追悼 渡部昇一先生
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渡部昇一先生の追悼ページを
作成いたしました。
下記の方々による追悼のメッセージを
紹介しております。ぜひご覧ください。

 安倍晋三氏、石原慎太郎氏
 堺屋太一氏、櫻井よしこ氏、
 佐々淳行氏、下村博文氏
 鈴木秀子氏、童門冬二氏
 中西輝政氏、村上和雄氏
 横田南嶺氏、渡部玄一氏
 藤尾秀昭
http://www.chichi.co.jp/special/tuitou-watanabe/

 




▲▽あなたの人間力を高める▽▲
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致知出版社の《人間力メルマガ》 2017.6.16

 

※種子法廃止の問題、メディアでは全く取り上げられていませんが、日本人の生命に関わる重大な問題だと思います。↓の動画を是非ご覧下さい。長い動画ですので、全て見られない方は最初の一時間だけでもご覧下されば、問題の深刻さが分かるかと思います。



2017/05/20 に公開


◆種子法廃止は日本農業を滅ぼすのか?

パネリスト:
 入澤肇(公益財団法人すかいらーくフードサイエンス研究所理事長)
 河添恵子(ノンフィクション作家)
 篠原孝(衆議院議員)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 安田節子(「食政策センター ビジョン21」代表)
 山田正彦(元農林水産大臣・弁護士)
司会:水島総

※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
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◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/

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【葛城奈海の直球&曲球】神事に使われた日本の「大麻」 違法薬物のイメージ 外国産で良しとするのはいかがか

 19年ぶりとなる日本出身横綱の誕生に沸いた大相撲初場所。稀勢の里の横綱昇進に伴い、一門の若い力士たちが米ぬかまみれになりながら、綱の材料となる麻をもんでいた光景は、記憶に新しい。あの麻が「大麻」だと聞けば、驚く人も多いのではなかろうか。明治以降に入ってきた丈の低い外来種と区別するため、在来の麻を「大麻」と呼ぶようになった。つまり、古来日本人の伝統文化や神事、生活を支えてきた麻は、すべからく大麻であったのだ。

 繊維や種子の有用性に着目し、人にも環境にも優しい大麻の復権を求める動きが広がっている。一方で昨年は、鳥取県の栽培業者による違法所持のほか、水を差すような事件も相次いだ。暴力団の資金源となるような行為は許されない。猛省を促すものである。

 この点を踏まえた上、疑問を呈したい。今年に入り「伊勢麻振興協会」が「国産大麻で伝統的な神事を継承する」ことを目的に申請していた栽培を、三重県が不許可にしたのだ。外国産などで賄えることや、盗難防止対策不十分が理由だという。盗難対策なら指導により改善できるし、神事用の麻を外国産で良しとするのはいかがなものか。

 注連縄(しめなわ)、鈴緒(すずのお)、幣(ぬさ)など神道ではさまざまな場面で大麻を使っているが、その多くを近年、中国などからの輸入に頼っている。国内の栽培農家は、今や三十数軒。高齢化と後継者不足で存続が危ぶまれている。そんな中、同協会から麻の本場、栃木県鹿沼市の農家に派遣された若者は、厳しい研鑽(けんさん)を重ね、誇りを持って伊勢での栽培に備えていた。「伝統の継承など不要」と言うのも同然ではないか。

 このほど栃木県那須郡の大麻博物館から『大麻という農作物』という書籍が発行された。同書によれば大麻は「薬用型」「中間型」「繊維型」に分けられ、日本在来種は繊維型で向精神作用はほとんどなかった。「日本人の営みを支えてきた農作物」がなぜ「違法な薬物」というイメージになっていったか、全国各地でかつて、どれほど多用されていたかが説かれ、目を開かれる。多くの方に、ご一読いただきたい。

                   ◇

【プロフィル】葛城奈海

 かつらぎ・なみ やおよろずの森代表、防人と歩む会会長、キャスター、俳優。昭和45年東京都出身。東京大農学部卒。自然環境問題・安全保障問題に取り組む。予備役ブルーリボンの会広報部会長、林政審議会委員。著書(共著)に『国防女子が行く』(ビジネス社)。

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※参考までに毎年来て下さる伊勢の大神楽さんから頂くお札です。

お札には「大麻」と書かれています。

伊勢の大神楽についての詳細は↓のサイトをご覧下さい。

http://www.kandayuyamamoto.jp/

2017.1.16 10:37

【話の肖像画】駐日サンマリノ大使、マンリオ・カデロ(1) 駐日大使は靖国神社に行ってほしい

駐日サンマリノ大使、マンリオ・カデロ氏

 〈2011(平成23)年に日本に駐在する外国大使全体の代表である「駐日外交団長」に就任した〉

 現在154カ国の大使館が日本にありますが、大使の中で私が一番の古株であることから、各国の大使で構成する外交団の団長を務めています。もし私が大使をやめたら、次はエリトリアの大使が団長になります。

 各国の新しい大使が着任すると、たいてい私のところに挨拶に来るのですが、彼らから「日本にいる間、日本人を喜ばせるためにはどうすればいいか」などとアドバイスを求められたら、こんなふうに答えています。「できるだけ日本人と仲良くして友達をたくさんつくってください。できれば、靖国神社を1回でいいから見てください」と。

 私は骨董(こっとう)が好きなので、靖国神社の境内で開かれる青空骨董市によく出かけていました。よく理解していない人が多いのが残念ですが、靖国神社は国のために戦って死んだ軍人のためのメモリアル神社です。靖国神社は、実は世界中にあるんですよ。アメリカの靖国神社は、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地、フランスはパリの凱旋(がいせん)門、イタリアはローマのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂。中国にだってあるでしょう。

 中国の人が、靖国神社のことを戦争の犯罪人の神社と言っているのはとんでもない。戦争のとき、勝った国も負けた国も、いい人、悪い人、どこでもいたんですよ。おかしいと思いませんか。それなのに、靖国神社が、悪魔みたい、行っちゃいけないといわれるのは、とんでもない。どこの国も国のために亡くなった人のための施設があるんですよ。なんで靖国神社だけこんな差別と区別している? 非常にナンセンスだと思いますね。

 〈昨年10月にベルギー国王が国賓として来日された際、宮中晩餐(ばんさん)会に招かれた〉

 ベルギー国王やオランダ国王をはじめ、国賓の来日時には、天皇陛下が宮中晩餐会を催されますね。そのとき、全ての大使を招くことはできませんので、代表として外交団長の私が呼ばれるのです。また、天皇陛下が外国にお出かけになる際は、駐日大使の代表として、空港にお見送りとお出迎えに行きます。天皇陛下のお誕生日にお祝いのスピーチをするのも外交団長の仕事なのですが、すごく緊張します。外交団長は名誉ある地位ですが、仕事は大変デリケートなんです。でも、そのおかげで、何度も陛下にお目にかかることができました。

 これまで数え切れないほど日本人と会ってきましたが、一番威張っていないのが天皇陛下なんです。すごく謙虚な方。すばらしい。本当に哲学者みたいです。でも、誰とは言いませんが、ときどきすごく威張っている人がいますね。そんなときは、「失礼ですけど、天皇陛下が威張っていないのに、なんであなたが威張っているのですか?」と言いたいぐらいです。けんかになっちゃうかもしれないから、実際には言いませんけどね(笑)。(聞き手 原川貴郎)

                  ◇

【プロフィル】マンリオ・カデロ

 イタリア・シエナ生まれ。イタリアで高校卒業後、パリのソルボンヌ大学に留学。1975(昭和50)年に来日し、東京に移住。ジャーナリストを経て、89(平成元)年、駐日サンマリノ共和国領事、2002年、同特命全権大使。11年5月、駐日大使全体の代表である「駐日外交団長」に就任。著書に「世界で一番他人にやさしい国・日本」(共著、祥伝社新書)、「だから日本は世界から尊敬される」(小学館新書)など。

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2017.1.17 08:54

【話の肖像画】駐日サンマリノ大使・マンリオ・カデロ(2)欧州初の神社建立に尽力

駐日サンマリノ大使 マンリオ・カデロ氏(寺河内美奈撮影)

 〈日本サンマリノ友好協会(加瀬英明会長)などと一緒に、欧州で初めての神社となるサンマリノ神社の建立に尽力した〉

 2014年6月22日に建立しました。日本とサンマリノの友好関係が50周年を迎えた2007年に、両国の友好のために金貨をつくりました。2枚あって、片一方のデザインが神武天皇とサンマリノの国章、もう片一方が橿原神宮とサンマリノの国章です。神社本庁と宮内庁に許可をもらい、5千セットつくりました。東日本大震災で多くの方が亡くなりました。金貨の売り上げで出た利益の一部を東北に寄付し、残りのお金でサンマリノが東北のことを忘れないように何をすればいいか考えました。

 日本文化の一番のイメージはなんですか? 富士山じゃない。芸者でもないし、京都でもない。やっぱり神社ですよ。日本人は謙虚で礼儀正しく、世界でもユニークな民族だと思いますが、その理由は神道にあると思います。私は神道は宗教だと思っていません。神道は哲学であり、日本人の考え方、ライフスタイル。それまで欧州に神社はなかった。だから小さい神社を伊勢の職人さんにつくってもらい、サンマリノで組み立ててもらいました。震災で亡くなった方のための日本とサンマリノのメモリアル神社です。

 〈日本各地で学生らを前に講演している〉

 東北や九州など各地の学校で講演をします。すると、神武天皇は何者かが分からない学生に出会います。非常におかしいですね。神武天皇は、最初の天皇。「神話じゃないですか」という人もいます。でも、神話がその国の財産ですよ。欧州文化の多くは、もとはギリシャ発祥なんですよ。ギリシャは、欧州で一番古い文化的な国で神話がたくさんあります。それは財産ですよ。日本人にとっても神話や歴史は財産。でも、そう思っていない人がときどきいます。これは、もったいない。

 日本人は、米国をオーバーエスティメイト、過大評価しているように思います。映画やファッション、ファストフードも。もちろん、アメリカのいいところもありますけれどね。

 私、個人的に若い人にアンケートしたら、ハワイに行ったことがある人が90%ぐらい。でも、沖縄に行ったことがある人は、40~50%だった。非常におかしい。沖縄の海は、ハワイの100倍きれいです。ハワイはブランドですが、自然は沖縄の方がいい。西表島に行ったことあります? チャンスがあれば行ってみて。もうパラダイス、ラスト・パラダイスですよ。

 〈初めて日本に来たとき、「なんとステキな国が地上に残っていたのだろう」と神様に感謝する気持ちになったと著書に記している〉

 みんなものすごく優しく、フレンドリー。昔は、どこに行っても、「どこの国の人ですか?」と必ず聞かれました。皆さん、「ああ、イタリアですか。カンツォーネ、ピザ、スパゲティ…」と持てる知識を動員して喜ばせようとしてくれました。見ず知らずの人が自宅に招いて、ごちそうしてくれました。お礼に食器を洗おうとすると、「いやあ、大丈夫、大丈夫」と。昔の日本のおもてなしはすごかったですよ。今は、その優しさが結構失われてしまったような気がします。日本人同士でも疑い深くなって。田舎の方はまだいいですけどね。(聞き手 原川貴郎)

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2017.1.12 14:00

日本伝統の神具が中国産でいいの?…揺れる神事用「国産大麻」 三重県の栽培不許可が波紋

 神社関係者らが申請した玉串や注連縄(しめなわ)などに使われる神事用大麻の栽培について、三重県が許可しなかったことが波紋を広げている。大麻トラブルが相次ぐ中、県は代替品の存在や盗難の危険性を不許可の理由に挙げる。ただ神事用大麻は国産品が激減、いまや9割が中国産という現状にある。神社関係者は伊勢神宮(同県伊勢市)がある地で「伝統を継承し、神具を国産品でまかないたい」との思いが強く、再申請も検討。伝統と大麻をめぐる論争はなお続きそうだ。

 

戦前は国産品だけ

 大麻草の栽培許可を求めたのは、三重県の神社関係者らでつくる「伊勢麻振興協会」。

 協会によると、日本では古来、麻繊維の産業が盛んで麻薬成分の少ない在来種が広く流通していた。神事用大麻も戦前は国産品だけでまかなわれてきた。

 しかし戦後の大麻取締法によって大麻栽培は都道府県知事の免許が必要になった。神事を含む産業用でも厳しい審査基準が設けられたため大半の栽培が禁止され、許可を受けて栽培する生産農家が減少。近年は栃木県の十数軒などを残すのみとなり、中国産や化学繊維で代替している。

 このため、「いずれは国産の大麻がなくなってしまう」として、伊勢神宮のある三重での栽培を目指して平成27年3月に協会が発足。伊勢市内に約50アールの用地を確保し全国に供給する計画を立て、昨年11月に許可を申請した。

 

「合理的理由ない」

 だが、県は今月6日に不許可を通知した。

 「中国産大麻や化学繊維の代替品が流通する中、あえて三重で大麻栽培を行う合理的な必要は認められない」。県は不許可理由をこう説明した。防犯カメラの設置予定がないなど厳格な栽培管理態勢や反社会的勢力の排除が困難な可能性も指摘した。

 大麻をめぐる社会情勢も影響したとみられる。昨年11月、医療用大麻の必要性を訴えていた元女優の高樹沙耶被告が沖縄・石垣島の自宅で大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反罪で起訴された。鳥取県でも、「町おこし」の一環として県の許可を受け、麻薬成分が極めて少ない産業用大麻を栽培していた大麻加工販売会社社長の男が、栽培していたのとは別に入手したとされる違法な大麻を所持したなどとして、12月に有罪判決を受けた。

 栽培許可を得た業者が立件される異例の事件を受け、鳥取県では再発防止策として産業用を含む大麻栽培を一切認めないようにする類を見ない条例改正が行われた。厚生労働省も監視強化を全国の自治体に通知するなどしており、三重県は「大麻による検挙者が増加している社会情勢もかんがみた」とした。

 

議論の余地は残す

 協会は栽培不許可に不満を募らせる。

 産業用大麻は麻薬成分の少ない品種であるなどとし、協会理事の新田均・皇学館大教授は「大麻による犯罪と栽培は別物。伊勢神宮のある伊勢の地で伝統の大麻栽培をすることに意義がある」と主張する。協会は、神社本庁(東京)などの協力を得て全国的な運動にする構えだ。

 ただ、三重県も交渉の余地を残している。協会は全国流通を目指すが、県は「戦前にみられたように地元産の大麻を地元の神社仏閣で使う地産地消なら理解できる。監視カメラなど盗難防止策を講じれば許可への再検討はする」という。

 これに対し、再申請を検討している協会は「地産地消では農家の生計が立てづらい。何とか(全国流通を)理解してもらえないだろうか」(新田教授)と訴えている。

 

「社会全体が過敏に」

 大麻に詳しい船山信次・日本薬科大教授は「大麻草には強い幻覚作用のある成分が含まれ、厳しく規制するのは当然だ。ただ、相次ぐ大麻関連の事件を受け、社会全体が過敏になっている側面もある。三重県の不許可もそうした背景があるとみられる」と指摘する。

 その上で「大麻は古来、縄などに使われてきた。日本の伝統文化を支えてきた貴重なもので、国産品を絶やさないという申請者の意図は十分に理解できる。きちんとした生産者を置き、THCを含まない改良種を使うなどの対策を取っていれば、申請は認められるべきだと思う」と話した。

      ◇

 【用語解説】大麻草

 アサ科アサ属の一年草。茎からは丈夫な繊維が採取でき、古来、縄や衣服など日常生活に多用された。花や葉には幻覚作用などを引き起こす「テトラヒドロカンナビノール(THC)」を含み、戦後の大麻取締法で栽培が厳しく規制された。

厚生労働省によると、生産者は昭和29年には3万7313人いたが、平成26年には33人に減少。現在は栃木県を中心に栽培されている。同県は、過去に盗難事件が相次いだことから、THC濃度が極めて低い「とちぎしろ」を独自開発した。

 

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おかげさまで、手術も無事終わり、退院いたしました。(^_^

家に戻ると、ホッとしたのか、入院中には感じなかった疲れがドッと

出てきました。

しばらくはゆっくり養生しようと思います。

 

皆様良いお年をお迎え下さい。

 

前回のブログにコメ下さったかいこうさん、サラさん、瓢さん、そしていいねして下さった皆さんありがとうございます。

僕は心臓に持病があり、その手術の為に入院しました。手術日は明日(12/20)です。頑張って乗り越えて、また皆さんと交流出来るのを楽しみにしています。

それではまた!(^o^)
私事ですが、今月14日から入院しており、ペタ返し殆ど出来ません。すいません。
入院中は手術も予定されており、無事終わって退院したら、また皆様のブログに
伺います。
遅くとも年内には退院出来ると思います。