最近になって、限りある命、限りある人生というのを感じるようになりました。

家族や周りの人々と過ごせる時間が、過ぎていく一日一日が、とても愛おしいく、また有り難い、大切なものだと思えるようになりました。

そして、ご先祖からの縦の命の繋がりを意識するようになりました。
父ちゃんがいて、母ちゃんがいて、お爺ちゃん、お婆ちゃん、そのまたご先祖様がいて・・・。

このご先祖の中で、一人でも欠けていたら、私という人間は生まれて来ませんでした。

そして、いつか私もご先祖になる。

命は自分だけのものではないんです。ご先祖とも繋がっており、また次の子孫にも繋がっています。

襷(たすき)を受け継いで走る駅伝のランナーですね。

襷に相当するのが、日本語や、和をもって貴しとする心、武士道精神、食事の時は感謝の念を込め、「頂きます」と手を合わせる、といった文化、伝統、誇りです。こういったものを、ご先祖から受け継ぎ、次の世代へ手渡していって初めて国というものが続いていくのです。

ところが、今はご先祖は侵略戦争をした悪い人たちだとして、過去を否定的な目で見ています。戦前のことは全て悪いことだとして、本来受け継ぐべき襷を持たずに現在の私達は走っているのではないでしょうか。

今ならまだ間に合います。日本の歴史(過去)を振り返り、落とした襷を拾いに行きましょう。そして、次の世代へしっかりと襷を手渡しましょう。

平成17年(2005)9月26日