イワシが姿を消しカカラシ釣りは終わってしまいましたが、これからが秋本番  飲ませ釣りに行ってきました。

 

明石方面でもハマチやメジロの飲ませの船は出てますが、人が多いとオマツリも多発しますので今回は沼島です。

 

いや、オマツリ云々より あわよくば サワラ! と思ってるからです。

 

 

6名のお客さんを乗せて6時に土生港を出港し ポイントの沼島東部へ向かいます。

 

まずはサビキでエサのアジを釣りますが、 人間様が食べる23~27のトツカアジアジばかりショボーン

 

船長に聞くと「ちょっと上に子アジがおるみたいやな」とのことで、

 

底から2メーターの棚を底から6メーターに上げてみると15センチ前後の餌アジが掛かりだしますOK

 

アジ釣りをしてると既に後部では竿を大きく曲げて大ハマチを釣ってます。

 

焦ることなく アジ釣りを続けて  サビキで巻いてくる途中にプツッ  プツッとハリス2号を一瞬で切っていきましたので、

 

かなり青物の活性は高いようで期待が持てます。  20匹以上はキープ出来ましたので飲ませの道具をセットしますが、

 

まずはお土産をキープしなければとナイロン8号の枝素を結び、小アジをつけて投下します。

 

底について3メートル巻くとブルブルブル ゴンゴンゴン  すでに青物が小アジを口にしており

 

食い込むのを待っていると 大きなゴンゴンゴンにかわり、竿で誘うとギュ~ンと穂先が海面をめがけて突っ込みます。

 

周りで釣れてるサイズと魚の引きから判断して大ハマチと分かり、グイグイと魚がこっちを向いてる時に高速巻きをして難なく御用

 

60センチのハマチですが、、よほど居るのか船上あちこちで竿が曲がってます。

 

お隣さんと背後のお兄ちゃんの玉入れをしながら あれこれと話してるとまたギュ~ン

 

海上は波があり船はバタバタしますが、エサが踊ろうが関係なしに竿が曲がる大盛況びっくり

 

そのうちに とうとうお隣さんは マーライオンになり  甲板に座りクーラーボックスを枕にしてダウン

 

 

 

前回もそうでしたが、沢山ハマチを釣っても生け簀に置いていくだけですので、ターゲットをサワラに絞ります。

 

前回は太刀魚用結べるワイヤーを切られましたので、今回は石鯛用ソフトワイヤーで親子針の仕掛けを作ってきており

 

早速試してみます。  親針はヒラマサ15号で枝は5センチ  子針は伊勢尼13号で枝は25センチとし

 

餌のサイズによって枝の長さを変えることなく誘導にしてあります。

 

棚も底からではなく水深40メートル強のところを海面から30メートルにして置き竿でコーヒーブレイク

 

背後のお兄ちゃんと談笑してると穂先に変化があり、手持ちで待ってるとギュ~ン   強烈な突っ込みがあり

 

あちゃ~ またハマチかいなショボーン   

 

面倒なので無茶苦茶ゴリ巻きをしてるとリーダーの結び目でラインブレーク   

 

ハマチはどうでも良いので全く気になりませんが、アジより食べ易い?  

 

25センチのサバをつけて、今度は海面から30メーターにセット    またまたお喋りをしてると

 

船長から声が  「何か触りよるで!」と声がかかり   竿を手持ちにしてアタリを待つと  ゴンゴンゴンが次第に大きくなり

 

これはもう食ってると判断し大きくアワセると 凄まじいスピードで奴は逃走   ブリかな?

 

いや この重量感はブリとちゃう  サワラや!

 

道糸の角度が横向きになり、船長もサワラと判断し 底の深~い玉網を持ってスタンバイ

 

ワイヤーハリスを信じてオマツリだけしないように強引に巻いてくると  奴が姿を現し 船長も慎重に頭から掬い  御用!

 

これはデカいチョキ   スグに絞めて血抜きをして氷が入ってる船のクーラーに入れると尻尾部分がはみ出して蓋が締まりませんが

 

クーラーは設置されてるデカいクーラー?の中に置いてますので、まあエエかと外の蓋だけをしときます。

 

もう目的は達成しましたので、余裕で2匹目のどじょうを狙ってると、またお兄ちゃんが竿を曲げており

 

玉網を持ってスタンバイ   竿が柔らかく大きく曲がってますが、何かハマチと違うような   アコウ?  ソゲではないような

 

姿を現したのは茶色の魚    立派な食べごろのヒラメです。  目測60センチありますので慎重に掬い  ゲット

 

お兄ちゃんも大喜び  ずっと狙ってたようで棚を底に絞ってたそうです拍手

 

私は相変わらず大き目のアジをつけてやりますが、ハマチしか遊んでくれずゲームセット

股下から推測すると150センチに見えますが、 船長が計測するとクーラーボックスで曲がってますが100センチちょっと

 

やっやったグッ  これぞ念願の 「米サワラ」  メートル級です爆  笑

 

サワラの頭と尻尾を切って長物用発泡クーラーに入れ、ハマチも同様にして3匹だけお持ち帰りで、

 

生簀に泳ぐ3匹は置いて帰ります。

 

帰宅してサワラを取り出すと なんと重いことかびっくり 船では魚の処理やら写真やらで分からなかったのですが、

 

可食部だけで4キロは超えてます。

これまでサワラにはあざ笑うかのようにボコられてましたが、これで一矢報いました爆  笑    

 

10回三振して満塁ホームランを打った気分です。  これだから釣りは面白いですね。