今朝、石原慎太郎都知事がテレビ番組の中でおっしゃっていましたが、状況証拠等から見て、北朝鮮に拉致されたであろうという方は、150人はいるとのことでした。

そして、終戦間際のドサクサ紛れでロシアに奪われた北方領土は、戦後60年が過ぎた現在も返還の見通しはたっていません。

竹島は、日本がGHQの統治下にあって、主権を奪われてる間に韓国が一方的に国境線をひいて自国領としました。現在は軍を常駐させており、日本の領土にも拘わらず、日本人が近づけないおかしな状況になってます。

尖閣諸島付近には、中国の原潜が何の通知もなしに我が領海内へ侵入しましたが、日本側も大した抗議もせず、中国側も謝罪したのかしないのか、うやむやなまま終わってしまいました。

その他、挙げればきりがないですが、このような事態が起こってる現在の日本は、平和であるどころか、様々な危機が押し寄せ、平和が脅かされている状況ではないでしょうか。

ですから、為政者も、我々国民も、「国防」というものを真剣に考えなければいけない時期が来てるのではないでしょうか。

国防はアメリカ任せ、日本はお金儲けだけしてれば良いという平和な時代は終わったと思います。

自分の国は自分で守る」

これは当たり前の話だと思いますが、この当たり前のことをしてこなかったツケが上記の事態に現れているんだろうと思います。
現在の日本の精神の荒廃を立て直すには、まず自分の国は自分で守るという気概を持つことが肝要ではないょうか。

平成17年(2005)7月10日