RCR・HANGOUT

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日々の整備記録(やった内容をメモ感覚)で残しています。

 

久しぶりの投稿になってしまいました(;^_^A

 

先日、JA59のマフラーの取り付けでご来店いただきましたユーザー様と・・・

 

当社のデモ車両に取り付けてあるのはBRD JA59用のtype-Rですが

 

ご来店いただいたお客様はJA59 type-Aを装着

 

これまでにtype-A、type-Rと何本も製作するたびに実車に取り付けて

 

どこかに干渉しないか必ず確認はするのですが走行したのは自分の装着しているtype-Rだけでした。

 

 

今回はたまたまJA59どうしでマフラー以外はノーマルという限りなくイコールコンディションだたので

 

”ちょっと時間あります?その辺の農道で並走してみません?”

 

とお誘いしてみたら快く”OK"

 

まっすぐの畑と畑の間の舗装路で・・・

 

前、後ろで縦に並走1.3Km先の信号機を渡ったところでUターン

 

信号待ちでシグナルstart

 

突き当りで車両を入れ替えて再度前後で並走

 

1.3Km先の信号機わたってUターン

 

先頭お客様に気持ちよく走行していただいて後方から眺め・・・テスト走行終了

 

間髪入れずにイコールコンディションで車両を入れ替えて走行するのはなかなかできないことなので

 

貴重な体験ができました。

 

一人だとマフラーを交換している間に感覚も薄れ、

 

同じ場所まで移動する間に車両に慣れてしまって感覚が鈍るのでやはりテストは2台以上でやらないとですね

 

結果・・・

 

出だし及び低速域では明らかにtype-Aの方が力強いですね

 

3速中盤からはtype-Rの方が伸びていき、最終的にはどんどん離されていくじゃんみたいな

 

 見た目は基本的に変わりません

 

重さはどちらも2Kg切るのでg単位での違いなのでそれほどですね

 

音量は・・・測定器で計測すると1db~2dbbなので普通に一般の外(周囲に普通の生活音ある状態)であれば

 

正直わかりません。

 

どちらにしても普通に住宅街でエンジンかけても気になる音量ではありませんね

 

※あくまでも当社マフラーを装着しているお客様からの感想も参考にしてます

 

とにかくマフラーを交換してすっとアクセルをひねった時に

 

”おっ”と感じるスタートはノーマルマフラーの比ではありませんでした

 

type-A  は グイっと

type-R  は  ふわっっと

 

ちなみに JA59 JA60 のノーマルマフラーは んんんんぬ~てな感じ(ワンテンポ遅れて進む感じですよね)

でも気が付くといつの間にかスピードが乗っていくのでアクセル開けたときのリニア感をご希望の方はtype-A

アクセル開けて伸びていく感がご希望の方はtype-R

 

こんなフィーリングを受けました~

 

二人で楽しんだ午後でした(笑)

 

 

 

8月13日(水)~8月15日(金)

 

お休みします

ヘッドのシート修正と擦り合わせ~

 

ポートは純正のままなのですがいつも私がやっている方向性と一致ですね!!すき~

 

 部品が間もなく到着する予定なのでできるところまで進めます

 

ちょっと時間ができたので

 

  普段は絶対掃除しないだろうヘッドの汚れを取ってみた

 

意外と脂分を含んでいるので汚れの固着が凄いんですよね~

 

さてこれでじゅんびOK

 

部品が届けばエンジンが完成できるかな~(;^_^A

 

Fiリトルカブのエンジンパーツを今回手配した分で”廃盤”になってしまったものがあってびっくりしたガーン

 

前期FiリトルカブはシングルバルブスプリングなのですがこれはFi特有の硬いカーボンがバルブに噛みこむと

 

スプリングが弱すぎてカーボンをつぶしきれないということで、

 

多分症状が出た車両だけ対策されるのでしょうが

 

その対策されたパーツが廃盤となっていてΣ( ̄□ ̄|||)

 

Fiリトルカブの後期~終了機までは最初からダブルススプリングになっているようで問題ないように思えるのですが

 

そちらのパーツゴソウダンパーツとなっていてなくなり次第廃盤とのことなので代替品はないか考察中

 

確かJA07スーパーカブ110も初期の車両はシングルスプリングで同じようにカーボン噛みこみが原因でダブルスプリングに

 

人知れず変更になっていたり、

 

ミッションのギヤ抜けの症状がある車両も人知れず対策品みたいなセットパーツが存在するのですが

 

JA10以降の車両に対策されているパーツが使用されていので必要なパーツだけピックアップすれば問題はないですけど

 

今回の50ccのパーツはちょっと今後どうなるか怖いですね

 

50ccが今後新車が作られることが無くなって、世の中の中古50ccの希少性が上がってくると

 

思い入れのある車両は大事したいと思うはずですが・・・どこまで維持できるのだろうショボーン

 

 

長年の固着したガスケットをリムーバーできれいに取ってから

 

面をすべて整えて

 

Engineの表面は同じく長年のアルミ特有の白く浮き出る錆がひどかったので

 

一日かけてお掃除Day

 

 

こちらはついでの作業でマニホールドとの若干の大きさのずれ?

 

半周だけ1mmもないくらい段差ができるので軽く修正

 

 

キャブ車は小指の先端が入るくらいでFiは親指が入る大きさなのになぜ50ccらしい小気味よい乗り味にならないのかね~ポーン笑い泣き

 

 まずはヘッドをばらして漬け置きタイム

 

その間に腰下をばらしに行きます

 

 スーパーカブでもおなじみの遠心フィルターのゴミ

 

 わかりやすくえぐってみました

 

 たまってまっしたね~

 

 

ばらしていて気になったパーツが・・・

 

 走行距離の割にはスプロケットがやせているんですよね~(;^_^A

 

  今日は長年こびりついて硬化してしまったガスケットを

 

柔らかくふやかせいてはく離したところまでかな