“ 蛇のような眼をしたアイツ ” として知られる伊集院光さんが、国民の財産を強制的に収奪する特権を国家から附与されている天下のNHKの美人女子アナを心の中で陵辱しつくし変態性欲の○奴隷としながら、そのどす黒い本性を得意の “ ピクニック・フェイス ” で押し隠しつつ様々な名著の解説に耳を傾けるフリをすることによって、低学歴者を蔑みの対象とし非正規雇用という名目によって労働基準法をはじめとした諸制度外に君臨する下位制度のもと奴隷の如くに使い捨てにしていく格差社会に対する復讐を果たすという、近年まれに見るスリリングな構成のもと製作されている、とってもハードボイルドな番組が、昔のNHK教育すなわちEテレにて放送されている『 100 分de名著 』 であります。


 『 源氏物語 』 というヤリチン物語でその公開マインド・レイプという復讐劇の幕が切って落とされ、カフカの 『 変身 』 という登校拒否物語などを経て、 2012 年 12 月のアセンションを経験して滅亡した私たちが今回、アセンションという人類滅亡後初の名著として学ぶことになるのは[]の 『 般若心経 』 。


 全四回の内すでに二回は放送されてしまっているようなのですが、 “ カブト虫の匂いがする ” と[ディス]られ、低偏差値高校への登校を拒否ったあげくに中退した中卒のデブとして “ 隠々滅々とした ” 青春時代を送りながらも、最終的にはアイドル歌手を手篭めにして今はその彼女を自宅に永久監禁してあんなことやこんなことをさせて奉仕させていると伝えられる伝説の男、 “ 蛇のような眼をしたアイツ ” が今回は、 『 般若心経 』 の講釈を聞くフリをしながら、その隣に座って “ カブト虫の匂いがする中卒のデブ ” を心の中では見下し軽侮する権力の飼い犬女子アナに対して、心の中でいったいどんな陵虐プレイのかぎりをつくした妄想を爆裂させているものなのでありましょうか。


 第一回の佐々木さん ( 解説役の仏教学者 ) の五蘊についての解説はあまりに対機説法に走りすぎたきらいがあるような気がしなくもないのですが、そんな素人向けの対機説法さえもが、心に心地よく感じる、そんなスリリングな番組なのでありました。


 残されたプレイ時間は 2013 年 1 月 23 日と 30 日の二回、各水曜日の午後 11 時から 11 時 25 分までとわずかではあるものの、クソ生意気なNHKの女子アナが “ カブト虫の匂いがする ” と[ディス]られ、低偏差値高校への登校を拒否ったあげくに中退した中卒のデブとして “ 隠々滅々とした ” 青春時代を送った “ 蛇のような眼をした ” 男、伊集院光の心と妄想の中でどこまで陵虐のかぎりをつくされるのか、……、刮目して見ようではありませんか !!