さて、唐突ではありますが先日、都内某所で裏の世界では知る人ぞ知るともいわれる著名な歴史考古学者を招いて開講された、ある歴史考古学の講義に極秘での潜入取材を敢行してきました。
下の風景はその際の様子を隠し撮りしたものであります。
講師を務められたこの方は、一部では 《 妖怪ハンター 》 などと呼ばれることもある稗田礼二郎教授で、同教授はこの極秘講義において、今から約 30 年ほど前に架空の世界で起きたある事件について言及されていました。
上の講義において稗田教授が " 九州のある一団 " として言及されていたのは、日本の古代民族の末裔を自称する 《 菊池一族 》 という集団で、当時の菊池一族の統領であった菊池彦を首謀者として、九州の菊池一族とは別系統に属する関東の古代民族の末裔である大和一族と菊池一族との抗争が、裏比叡を巻き込む形で繰り広げられる、という事件がかつて裏の世界で勃発していたわけであります。
この事件は、裏の裏世界では広く人口に膾炙しているものなのですが、その実態は今でも闇の中に包まれていて、かろうじて諸星大二郎さんという偉才ともいわれる漫画家の作品という形である学会誌 ( 週刊 『 少年ジャンプ 』 ) 上において報告されたことがある程度で、その詳細は表の世界には一切公表されることはありませんでした。
そんな一大歴史スペクタクルな大事件をアニメという表現媒体において記録した資料が極秘裏に作成されていたらしく、その極秘資料が今回、ディープ・スロートによって You Tube 上にリークされていることが私の独自の調査によって判明したところであり、それがこちらになります。
暗黒神話(1/2) 餓鬼の章.mpg
暗黒神話(2/2) 天の章.mpg
この事件は、日本の古代史をはじめとして、宇宙論や生命の秘密、天台密教の秘法など様々な分野の最極秘奥の知識を背景とした読解を要求するもので、ここでその概要を述べる事は控えざるを得ないのですが、とりあえずは上の動画をご覧くだされば、わかる方にはわかるのではないか、と思います。
喜ぶべきことに、この資料 ( アニメ ) はかなり原作に忠実に作成されていて、You Tube のコメントには原作を読んでない方には厳しいのではないかというものもありましたが、むしろそれは諸星大二郎という偉大な才能に対するリスペクトなのではないかと思います。
確かに、派手な展開のアニメに慣れてしまっている現代の若者には少しぶっきらぼうな印象を与えるかもしれない危惧はあるものの、それは原作に対するリスペクトの故という事でアニメ制作者の方をたたえるべきところでありましょう。
また、このような貴重な資料を身の危険を顧みずに You Tube へリークされた内部告発者の方にも、その勇気に対する讃辞を送りたいと思います。
文献資料は今でも新装版で入手することが可能であるはずですので、ぜひ一度、原作の方もご購入の上でご覧ください ( ちなみに、この事件のクライマックスにはあの井の頭公園が重要な舞台として登場しています… ) 。