さて、オカルト界の巨匠をお招きして、イルミナティーの国際陰謀に対抗する叡智をシェアしてもらおうという極秘プロジェクト、 《 秘密喫茶 居皆亭 》 シリーズもいよいよ第十弾となり、そんな今回のゲストは、エスパー小林さんであります。
居皆亭 》 も大変に充実しておりました。
月刊講座の方の参加は難しいかもですが、ご著書の方はぜひ拝読……、ではなく、購入させていただきたいと思います。
秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.10
出演:エスパー小林 三上丈晴 1/6
2016/02/21 に公開
秘密喫茶「居皆亭(いるみなてい)」Vol.10 2016年2月19日 #1
……、にしても、この政清ネェさん改め政清のオバハン、いったいいつになったらキチンと “ いるみなて い ” って発音できるようになるんだか。
いつぞやも三上編集長に “ イネミナテ ィ じゃなくて、いるみなて い ” だっつって、たしなめられてたのにね……。
まぁ、それはそれとして、 “ どっかの和服着たデブとは一緒にされたくない ” としょっぱなから飛ばすエスパー先生がまず強調するのは、姓名判断の重要性と画数判断の正しい基準。
これは、私的にはちょっと判断保留な感じですが、傾聴すべきご意見ではあるかと思います。 そこから話はエスパー的な霊や守護霊の正体へと進みます。
秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.10
出演:エスパー小林 三上丈晴 2/6
続いてはリアル心霊スボットを二つほどご紹介してから、二・二六絡みな話へと移っていきます。 3'15" を過ぎたあたりで出てくる二・二六絡みの宮崎台というのは、あれですね、以前 《 ムー度満点!トーク vol2 》 に出演された西浦和也さんが紹介されていたお話ですかね? ( こちらでご紹介させていただいております ~ 21"から25"あたり )
6 分を過ぎたあたりからは、エスパー先生が体験した怖い話として 《 人柱 》 の話が披露され、 “ 人柱はほんとに怖い ” と強調されるエスパー先生。 HONKOWA 系のオネェさま方と対談してほしいっす。
そして、10分を過ぎたあたりから、日本の祟り神 ( 怨霊神 ) の代表として平将門公についてのお話が続くわけですが、平将門と呼び捨てにする政清のオバハンに対して “ 呼び捨てはよくない ” として “ 平将門公 ” と強調する三上編集長……、どこまでいってもあんたはムー民や、エライ。
それに引き換え、エスパー先生はともかく、政清のオバハンは、ほんとにオカルトのなんたるかがまったくわかってないですね。若き日の三上編集長が将門公の怒りをかった話に対するこのシラけた態度というか反応、オカルト好きなもんの態度とはとても思えません。
秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.10
出演:エスパー小林 三上丈晴 3/6
日本最強の祟り神の話から一転して 《 あの世 》 の話へと進み、そこからさらには地獄の話へ……。。
それにしても、この政清のオバハン、オカルトをただ自分のご都合のために利用しようとすることしか考えてないようであります。
もちろん、オカルトの知識を都合よく利用したいと考えるのは人の性であり世の常であって、それ自体を否定しようとはまったく思わないのですが、それでも、そこには最低限のものとして、オカルトに対するリスペクタブルな気持ちがあるべきなんじゃないですかね。
このオバハンにはオカルトに対するリスペクトや愛というものが根本的に欠落しているんですね。
まぁ、それはそれとして、 4'20" あたりからのおいらん淵の話題……。
そして、そこから話は一転して、そんな様々な霊たちにたいするエスパー流の対処法が明かされます。これは、観想に依拠するか実際の物としての実物に依拠するかという違いはあるし、思想の根本における趣旨も異なってはいるものの、その対症効果的な部分については、チベット密教におけるチューの考え方にも通底する部分が感じられ、非常に興味深い知見とも言えると思います。
秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.10
出演:エスパー小林 三上丈晴 4/6
このコーナーでは、怖い系の話からさらに一転して予知と黒子による開運法の話がすすみ、その流れで、今年も二人ほど女子アナ志望の子を ( テレビ局に ) 合格させた実例などが披露されています。
そして、さらにエスパー先生が考える、霊能者に要求される三つの能力についての見解が次のように示されます。視 える=霊・透視能力癒 せる=ヒーリング能力祓 える=除霊能力
それでは、そのような能力はどうやったら身につける事が出来るのか、ということで、 10'25" あたりから、夢源樹さんで催行している 《 特異気功 》 教室講座 ( こちら をご参照ください ) のお話へと流れていくのですが、夢源樹さんの HP の記述によるとエスパー先生が教えるこの特異気功とは“ 超能力とも言われる霊感的透視功能 ” のことであり、 “ 「気功」が世間一般的に、当たり前のように受け入れられている中国においても、「特異気功」を少しかじっていますと口にだした瞬間、周囲の態度が一変してしまうほど、気功の中でも別格 ” な気功法でありそれは “ 別名:「霊能力気功」といわれている ” とのことなのですが、まず教科書的なレベルでコメントしておくと、基本的に気功の業界では 《 特異功能 》 という言葉が語られることは昔からよくありましたし、おそらくは 『 月刊ムー 』 の記事などでもそのような言葉が使われたことはあるのではないかとも思うのですが、 《 特異気功 》 などという言葉は正直いってエスパー小林さんの講座として初めて目にしました。
そして、そのようなものが、あたかも数多の中華伝統気功の一種のようなものとして伝承され、知られているかのような宣伝の仕方には正直いって若干の違和感を禁じ得ないところでもあります。
また、エスパー先生のお話を伺っていると、たいへんに興味深く、なかなかの使い手のような印象を受けなくもないのですが、それでは、エスパー先生がそのような能力を開発する方法として伝授・指導される 《 特異気功 》 なるものが一体如何なるものなのか、と考えてみた時に、上の動画で実演してみせてくれた両手の掌をこすり合わせて両手の間に気を感じる、とか、夢源樹さんの HP で公開されている講座風景の写真に見られる站樁功 を実践されているらしい様子などに鑑みると、何やら 『 月刊ムー 』 伝統の 《 高藤仙道 》 における 《 超能力気功法 》 か何かのように見受けられなくもなく、夢源樹さんの設定されている講座費用を払ってまで参加するのは、ちょっとためらわざるを得ない、というのが正直なところでもあります。
……、ってゆーか、このエスパー先生の淡々とした態度や、その一方でのある意味ちょっと誇大とも取れかねない表現、その気功的なセンス、そしてなによりも 《 小林 》 という名前などに鑑みてみると、この方はもしかして 《 高藤仙道 》 の継承者なのではないか、とまで邪推してしまいます。
まぁ、両手の掌をこすり合わせてその両手の掌の間に気を感じる、などいう手法は、高藤仙人が広く世に広められて久しいので、高藤仙人とはなんの縁もゆかりもない方でも、高藤仙人のことをまったく知らずに取り入れていたりもしていそうな現在ではあり、それだけをもってエスパー先生と高藤仙道とを結びつけるというのは、まさに邪推の誹りをまぬかれないとは思うものの、……、でも、ねぇ~。
秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.10
出演:エスパー小林 三上丈晴 5/6
まぁ、それはそれとして、話は一転して、エスパー先生が評価する異能力者としてジョゼフ・マクモニーグル ( Joseph McMoneagle ) に軽く触れてから、エスパー先生のご著書についてのお話と、エスパー先生を見出し、除霊能力開発の指導をされた美輪明宏さんの、 “ ジャムパン食べながら桃のネクターを飲んで ” いた、という初対面の際の衝撃的なエピソードがここでは披露されています。
ちなみに、ここでは触れられていないものの、別な公開動画においては、美輪明宏さんと並んで、女優出身の霊能力者である北條希功子さんについても、きわめて高い評価をされていました。
いやいや、あの方がそんなにすごい方だったとは、不覚にも私は理解していませんでしたが、まったく不明の至りであります。
そして、話はエスパー先生お勧めのパワー・スポットの初公開へと進むのですが、そのエスパー先生お勧めのパワー・スポットとは、東急目黒線の奥沢駅下車徒歩 1 ~ 2 分の奥沢神社。特に神社に入って右手側の社殿に、 “ いる ” との事であります。
( お賽銭を上げてから ) 、その場所を写メなどで撮影したり、あるいはウェット・ティッシュなどでそのあたりの場所を拭くと良いそうです ( ウェット・ティッシュでその場を拭くと、その場所の良いエネルギーを吸着させる事ができるそうです ) 。あるいは、その場所で落ち葉などを拾ってきてお守りにしてもいいらしいです。
秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)Vol.10
出演:エスパー小林 三上丈晴 6/6
最後に、新たに始まる 《 月刊エスパー小林 》 の告知のあと、エスパー・小林先生の歴史に残る名言、 “ 金、ツテ、コネは無くても、そうだ霊感がある ” という言葉が紹介されて、第十回を迎えた今回の 《 秘密喫茶居皆亭 》 も目出度く幕となります。
月刊講座の方の参加は難しいかもですが、ご著書の方はぜひ拝読……、ではなく、購入させていただきたいと思います。