今日は 6 月 30 日・・・、夏越 ( なご ) しの祓え。
日本の秘教 ( ) の伝統では一年の折り返し点であるこの 6 月 30 日と一年の終わりとなる大晦日の日には、それまでに積み重ねた罪業、罪・穢れを祓うために神社などで < 茅の輪くぐり > などという行事を行なっていたりもしているのですが、 『 大祓祝詞 』 を唱える事によっても同様にそれまでに積み重ねた罪・穢れを祓うことができると考えられています。
上の画像はかの月刊オカルト雑誌の老舗たる 『 Boo 』 ・・・、ではなくて 『 ムー 』 の秘密購読者 ( 普通の人なら本屋さんであんな雑誌を堂々とは買えませんから・・・ ) を対象にして ( アストラル界で ) 秘密裏に開催された伝授会で配布されたと伝えられている ( 真偽は当然の事ながら不明です
) 極秘資料です。
いえ、もちろんいくら私でも普通の折り本も持っていますけれど、こっちの方がお洒落かと思いましてね、あえてこちらをご紹介してみたわけなのですが。
現在一般に配布されている 『 大祓祝詞 』 では秘教 ( ) の伝統を断ち切るべく秘詞の一部が改竄されてしまっていると言われているのですが、上記資料では奇跡的に古形を残したものが伝えられています。
これに < 型代 > や < 人形 > などと呼ばれている呪具、即ちマジック・アイテムを用いる事によってより強力に様々な罪・穢れを祓う事が期待されるわけですね。
一書によれば、まずは 『 垢 ( あか ) 付きて、絹に交わる、罪穢れ、洗い離して、祟ること無し 』 と三回唱えてから、用意した型代で自分の身体を三回撫で擦り、それに三度息を吹きかけて自身の一切の罪・穢れを型代に移した上でそれをお焚き上げする事によって、一切の罪・穢れを浄化することができるとされています ( 通常は上記の後半部分は型代を神社に納めてお任せ、という場合が大半になるとは思いますが・・・ ) 。
まぁ、 『 大祓祝詞 』 を唱えたりはしないまでも、最寄の神社におまいりして < 茅の輪 > をくぐった上で自身の罪・穢れを移した型代を神職の方に渡してきた・・・、などという方は結構いたりするかもしれませんね。
いずれにしても、今年もすでに半分終わってしまったようです