すったもんだの末に、郵政民営化法案が衆議院を通過しましたが、それにしても様々問題が山積する中、何故郵政民営化が最優先されるのでしょう。
それよりも、拉致問題の方が遥かに重大で緊急を要するものではないでしょうか。
国家の使命は、国民の生命と財産を守ることです。ですから、プライオリティ(優先順位)では、拉致問題が最上位に来なければなりません。
拉致された方というのは、例えて言えば、川で溺れて助けを求めてる状況と同じなのです。それを見つければ、普通の良識ある人なら、何かしら助ける為に行動を起こすはずです。拉致された方も北の工作員に理不尽な暴力で連れ去られ、直接は聞こえませんが、今も私たちに助けを求めているんです。政治家の方はこの声が聞こえないのでしょうか?
是非とも政治家の方、国民の皆様には、この「拉致された方の助けを求める声」に答えて頂きたいです。
この問題は、戦後60年、事なかれ主義で外交をやってきた結果であると思います。
次の世代へ負の遺産を残さぬよう、問題を先送りせず、主張すべきは事は摩擦を恐れず毅然と主張し、諸問題を解決して、真の自主独立国として自分の足で立って歩ける国になって欲しいです。
平成17年(2005)7月8日