■ なうなヤング v.s. おっさんホイホイ

 以前から海外では売られていたヤマハの125cc級あたりのバイク、MT125 YZF-R125 XSR125 YZF-R15あたり達が国内でも売られるかもしれない・・・という情報に接して、最初は「どうせデマだろう・・・」くらいに思っていた管理人も、ヤマハの公式サイトで「#ヤマハではじめるバイクライフ」が登場したりすると、ちょっとだけ聞き耳をたててみたりしてしまうのだった。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ 今は耐える時か、タネを蒔く時か

 このところ、管理人の周囲で見かけるバイクというと「ホンダの懐かしいバイクが復活したシリーズ」ばかりが目立っている。

 これはこれでデキも良いようなので、今後も増えていくというか、これらが一般化していくようにも感じている。

 かつて慣れ親しんだ(実際に乗っていたかどうかは別として)バイク達が現代の技術で蘇ったとなれば、かつて若者だったおっさん達は黙っていられないだろう。

 管理人も、かつて保有していた機種のリバイバル版には、強い興味をひかれてしまう。

 これら懐かしい機種の復活版達は、管理人のようなバイク乗りをひきつけるだけでなく、バイクから離れていた層までもひきつけているようなので、これはこれでバイク乗り層の拡大に貢献しているのだろう。

 

 そんなホンダの独走状態が続いていたのだが、いよいよヤマハも重い腰をあげて、国内の若者達に向けて MT125 YZF-R125 XSR125 YZF-R15 といった機種を投入するらしい。

 ホンダがかつての名車を復活させて、小排気量車を単なる手軽なバイクというだけでなく、強い趣味性を持った「おっさんホイホイ」として成功したのに対し、

 ヤマハは若者向けの(既存の)機種を国内に投入して、若者にバイクライフをはじめさせようという正攻法をとる模様。

 

 このあたり、以前の「儲けが出やすい高価値大型機種」だけ売って、「儲けが出にくい小排気量車」は縮小か撤退・・・といった風潮が変化してきた結果なのだろうと、勝手に解釈した管理人はとりあえず歓迎してしまう。

 

 よく「デパートや百貨店が衰退した理論」として、かつてデパートや百貨店が利益が出る商品を多く販売するため、利益が出ない子供向けの屋上遊園地等を廃止した結果、子ども達が百貨店やデパートを訪れる機会がなくなり、その子ども達が大きくなって利益がでる商品を購入する層になった頃には、かつての子ども達には「百貨店やデパートに行く」という発想や習慣が無い・・・というものがある。

 管理人としては、環境の変化等があるので、この理論が全て正しいとは思わないが、利益にならないからといって基礎部分を切り捨てると、その後反動がくるというのは正しいと思っている。

 この理論をバイクに当てはめると、小排気量車等の若者向け機種がなければ、新たなバイク乗りが生まれず、将来高価なバイクを買うであろう層も育たないということになるのだろうな。

 実際には、国内メーカーが小排気量車の製造販売を取り止めれば、海外ブランドのメーカーからでもそれらを持ってくるのだろうが、それらに慣れ親しんで育ったバイク乗りは、よほどのブランド力や魅力が無ければ国内メーカーのバイクには戻ってこないと管理人は思っている。

 

 そんな訳で、いままで海外でだけ売られていたヤマハの若者向け機種達。

 今更ながら国内でも入手可能となるのは、管理人として非常に嬉しい。

 ついでに国内であまりにも手薄になっているオフロード系、ヤマハで言うところのアドベンチャー機種も持って来てもらえれば幸いである。

 XTZ125とか、WR155Rとか。 ・・・新型セローの発売が控えているというのなら、持ってこなくても問題ないが。

 我田引水ついでに言わせてもらうと、DT50の代わりになるような機種も欲しい。

 

■ 指の隙間から覗いた結果

 適当に拾ってきた画像があるので、適当に思ったこととかをメモしておくと、

 MT125

 ぱっと見た目、MT-07かと思ってしまった。

 現物を見たら細くて小さいとか違いはあるのだろうが、これはよくまとめてきたと思う。

 

 XSR125か。

 

 レトロ仕様なら、かつてのXJ400ZSのような赤銀黒系のカラーが好み。

 

  ワイヤースポークホイールを装備。

 

 これも立派に見える。

 これとは別にキャストホイール仕様もあるようなので、選択できるのは嬉しい。

 

 YZF-R7に良く似た外観。

 以前の欧州向けアクの強いデザインも好きだったので、ちょっと残念なところもあるが、これはこれで販売には有利だとも思う。

 

 個人的には、安全に一生懸命走って遊ぶには小排気量車が良いと思っている。

 

 最初のバイクがこいつとかいう若者が出てくるのだろうな。

 

 

 

 

 

 キャストホイール仕様の画像があった。

 

 今後、もしホンダ的な戦略も併用することがあるなら、このあたりをベースにめっきのパイプトラスフレームに、細い細い燃料タンクを載せた極軽量機種も出していただけると嬉しいのだが、おっさんの寝言が実現する可能性は低いだろうな。