■ XSR GP

 ヤマハから、XSR900 GPが発表された。

 これまで、懐かしい系の新型バイクといえばホンダが独走していたような印象があるのだが、いよいよヤマハも本格的にこちらの方面に参入する模様である。

 

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ おっさんホイホイ極まる

 この色といい形といい、YSR50やNSR50に慣れ親しんできた管理人にとっては、思わず遠い目をして眺めてしまいそうになる。
 当時(YSR50やNSR50で走り回っていた時代)のバイク達とは大きさも性能も大きく異なるのだが、当時のNSRやYSRを見ていた管理人の目線も、現在のXSR GPを眺める目線もそれほど変わっていない。(はず)
 
 そもそも、「レトロ」だとか「懐かしい」とか言われたりするのだが、管理人にとっては「そんなに古いのだろうか?」という気持ちもある。(確かに最新のレースシーンで見かけるバイク達と較べればもちろん古いのだろうが)
 
 銀色の大断面フレームとか、
 カウルを支える黒いステーとか、別に古くない。(懐かしいのは認める)
 
 エンジンの下に見える排気管も、2サイクルチャンバーのようにも見えてしまう。
 
 かつて、リアルタイムでYSR50やNSR50・GAGやTZM50等に乗っていたライダー達が、順調に成長していれば今頃が丁度XSR900 GPをガレージに格納して、週末引っ張り出すくらいの時期であろう。
 ホンダの「44万円級(最近は値上がりしたらしいが)」が原付二種という「現実」を直視したポジションに軸足を置いたのに対し、ヤマハは当時の夢を現在の価値観で現実に引っ張ってきたという点で大きな違いを見せることになった。
 冷静に考えて(XSR900 GPが)原付二種と同じような数が出ることはないのだろうが、成長したライダー達の状況を確認する意味でもXSR900 GPの動向は注目を集めるだろうな。
 
■ その他
 画面等で見かけるXSR900 GP、必ずと言ってよいほどボディ同色のシートカウルを装備しているのだが、さすがに公式サイトの中にはシートカウルを装備していない画像が掲載されていた。
 
 思ったよりレトロなシート(後席部分)。
 さすがにデザイン面だけで言えば、シングルシートカウルを付けたくなる管理人。
 管理人が現実面を気にしても仕方ないのだが、シートカウルの上面が着座可能なタイプを用意するか、ボディカラーと同色の後席用座布団(シングルシートカウルと同様の部分を覆うソフト素材のもの)が欲しくなりそうな予感。
 
■ おまけ
 最近のバイクは現実的な性能面で「不足している」事はほぼ無いといって良いと感じているのだが、その結果「数値的な性能」以外の面も重視されるようになってくるのも当然なのかと思う。
 これまでの価値観とは異なる新機軸(例:低シート高アドベンチャーとか)を投入するとかでなければ、XSR GPのような方面を用意するのは必要なのだろう。
 あと、XSR-GPを「新鮮」と感じている層も一定数居るようなので、XSR125 GPとかも存在すれば世代間を越えて文化が繋がるのかもしれない。