生粋のムー民っ子なら、良くも悪くも知らない方はいないであろう、 『 ぼく地球タマ 』 として知られる伝説のあの漫画、日渡早紀先生の 『 ぼくの地球を守って 』 の最新シリーズ 『 ぼくは地球と歌う 』 の第一巻が発売になるそうであります。


ぼくタマ
「 広告特集コミック・ブレーク vol.192 」
( 『 朝日新聞 』 2016年2月17日朝刊 所収 )


 ……、はい はてなマーク


 第三弾 はてなマークはてなマーク


 ってゆーか、第二弾があったのもぜんぜん知りませんでしたが、報道によると、第二弾の続編として第三弾が現在 『 別冊 花とゆめ 』 に大好評連載中なのだそうであります。


 第一弾の 『 ぼく地球タマ 』 では可憐な女子高生だった亜梨子アリスが、なんと三十代後半に突入したアラフォーとして描かれている、というなんとも無常を瞑想して出離の訓練をするにはもってこいな設定だということで、私もさっそく購入せねばと決意を固めたところであります ( ってゆーか、買ってきましたけど 叫び ) 。


 今回は特別に、通常のコミックとしての通常版のほかに、 《 「 ぼく地球たま 」 プレミアムファンブック 》 が付録としてついてくる特装版も販売されるということで特装版の方を購入させていただきました。


 プレミアムファンブックには諸先生がたが寄稿されたイラストやコミックがアンソロジーとして掲載されているのですが、その中でも私のお気に入りは伊沢玲先生によるイラスト。


 クソガキをやさしく抱きしめる亜梨子アリスの姿に、しばし至福のひと時を過ごさせていただきました。

 実は、私は、この 『 ぼく地球タマ 』 をリアル・タイムでは知らなかったのですが、この 『 ぼく地球タマ 』 に端を発する社会問題の舞台の一つとして利用された 『 ムー 』 は見ていたので、なんか変な気配を感じて訝しくは思った思い出があります。


 まぁ、その後にそれらの事情を知るとともに、 『 ぼく地球タマ 』 も単行本で体験させていただくこととなったわけなのですが、その物語が今も現在進行形で続いていたとは、なんとも感慨深いものであります。

 ということで、 『 ぼく地球タマ 』 世代の皆様も、そうではない皆さまも、さっそく書店へ走ってくださいませ。