘘っぽく聞こえたものの、そういう意味においては、あの話はリアルで実話だったのだな、ということは得心できました。

    そして、またまた、出てきました。
    mi-co姫改めマダム mi-co ( さすがに既婚者のくせに “ 姫 ” という呼称は、公式とは言えキツイので今回からはこちらに改めます ) も幼少時に実践していたという伝説の忍者能力養成法、 《 草を植えて毎日伸びる草の丈を飛び越える訓練をして超人的ジャンプ力を身につける 》 法……、米沢さんも実践を目指してその秘伝の草を探したものの結局は見つからず、その秘法も実践せずじまい終にわってしまったという事であります。
    が、一応はチャレンジしようとした、という事はやはりムー民的資質があったという事でもありましょう。


  3. 秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.11 出演:米澤浩 三上丈晴 3/6


    7'40" を過ぎたあたりから、 “ 北斗神拳のもとになった拳法がある ” との話題となり、米澤さん曰く、( 宗道臣の日本伝 ) 少林寺 ( 拳法 ) の関係者が 《 圧法 》 というものを教えていて、それが北斗神拳のもとになった即ちモデルだ、とのことなのですが、まぁ、これは、原作者が取材させていただいた事実がある、というお話として聞いておきましょう。

    また、上でも少し先走りして触れてしまった潰瘍性大腸炎の話ですが ( 12'26" のあたりから ) 、その治療体験談として開陳されたのが 《 コーヒー浣腸 》 というのは、ちょっと……。ついこの間、なんか摘発されていたような記憶が……。

    それにしても、第一次安倍政権時の退任について “ へーっ、ストレスじゃなかったんだ ” って、ちょっと、政清のオバハン、あんたニュース見なさすぎでしょうが。


  4. 秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.11 出演:米澤浩 三上丈晴 4/6
    10 分を過ぎたあたりで話は一瞬の佳境へと進み、仙道トークが出てくるのです、が、 『 月刊ムー 』 の現役の編集長たるもの、かの 《 高藤聡一郎 》 仙人の名前を一瞬とはいえ言い間違えるとは言語道断、切腹ものの失態と言うべきでしょう。

     が、まぁ、学生時代に飛鳥昭雄さんにファン・レターを出したというアスカリアンからすれば、高藤さんの仙道ネタは、ちょっと興味の対象からははずれていたものと、多めに見てあげましょう。

     そして、オカルトな佳境は一瞬に過ぎて、話は米澤さんがスタントマンをしていた時代に体験した 《 座頭市殺人事件 》 という芸能ネタ的な佳境へと移っていきます。

    これは、映画俳優の勝新太郎が監督を務めて撮影され、 1989 年に公開された映画 『 座頭市 』 の撮影中の 1988 年 12 月に起こった事件で、同映画に出演していた勝新太郎の息子・奥村雄大 ( 後に鴈龍太郎に改名 ) が、広島県福山市みろくの里撮影所で行われた撮影の際に、真剣で人に傷を負わせ結果的に死亡させ、広島県警から業務上過失致死罪の容疑で事情聴取を受けたというものです。

     現場を実際に体験していた米澤さんは “ 殺人事件 ” って断言しちゃってますけど ( まぁ、実際は霊障による不幸な事故、ということらしいです ) ね。


  5. 秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.11 出演:米澤浩 三上丈晴 5/6


  6. 秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.11 出演:米澤浩 三上丈晴 6/6
     “ 中国五千年 ” などと由来や来歴はいかがわしいですが、その施術の効果は確かなように見受けられるところではあります。必要な方には貴重な存在だし、私もいざという時にはぜひお世話になりたいものであります。

    それにしても、三上編集長って、ほんっとーに、 『 北斗の拳 』 が好きなんですね。