今日は、 ★「要するに(つまり)~だということなんだ」と要点(結末)を伝える時の表現 です。
【親しい人へのカジュアル表現】
●The gist is that I can't eat anything that tastes good.
(要するに、僕は、美味しいものは食べられないということなんだ。)
*「The gist is that 主語+述語」は、「要するに~だ」と言いたい時の一般的な口語表現です。
*「the gist」は、「要点、要旨」という意味の名詞です。必ず定冠詞の「the」が付くことに注意です。辞書で確認しておきましょう。
●The upshot of it that if it tastes good, it's off limits.
(要するに、僕は、美味しいものは食べられないということなんだ。)
*「The upshot of it that 主語+述語」でも、「要するに~だ」と表現できます。
*「the upshot」は、「最後の結果、結末、結論」という意味の名詞です。必ず定冠詞の「the」が付くことに注意です。辞書で確認しておきましょう。会話で、よく「What was the upshot of it all?」という質問を聞きますが、これは「結局、最後はどうなりましたか?」という意味です。
*「be off limits」は、「限界から外れている→食べられない」という意味です。
●I can sum it up by saying that I can't eat anything that I like.
(要するに、僕は、美味しいものは食べられないということなんだ。)
*「I can sum it up by saying that 主語+述語」でも、「要するに~だ」と表現できます。
*「sum up」は、「要約する」という意味です。
(注)「The gist is that 文章」、 「The upshot of it that 文章」、 「I can sum it up by saying that 文章」の三つのうちのどれか一つは、今日、30回音読して、確実にモノにして下さい。
【言い方のバリエイション】
■Just give me the gist of the report, not the details.
(その報告書の要点だけを言ってくれ、細かい点はいいから。)
*この表現は、ビジネスの世界でよく使われます。貴方がビジネスマンなら、「Just give me the gist.(要点だけを言って下さい。)」と「I'll just give you the gist.(要点だけを言います。)」をワンセットで覚えておくと、とっさの場合に使えると思います。
■To sum it all up, this has been a very good year for business.
(要するに、今年はビジネスの面ではとてもいい年だったということです。)
*文章の前に「To sum it all up, ~」を付ければ、簡単に、「要するに(つまるところ)、~」と言うことができます。これも覚えておく価値があります。ニュアンスは若干違いますが、「After all,」もしくは「In short,」と言ってもいいでしょう。
■I don't have time to go into much detail, so I'll just give you the gist.
(あまり詳しく話している時間がないので、要点だけ言います。)
■He gave me a broad outline of his strategy.
(彼のやり方について、彼は大まかに説明してくれた。)
*「his stratery」を、日本人はよく難しい言葉で「彼の戦略」などと訳しますが、会話では「彼のやり方」くらいの意味で使われます。
*「a broad outline」は、「大まかな要点、概要」という意味です。ある会社の話をしている時、相手が「outline」と言ったら、大抵「会社概要」という意味です。
Don't skip practice even when you're tired.
Do what needs doing.
Stick to it.