■ フォルツァ250 MF06(NSS250)がやってきた
先日、知り合いから引き取ってきたというか、トラックに載せられてやってきたホンダのフォルツァ250(MF-06)。
ながらく放置されていたということで、搬入当時はエンジンが始動できない状態だった。
管理人が使い勝手の良いバイク(スクーター)の代表的な存在と考えている初代マジェスティ250に近い機種だとは思うのだが、現在運用中の他車との兼ね合いもあって管理人が自ら運用する可能性は低いのだが、とりあえず不動車のままにしておくことは出来ないということで、修理を行うことにするのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ 状況確認と外装分解
トラックで運び込まれて、すぐにとりあえずの確認・分解作業に入ってしまったので車体全体像を写した画像が無かったりするが、
比較的全体が写った画像。
マフラーのカバーと前ウインカーのカバーにキズ。
全体的に大きな傷や損傷は見られない。
昔モーターショーで登場したNSS250イメージがある本車。
個人的には好きなデザインである。
S2000のようなテールランプも。
その他、車体各部の画像をアップしていくと、
メーターまわり。
走行距離は9,300キロメートルほど。
年式のわりには走行距離が伸びていない。
フロントトランクまわり。
最近主流となっている150cc級や125cc級を見慣れた管理人からすると、ずいぶん贅沢なフロントトランク。
フロントパネルに設けられたポケット。
シートは横開きなのだな。
バッテリーは完全に機能していないので、新しいバッテリーを発注しておく。
シート表皮は劣化して破れている部分があるので、新しい表皮を発注しておいた。
トランク内部、巨大なトランク容量という訳ではないが、マジェスティSのトランクよりは容量が大きいかもしれない。
トランクの内部に敷かれたカーペットを剥がすと、車載工具等が収められていた。
ちょっと贅沢。
グラブバーというか、キャリアというか、ウイングを取り外す作業に入る。
GIVIのモノロックケースが取り付けられるようベースが付属していた。
プラ板のカバーと四箇所あるクッションゴムが見当たらない。
その代わりにゴム製の板が挟み込まれていたのだな。
ハイマウントストップランプを外し、
グラブバーを外す。
シートを外しておいた。
シートに何やら配線が接続されている。
アイドリングストップ時に乗員が着座しているか感知するセンサーの配線だろうか。
(見たところシートヒーターとかの配線ではなさそう。)
バッテリーを取り外した周辺。
分解前の各部を撮影しておく。
スクーターは外装部品を復旧させる際に、ボルト類の種類が分からなくなって困る機会があるので、できるだけ分解時に記録画像を残しておいた。
前ユーザーに分解されているようなので、正しい状態だとは限らないが。
(厳密にはパーツリストを確認するのが確実なのだが、ホンダがネットで提供しているパーツリストには、新しいフォルツァはあっても古いフォルツァのパーツリストは公開されていなかった。)
シートまわりの外装を外すため、テールランプ下のパネルを外す。
各部品類。
テールランプまわりとハイマウントストップランプに接続されるコネクター(カプラ)を外す。
使用されていないコネクターも多数。
空きコネクターだという記録と画像を残しておかないと、復旧する際に接続するコネクターが無いと言って困るだろうな。
その他、
スパークプラグを脱着したり、キャブレターの調整を行うことができるアクセスパネルを外し、
シートオープナー用のキーシリンダーを外して、シート左右まわりのカウルを外しておく。
とりあえずこの状態で不調箇所等の確認を行い、今後の作業を考えることにして次回以降に続いてしまう。