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飯田橋ガジェット研究室

改題しました。ガジェット (gadget) とは一般に道具、装置、仕掛けのこと。 本来は原寸大の模型やラジコン、エレクトロニクスデバイスを使って、First Person Viewを実現するブログです。

まずDRGB-90を裏返すと、中央に黄色いネジ止め剤で固定されたプラスネジが見える。
$模型に乗りたくて-本体裏

これを外し、周囲の爪をずらすと裏蓋が開く。
ビニールテープで固定されたメータ回りの配線など、みるからにいい加減な感じ。
金属の管状のものがGM管、ガイガー=ミュラー計数管だ。
いわゆるICは使われておらず、トランジスタのみで構成されている。
まるで技術家庭の授業で作る6石トランジスタラジオだ。
$模型に乗りたくて-本体中身

ネジ一本で止まったスイッチ部の基板を外す。
5つあるスイッチはそれぞれ単独でなく、基板と一体になっていた。
$模型に乗りたくて-スィッチ部を開く

スイッチ部のブラシ部分を外してみる。
このブラシのテンションが甘いので、スイッチの動作がぐらぐらなのだ。
ブラシを指とラジオペンチで曲げ直して、接点にテンションがしっかり掛かるようにする。
$模型に乗りたくて-スィッチパーツ

半田メッキされた基板のスイッチ接点部。
紙ヤスリで平滑に仕上げて接点復活剤を薄く塗布した。
$模型に乗りたくて-スィッチ接点

回路基板の半田を確認すると、いくつかイモ半田(不完全なハンダ付けで接続が怪しい部分)があったので、改めてハンダ付けし直す。
$模型に乗りたくて-半田し直す

こうして組み立て直すと、スイッチのぐらつきも直り、持ち歩いても表示が不安定になることはなくなった。
構造がシンプルなだけに、きちんと組み上がれば案外丈夫なもののようだ。

最後に簡単な操作法を。

基本的には「on/off switch」を入れると放射線をカウントしはじめ、それに応じて信号音がピッとなり、メーター上部左の「signal」の黄色LEDが点灯、その度にメーターの針が上昇する。
カウントの間が開くとメータの針が下降するが、カウントされるとまた上昇する。
こうして1分間測定すると、ほぼメータの針が安定するのでその数値を読む。
数値がレッドゾーンに入るとメーター上部右の「alarm」赤色LEDが点灯するらしい。

メーターの表示は、
上段がマイクロシーベルトアワー(μSv/h)で0.0から3.0μSv/h。レンジを切り替えると10倍になり30μSv/hまで計れる。
下段がレントゲンという単位で、日本では1989年4月以降使われなくなったそうです。

左上のオンオフスイッチ「on/off switch」は、offとonの中間でバッテリーチェックになる。
バッテリーチェックのときに、針がメーター最下部にあるグリーンラインにかかればOK。
バッテリーは非常に良く持つ。スペックの300時間は正しそうだ。

その右にあるのがレンジ切り替え。×1で3.0μSv/hまで、×10で30μSv/hまで計れる。
「light」はメーターを照明する照明ボタン。
「search」は、信号音がうるさいときに消音するスイッチ。
「dump」は、一度測定して別の地点を測定する際、押すとメーターがリセットされる。
$模型に乗りたくて

youtubeに同じ機種を紹介する動画があったので貼っておこう。
http://www.youtube.com/watch?v=CXfDrUlRKLA
このブログの本来の目的は「模型に乗る」事なのだが、なかなか本題のFPV(ファースト・パーソンズ・ビュー)の話にたどり着かない。
まぁ、いい。どちらにせよ自分の趣味の範疇の事を書き綴るつもりのブログなので、話題がナイル川のように蛇行したって一向にかまわないのだ。

時節の挨拶は抜きにして、今、話題のガイガーカウンターの話。
ガイガーカウンターとはガイガー=ミュラー管(Geiger-Müller tube)を応用した放射線量計測器だ。
1999年9月30日に起こった東海村JCO臨界事故の後、ガイガーカウンターが欲しくなり、秋月通商のガイガーカウンターキットを作って手もとに置いておいた。
その後、2007年に縁あって東海村原発を見学することになり、せっかくだからとeBayでロシア製のガイガーカウンターを購入した。
それが写真のDRGB-90だ。当時、日本円で5000円ぐらいだったと思う。
$模型に乗りたくて-本体表

紹介しているHPは以下のところ。ここからたどると今でも買えそうだが、これは僕の入手ルートではないので、今、ちゃんと買えるかどうかは知りません。
http://www.sensorsportal.com/HTML/DIGEST/february_05/DRGB_90.htm

性能 (Web上の説明より)
質量 250グラム
電源は単三電池3本でおおよそ300時間の利用可能
測定範囲 0.3~30μSv/h
測定時間 1分間 (の平均値をμSv/hで表示)
バックライトボタン
サーチ音(音が鳴る)ON/OFF
3μSv/h以上で右上の赤いランプが灯る

入手して単三電池3本を入れ、スイッチオン。
間がややあってピッ!という信号音。1分後、メーターの針は上側のスケールで0.2を指している。
これは0.2マイクロシーベルトアワーということ。
いわゆる通常の自然放射能の数値だ。

持ち歩いていろいろな場所の数値を計ろうとしたところ、表示が不安定に。
信号音も出たり出なかったり、ちょっと本体を揺らしただけで反応がおかしくなる。
各スイッチの動きがぐらぐらで、はなはだ心もとない。

HPによると、made by a Russian military manufacturer.
つまりロシア軍の軍事製造メーカー製だそうだが、そういうレベルの商品とはとても思えない。 

こんな状態では実用にならないので、分解整備することにした。

つづく
このブログの主題は「模型に乗る」ことだ。
モータライズのプラモデルをそのまま拡大したら、人間が乗れる?
そんな妄想を叶えてくれるのが、電気自動車ではないだろうか?

三菱自動車からリリースされている電気自動車、i-MiEVを運転してみた。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/i-miev/

$模型に乗りたくて

運転した最初の印象は外観のイメージを大きく裏切る「乗り心地の良さ」だ。
これは複数の同乗者が一様に言っていたことだが、洗練された3000cc級ガソリン車セダンのような、上質な乗り心地なのだ。
とても「軽自動車」のボディサイズとは思えない。
そして「加速の良さ」。
信号で並んだ、たいがいのガソリン車に負けない、というか、本気を出したi-MiEVにかなうガソリン車のほうが少ないのではないか?
そう思わせるほど、素晴らしい出足だ。
しかも中間加速はさらにスピーディである。
$模型に乗りたくて

「乗り心地の良さ」と「加速の良さ」は電気自動車の本質的なものだ。
リアの下部にモーター、床下にバッテリーを搭載したi-MiEVは重心位置が低く、車体の揺れに有利だ。
モーターにはエンジンのような振動は無く、停止時のアイドリングも無い。
写真はリアを下から覗いたところ。
$模型に乗りたくて

モーターはエンジンと違い、回転の最初に最大トルクを発生する。
そのためギアやクラッチで最初のトルクをかせいで発進する、エンジン車にくらべて本質的にスムーズなのだ。
しかもi-MiEVを含む電気自動車の大半は、トルクに駆動輪のグリップが負けて空転しないように、電子回路でトルクを制限している。
エコではないが、タイヤに高グリップタイヤを装着して、プログラムを書き換えてやれば、おそらくi-MiEVでポルシェを引き離す加速が得られるのではないだろうか?

フロントには補機類が載っているだけで、もちろんエンジンなどは無い。
$模型に乗りたくて

インテリアは、基本的にガソリン車の「i」と同じもののようだ。
$模型に乗りたくて

iPodとの連動も簡単。
$模型に乗りたくて

さて、このi-MiEVで東京から横浜の大黒埠頭PAにある、急速充電スタンドまで往復した。
そのレポートは後ほど。
2月6日(日)、ワンダーフェスティバル2011冬の「航空祭」に参加。
会場にて大日本技研様の製造による、九九式二号二型改13mm機関銃を装備させていただきました。
$模型に乗りたくて

個人的に購入したキット。塩ビパイプ骨格の構造とペーパークラフトのハイブリッド設計に驚嘆。
$模型に乗りたくて

大日本技研様のHP
http://www.poseidon.co.jp/
右足側のストライカーユニットもぼちぼち仕上げていくことにする。
一応の目標は2月6日(日)のワンダーフェスティバルだった。
昨年末に左足側を仕上げて、右足側はフレームのみの仕様だったが、存外このフレームが好評だったので、右足側はスケルトン仕様で仕上げることにする。

今回も実質3日間で集中的に組み上げていく。
まず、年末には出来ていなかった主翼部分のリブを作る。
模型に乗りたくて-主翼部分

アサヒペンの木部用プライマーと、神東塗料のカラースプレーのペールグレーを2回づつ塗っていく。
模型に乗りたくて-フレーム塗装1

主翼部分の構造に悩む。翼端処理をどうするか?
模型に乗りたくて-フレーム塗装2

電装品の組み込み状況。
操作パネルは左足と同様。左から「エンジン音源電源」「魔導エンジンLED電源」「エンジン音源リピート選択」「エンジン音源外部出力端子」になる。
LEDの発色は別体の赤外線リモコンで操作している。
$模型に乗りたくて

外装として0.4ミリ厚の透明プラバンを採用。曲線に合わせて1ミリ径の真鍮製釘で固定していく。
$模型に乗りたくて

最終的に翼端はバルサ材で成形。追加塗装した。写真はすでに透明プラバンを張り込んだ状態。
$模型に乗りたくて

第501統合戦闘航空団と、坂本美緒のマークの主翼張込みは独自のもの。
設定では主翼部分へのマーキングは無いので注意。
$模型に乗りたくて

現状でまだコクピット部の処理が完了していないまま、ワンダーフェスティバル当日に。
やむなくこのまま実戦投入した。
次回の「航空祭」までにはコクピット部や内部構造追加、および細部の仕上げ、マーキングの追加を行う予定。
$模型に乗りたくて