静岡駅からバスに揺られて30分。
本命の県立美術館へ。
入り口から何だか幻想的です。
早速「ロダン館」へ。
高さ6m・幅3mの巨大な「地獄の門」。
ダンテの「神曲」から着想を得た作品。
地獄に堕ちゆく人々の躍動感には、思わず息を呑む迫力です。老若男女、あらゆる人の苦しみが表現されています。
おや?
上部に見慣れた人が…
そうなんです。
考える人は「地獄の門」の一部なんです。
しかも地獄に堕ちゆく人々をただ、上から見つめているだけ。
なーんにも考えていないんです。
それを切り取ったのがこちら。
筋肉隆々の肉体美。
思わず触れたくなる程の躍動感。
人間の肉体は、なんと美しいのでしょう。
そしてこう、問いかけられているような…
君たちはどう生きるか。
その結果地獄に堕ちたら、こんな風に見つめられるんだろうな。
大変素晴らしい作品の数々を、思いっきり堪能しました。
そしてもう一つの本命撮影へ。










