一昨日、モスバーガーのお話をさせていただきました。
それの続き、と言いますか…
今日は「超々」個人的な話をつらつらと綴ります。御容赦のほど。
初めてモスのテリヤキバーガーを食べた大学1年生の私は、
その頃、友人のYの部屋に転がり込んでいました。1973年、埼玉の和光市。
Yは根っからの風来坊で、大学を中退し、その後も定職には就かず全国を転々とする生活を送っていました。
時々舞い込む葉書の住所は、新潟、仙台、広島、博多…
1990年代の初め、彼は博多で身を固め3人の子供ももうけました。奥様がきちんとした方で、毎年年賀状を送ってくださいました。
ところが、今から10年前、音信がプッツリ途絶え、それ以来、私からの年賀状は毎年戻って来てしまいます。
全く連絡が取れない状況。
青春時代の記憶の中には、いつもYがいます。
いろんなバカなこともやりました。
彼への郷愁が募って、昨年彼の肖像を描きました。
昨日ちょっと修正を加えました。
このイラストを描いた時のBGMはエレファントカシマシの「俺たちの明日」です。
この曲は、2007年にエレカシのユニバーサル移籍後第一弾としてリリースされました。
宮本浩次さんの歌うこの曲を聴くたびにYの顔が浮かびます。
会いたい。
このイラストは私の部屋に飾ってあります。
背景は50年前のモスバーガー。
「テリヤキバーガー、200円」のポスターも添えて。