さて、前回は占い師たちの対談シリーズの第一弾として、以前にこのブログでもご紹介したことのある大石真行さんをご紹介させていただいたわけですが、その大石さんを 『 HONKOWA 』 の 「 オカルト万華鏡 」 に紹介された占い師さんを今回はご紹介させていただきましょう。


 その方はオカ万の第 16 話 ( 初出『 HONKOWA 』 2013年11月号、『 オカルト万華鏡 』 第3巻所収 ) にご登場された方で、天道春樹さんとおっしゃられる方になります。


 観相を専門にされている方であるらしく、なかなか趣のある風貌の方であります。



第029回『隈本健一の占い夜話』
対談天道春樹先生大石眞行先生①



第030回『隈本健一の占い夜話』
対談天道春樹先生大石眞行先生②


第031回『隈本健一の占い夜話』
対談天道春樹先生大石眞行先生③

 対談の本道とは必ずしも関係ないものの、大石さんが話の接ぎ穂として持参したというじんよしこさんという方の著作に言及したあたり ( 第031回の 16'35" あたり以降 ) が、ちょっと身に染みてくる今日この頃…。


 じんよしこさん曰く、 " 算命の終わるところから呪詛が始まる " という事なのですが、この運命学なり術数なりといったものにおける 《 開運 》 という問題を考えてみるに、とょっとしんみりとしてしまうところでもあります。


 天道さんはポジティヴに観相による開運を断言されてはいたものの、一方で、大石さんはかなりはっきりと推命は開運に弱い、という趣旨の発言をされておられたのもなかなかに味わい深く思われるところでしょうか。


 まぁ、一応は方位を使っての開運……、という手もあるにはあるのでしょうが、どんな秘法を使っても、どんなに強力な天部尊のご真言を唱えたとしても、やはり、胆は命にあるということなんですかね?