O君は先週からIさんに「正漁丸」さんのカカラシ釣りをリクエストされており、
サバが釣れるんやったら沼島もありかなと思っていましたが、
この半端ない暑さとサバは何処へ?という状態なので、予定通り イカのリターンマッチへ
今回はゴールデンタイムを攻めてやろうと半夜便での釣行です。
15時の出港ですが、暑いのなんの 暑さに対しては虚弱体質の私としては動物園の白熊状態です![]()
最初はアジやチダイ レンコ等の魚釣りですが、電動リールのコードも繋がず日陰で座ってると
船長が笑いながら「やってられるか~という感じですね」と言ってましたが、正にその通りです。
6時過ぎにちょこっとやってウマヅラを釣りましたが、お隣さんの生簀へ![]()
7時になり さあ イカ釣りです。
前回8名中ブービーという不名誉な釣果で、傾向と対策を講じてきましたのでちょっと結果に興味があります。
昨晩 半夜便で今年のレコード68杯釣った方がいたようですので、30は釣らんとあきませんね。
いつもは安物太刀魚竿ですが、今回はショートロッドで勝負!
カウンターで30メートルからゆっくりと誘い上げていきますが、反応なし
まだ漁火が効いてないからと、 今度は30メートルから5メートル刻みでステイ&誘い
クッ?小さいアタリをキャッチして1杯目をゲット 同じパターンで3杯ゲットしたところで、
船長がやってきて「何メーター?」 「カウンターで20」と答えると 他のお客さんに20mとアナウンス
置竿に出るアタリでアワセても既にスッテを放しており乗りません![]()
ちょっと渋めなんや~
あれこれと誘い喰い上げや小さなアタリを拾っていき数を伸ばしていきますが、こんなんで昨晩は68?
船長に「昨日は何時ぐらいからエンジン掛かったん?」と聞くと「段々上がっていった感じです」
ピークの時間帯は無しか~と思ってたらアタリが良く出るようになりましたが、片手ハンドで足切れや
ゆっくり大事に巻き上げてるとエソに強奪されたりと忙しくなってきましたが、ここでゲリラ豪雨![]()
一昨年 ゲリラ豪雨で屋根に避難してたところ、カッパを着て黙々と釣っていた方にやられたことがあり、今回はカッパ持参です。
雨のシブキで海面が白くなる中 手と竿先に神経を集中させて頑張ります。
9時になり、ようやく今回の対策が効いてるのが分かりました。
雨も上がり船長がやってきて竿を握りながら雑談
「先週 不甲斐ない成績やったから対策を考えてきてん」 船長は興味をもって「その対策は何~?」
「スッテや それも見せスッテ! こないだ隣の人がよう釣るから見てたんやけど、デカいけったいな色のスッテがあってヒットしてるのは
その上下ばかりやってん」 「そやから今日は見せスッテつけて穂先が柔らかい竿でやったらやっぱりやっぱりや
」というと
「ようそんなとこまで見てますね~
」とビックリしてましたが、釣りは釣れてる人が常に先生! 見習わないと![]()
船長が言ってた通り 段々とイカの活性が上がってきて3連4連も数度あり、エエ感じ![]()
9時頃にまた船長が電話で話ながらやってきて「○○さん 20ぐらいいきましたか?」 「30超えたよ」というと
電話で他船の船長に「上手な人は30超えとるけど10杯ちょっとやな~」と話してます。
目の前で上手な人言われたら調子に乗って飛び込んでしまうやないか
相変わらずゲソだけや胴体だけの強奪も頻繁ですが、誘いのパターンを掴んでますのでピッチは上がっていき
50を超えたころまた船長がやってきて「今日は〇〇さん劇場ですわ もうぶっちぎり」
「もう20~30年 庄栄丸に乗ってるのに」というと「もうそんなになりますかね~」とニコニコしてます。
もう私の頭は昨晩の竿頭68超えしかありません 絶対記録を更新したる![]()
その後も丁寧な誘いと巻き上げ 手際よい取り込みを意識し 12時に「本日も乗船ほんとうに有難うございました。
残念ですが納竿とさせて頂きます」と船長のアナウンスがあり終了
沖漬けボトルに10杯 刺身用に解体したのが10杯 白イカになったジップロック15杯×2
生簀になんぼおるかな? お~26杯や
合計76杯でエエ感じ![]()
置竿や巻き上げだけで釣れるのはあまり面白くないですが、策が効果を発揮し誘いがモノをいう状況で満足な釣果が得られTて
久々にメッチャ楽しい釣りが出来て良かった 良かった![]()
