今日は午前中、イラストを版画にしてくれる会社を訪問しました。
11時にアポイントをとってあります。
その会社は有明にあります。いい天気。
イラストを版画にする、って?
どうやって?
版画といえば、シルクスクリーンとかリトグラフぐらいしか知識がないので、いろいろお聞きしようと。
初めての訪問でしたが、オペレーターの方がとても親切に、わかりやすく説明してくれました。
その版画の技法は「ジクレー版画」というもので、近年になって開発されたものだそうです。
デジタルの進歩やプリント技術の多様化を巧みに活用したものらしい。
私が(勝手に)師と仰ぐ鈴木英人さんの版画にも採用されているようです。
まずは広いミーティングルームで紙を選びます。
紙の種類がたくさんあります。
フォトラグとか、モローとか、キャンバスゴヤとか…聞き慣れないものばかり。
それぞれ紙のテクスチャや微妙な色合いが違います。
初めてなのでさっぱりわかりませんでしたが、
持参したイラストデータを見ながら、オペレーターの方と一緒に決めて行きました。
持参したイラストデータは、これです。
作風や用途などもお話しして、
アルシュアクアレルラグ、ジャーマンエッチング、モローという3種類の紙で試し刷りをしていただくことになりました。
待つこと10分。
特にすることもないので、窓から景色を眺めたり。
出来上がったものを見て驚きました。
写真で見てもわからないですが、
自宅のプリンター出力とは明らかに違いました。
まあ、別物ですね。
なんだか元のイラストより味わいが深くなったような気がします。
これはいい!
鈴木英人さんが採用している技法だけあるなあ、と妙に納得。
ただし、高精細なのでごまかしがききません。実際の拙い線や、まあいいやと怠けたいい加減な色塗りは目立ってしまいます。
このイラストももう一度加筆しなくてはならないな、と思いました。
その後、正式な発注の仕方や入稿データの送付方法、校正のやり方、お支払いの方法などを教えていただき、
試し刷りした3枚の「版画」を大切に抱えて帰って来ました。
新しい発見をして、楽しい時間でした。






