さて、つい先日のエントリーでは 2011 年 5 月 24 日に発売されたばかりのリニューアル版 『 HONHOWA 』 第 3 号について宣伝させていただいてしまいましたが、今回も宣伝です。
実は、つい先日発売されたばかりのリニューアル版 『 HONHOWA 』 第 3 号に掲載されていた告知広告によると、オカルトの帝王 ( 『 HONKOWA 』 編集部評 ) ・永久保貴一さんの筆になる “ もう一つの玲子さんシリーズ ” とも言える一連の 『 闇の考証 』 シリーズの単行本化がいよいよ決定したようであります。
これは、斯界の住人にとってはまさに首を長くして待ち続けていたといっても過言ではない ( ・・・、ですよね ) とも言えることで、奇しくも発売日は数々のロマンチック・ストーリーの舞台ともなった ( ・・・、のはハルヒ・ワールドでのお話ではありますが、そんな ) 七夕の日・・・。
《 HONKOWA 夏のぞくぞくフェア 》 と称して全三弾にわたって刊行される 5 作品中の一作が 『 永久保異聞 闇の考証 』 となっていて、 2011 年 7 月7 日の木曜日にフェアの第2弾として実話系ホラー漫画界のアイドル伊藤三巳華さんの 『 怪眼 』 と同時発売という形での発売となるようであります。
永久保さんによる “ もう一つの玲子さんシリーズ ” とも言える一連の 『 闇の考証 』 シリーズは 『 ほんとにあった怖い話 』 時代の 2008 年 11 月号に第一弾が掲載され、その後は一年に一作というペースで書き継がれている実在の霊能者・寺尾玲子さんを中心として構成された考証隊による霊的歴史考証漫画で、これまでに奈良から平安時代にかけての皇位継承問題に絡む政争や、古代卑弥呼の時代における邪馬台国問題などを考証しています ( 関連記事は → こちら ) 。
過去に 『 ほん怖 』 編集長の出すサディスティック ( かどうかは定かではありませんが・・・たぶん S ) な “ 高いハードルの企画 ” に基づく数々の 《 闇・検 》 シリーズの検証で鍛えられその霊的検証能力の高さで知られている実話系ホラー漫画業界最強の実在の霊能者である玲子さんによる考証を、オカルトの帝王 ( にしてかつホラーの帝王 ) ・永久保貴一さんが纏めて作画したこの考証シリーズは、漫画としてはややマンネリ気味なマユリーナ山本さんによる玲子さんものの本編シリーズとは一味違った魅力オーラを放っていて、ネット・ユーザーの評判も概ね好評なようでありますし、私も大変に気にいっているものであったりもしています。
『 ほん怖 』 2010 年 9 月号における 「 謎と伝説の女王~卑弥呼を追え!! 」 における奈良の箸墓古墳関連の考証に関する裏話を纏めて、リニューアル版の 『 HONKOWA 』 創刊号において 「 永久保異聞裏話 闇の考証アフター 」 と称して発表されていたものが直近の最新作という事になるのかと思いますが ( これも計算に入れるとまさに年一の連載になりますね ) 、これらを一冊に纏めて手軽に読む事のできる単行本が発売されるというのはまことにもって嬉しいかぎりであります。
発売日までにはまだ日がありますが、今から発売が待ち遠しいかぎりでありますね。
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2010 年 3 月 4 日 ( 木 ) at ココ・ログ