■ GIVIのトレッカーアウトバックケースを共通装備化したかった

 管理人が通勤やツーリング等として運用中のセロー250「ねこまぶし」

 導入して以来、長距離ツーリングと呼べるようなツーリングに出かけられていないのだが、いつかは長距離ツーリングに出かけなければならないということで、準備だけでも実施しておこうと考えている。
 そんな本車に他機種(トレーサー900やXT660Zテネレ)で共用運用中のGIVIトレッカーアウトバックケースを装着できれば、セロー250でツーリングに出かける際にもケースの中身を入れ替えたりする必要はなくなり、ツーリングの準備作業もずいぶん楽になるに違いない。
 GIVIのアウトバックケースも、トップケースだけは他の「モノキーケース」と共通の取り付け方式なので、現時点でもトップケースだけはアウトバックケースを使用することができる。
 しかしサイドケースはセロー250用のGIVI純正アウトバックサイドケース装着用ステーは設定されていない。
 現時点でアウトバックサイドケース用の汎用ステーは存在が確認できておらず、セロー250でアウトバックサイドケースを運用したい場合には、サイドケースステーを自作(又はモトコ等に製作依頼)するか、他機種用のステーを改造してセロー250に取り付ける等の面倒な作業が必要になるのだった。

本内容は管理人が行った活動の記録だっ

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ XT660Zテネレ用のアウトバックサイドケース用ステーを現物あわせ

 当初、ネットオークションで適当な機種のアウトバック用サイドケースステーを落札して改造しようと考えていたのだが、残念ながら管理人が目当ての品を入手することはできず、仕方なく手持ちの資材を用いてフィッティングを確認してみることにした。
 ちなみに、トレーサー900用のサイドケースステーの場合、バイク本体側の穴にステー側の凸部を挿し込んで固定する方式のため、セロー250に流用するのは困難と判断。
 残るXT660Zテネレ用のサイドケースステーについて流用の可能性について確認してみるのだった。
 
 まずはXT660Zテネレからサイドケースステーを取り外すのだが、
 いろいろ外して、
 
 頻繁に脱着することは考え難いのだが、年に一回のツーリング程度であれば考えられなくも無い程度の作業。
 
 カバー類も外して、
 
 ステーの取り付け状況、取り付け位置等を確認。
 
 後方上側の取り付け部分。
 
 このステーをセロー250(ツーリングセロー仕様)のアドベンチャーキャリアに装着しようとすると、
 ステー前方上部のボルト穴をアドベンチャーキャリアの穴でボルト留めしようとすると、こんな位置関係。
 ステー後方上部の穴は、何か自作ステーでも用意すればなんとか対応できそうな気もする位置。
 ただし、標準のウインカーはサイドケースを取り付けたらほとんど見えなくなってしまうので、何らかの対策(ウインカー位置移動)が必要だろうな。
 
 ステー前方上部のボルト穴と、アドベンチャーキャリアの穴の位置関係。
 
 こうなると前方下部にも自作のステーを用意する必要がある模様。
 
 その前に、
 ステー上部前方の穴をボルトで仮固定して車体全体を見てみると、
 
 (仮固定の状況)
 
 サイドケースの位置が後方に寄りすぎかもしれない。
 
 もし、XT660Zテネレ用のアウトバックサイドケース用ステーをセロー250(のアドベンチャーキャリアー)に取り付けようとするなら、ステーの上部後方の取り付け穴をセロー250のサブフレームにあるボルトに留めるような位置関係にした方がよいかもしれない。
 
 実際のところは、ステーの自作や製作依頼等で対応するのが現実的なのだろうが。
 実際に、一品モノを製作?して運用しているセロー250オーナーも居るようだし。
 
 とりあえず、GIVIトレッカーアウトバックサイドケースの運用能力を(現時点では)諦め、XT660Zテネレの方の復旧を行う管理人。
 もう少し脱着が楽になると良いのだが。
 
 やはりGIVIの標準取り付け方式は安心感があるな。
 
 仮に一品モノのステーをモトコ等に発注すると、GIVIの標準ステーを輸入するよりもずっとコストがかかると思われる。
 
 ここはせっかく保有している溶接機を用いてセロー250用のステーを自作し、金具類だけ他機種から借用してセロー250でアウトバックサイドケースを運用するか。
 
・・・強度や精度を考えると、自作のステーは難しいか。
 
 まだまだ考えなければならないことがあるな。
 
 続いてしまう。
 
 

春【毎月】 2021年03月''