スタンダール、大ピンチ

クラブ・ブルージュ　２－１　スタンダール
ゴール
25'　デュメルシ・ムボカニ　０－１
49'　ヴェズレイ・ソンク（ＰＫ）　１－１
53'　ジョージ・クエマハ　２－１

警告
フーフケンス、ヴァディス、クエマハ（クルブ）
Ｖ・ラモス、サール、ヴィツェル、ムボカニ（スタンダール）

クラブ・ブルージュ
ＧＫ　スタイネン
ＤＦ　ドンク、フーフケンス、アルカラス、クルコフスキ
ＭＦ　ゲラールツ、ヴァディス、ブロンデル、ペリシッチ
ＦＷ　アクパラ、クエマハ

46'　ソンク（アクパラ）

スタンダール
ＧＫ　ボラト
ＤＦ　カモザット、サール、ヴィトル・ラモス、ゲルション
ＭＦ　ヨヴァノヴィッチ、ヴィツェル、デフール、ダールデン
ＦＷ　デ・カマルゴ、ムボカニ

65'　カルセラ（ゲルション）
82'　マンガラ（カモザット）




注目の一戦だが、ＥＬがあったために、
スタンダールはディフェンス陣が控え中心。
クルブはターンオーバーまわさず、ほぼベストメンバー。

先制点はスタンダール。
ＧＫからのカウンター攻撃で抜け出した
ムボカニが、スタイネンとの１対１を冷静に決めて先制。

荒っぽさではリーグ屈指の両チーム。
この後は、お互いに激しくぶつかり合い、
試合がスムーズに進みません。
ヴァディスがデ・カマルゴの脛にスパイクが入ることもあったが、
最近、審判問題が騒がしいのか、イエロー止まり。
しかし、足の裏が入っているだけに、レッドでもおかしくなかったでしょう。

後半に入り、クルブはソンクを投入。
すると、ソンクがいきなり仕事をします。
ゲラールツのパスを貰ったソンクが、
ペナルティエリア内で粘り、スタンダールＧＫボラトのファールを誘い、
老獪にＰＫのチャンスを得ます。
これをソンク自身が決めて、クルブが同点。

同点においつき、クルブがサイドから仕掛けます。
中盤に下がってボールをもらったクエマハが、
右サイドに流れた、カレル・ゲラールツへパス。
そのゲラールツは、右サイドからアーリークロスを上げます。
真ん中にソンクが待っていたが、ソンクは空振り、
空振りしたボールは、走りこんできたクエマハの前へ行き、
クエマハが確実に押し込み、逆転します。

スタンダールは左ＳＢのゲルションを下げて、
攻撃的なカルセラを入れて、反撃を仕掛けます。

だが、スタンダールの反撃は空回りで、
逆にクルブにカウンターの餌食になり、ピンチを招きます。
攻めあぐねる展開と、カウンターへの弱さが露呈し、
スタンダールは、先制点以降、いいところなしに敗戦。

スタンダールは残り２試合。
それも、ズルテ、ゲントと、厳しい相手が待っています。
果たして、プレーオフ行きは達成できるだろうか？