今年は明石周辺のアオリがさっぱりで、これと言ったターゲットがなく 若狭へ半夜便に行ってきました。

イカの調子が上向いてきたので半夜便でも11名と盛況

右舷舳先から2番目の釣座をもらい 右隣の方(かなり高齢)と話してると

ちょっと若い といっても70過ぎ?の方2名に連れてきてもらったと かなり嬉しそうでした。

ここへ来る為に中古の電動リールまで買ったとのことでウキウキ気分



最初は浅グリ?あたりで魚釣り

皆さん 気合い十分 ロケットカゴにアミエビを詰めてサビキ仕掛けを投下

20分ほど仕掛けも何も付けずに眺めてると  チビチダイ等がパラパラ上がってます。

船長が回ってきて 「○○さん  退屈ですから釣って下さいよ」と勧められ

ロケットカゴサビキではなく、鉄仮面フカセ(沼島でいつも使ってる仕掛け)を投入

水深62メートルで底をやって下さいとのアナウンスだったので、57メートルで止めて待ってると

ゴンゴンゴン!  やっぱり魚が浮き出したんや

30㎝のチダイが登場  右隣のおじいちゃんに「魚 持って帰られますか?」とチダイを見せると

「もらえるんですか?」とビックリしたような顔をされてるので 「ハイ どうぞ!!」と生簀に入れて差し上げると

「ありがとね」と東海独特のしゃべり方で 岐阜か愛知から来れてるんや と分かりました。

お次はデカ連子でこれもおじいちゃんの生簀へ

おじいちゃんは初めてで勝手が分からず手を焼いてる模様なので、

オキアミの指し方を教えてあげて「リールのカウンター56で止めて下さい」と言うと

ストッパーをオンにした途端  ゴンゴンゴン  おじいちゃんはビックリするやら嬉しいやら

ニコニコしながらリールを巻き上げ 海面下にアジが見えたので 「そこで止めて下さい!!

玉網を構えてから「竿を起こして下さい」と言い 仕掛けを手に取り アジを掬います。

もうおじいちゃんは満面の笑みでニコニコ  「ありがとね  ありがとね」

少しタナを上げてやってみると、また魚が浮いてアジがヒットし、これもおじいちゃんの生簀へ

おじいちゃんはオキアミを刺すのに手こずってるので、赤いイカタンを差し上げておじいちゃんの針に刺して

「こうやって針先を出しといて下さい」と見本を見せると また ありがとね ありがとね

仕掛けを投入すると、またまたスグにアタリが目

おじいちゃんが嬉しそうにリールを巻き上げ 私がアジと確認し玉で掬います。

先ほどまでお連れさんから「自分で釣らなアカンでべーっだ!」と冷やかされてましたが、

今度は「先生にエサまで貰って」と苦笑い

みるみるうちにおじいちゃんのクーラーは賑やかな大漁となり また ありがとね


5時過ぎにイカのポイントへ移動

潮が南向きに速く流れており パラシュートを深めに投入します。

潮色は悪く 汚い薄緑色です目  エエ潮色とちゃうのにな~と思いながら仕掛けをセット

船長は40より上を探ってくださいとアナウンスしてますが、まだ暮れてないので50メートルにセット

舳先の方(道具や仕掛けからみると手慣れた常連さん)が暫くしてマイカを釣り上げますが

私にはなかなか反応がなく、やっぱり浅いんかな~と浅棚を攻めてみますが

舳先の方だけがポツポツとマイカを釣り上げていきます。

下から探ったろ と思い60メートルから探り上げていくと、いきなりクンクン 竿でアワセを入れスイッチオン

ギューギューやってくれます  このパワーはスルメ

大きなスルメをゲットし またおじいちゃんに 「スルメも持って帰られますか?」と尋ねると

嬉しそうに頷いておられますので、 生簀にスルメを泳がせると またまた  ありがとね

ポツポツとマイカもヒットしますが、丁寧に誘わないと乗ってこず これといったヒットカラーもなく

2枚潮だけが強くなり  舳先の方とオマツリ大会

常連さんだけあって 数回オマツリをすると オモリを80号に変更されてオマツリ大会は解消



ヒットカラーは有りませんがノーヒットカラーはありますので、ちょっと違うカラーへ変更

それがアタリ!! 緑赤の格子柄ですが、その格子柄と前後にヒットし始め

舳先の常連さんを追い上げていきます。

その間も税金のようにスルメがヒットしますが全ておじいちゃんの生簀行き

そうこうしてるとサゴシではなくサバが掛かりだし  船長がハサミで大手術をしてスッテを回収してくれます。

深めのタナであれこれと誘いのパターンを変えてヒットさせてると

舳先の方が私と同じ 道糸を持ってしゃくる誘いを入れだしてます目  お~真似てる

結局 浅棚にイカは上がってこず サゴシの猛攻もなく  誘いがモノをいう釣りで楽しめましたが、

ちょっと小イカが多いな~イメージ 1
沖漬けに18杯出来ましたし 数は46杯でしたが、多数釣ると後も大変なのでこれで良しですね

船長がマイカの数を聞き取りに回り 「46でした アカンかったね 周りの船はどうなん?」

「隣の海○丸は500超えてるようです」と申し訳なさそうに言ってましたが

こればっかりは毎日当てもんのような感じですので、船長 気にしないで!!という気持ちです。

舳先の方に船長が聞き取ると「70??」   70までは聞こえたけど 何のことか気にしてませんでした

帰港して船長に「左舷はどんな感じやった?」と聞くと「60杯が一人とあとはポツポツ」とのこと

全体的にイマイチやったな~

それでもおじいちゃんには大変喜んでもらえたので、エエ釣行でした



翌日 ホームページを見ると   何と トップは76杯!!

隣のあなた!!  ずっと見てますからおおよその数は分かってますが、私より30杯+はないでしょう!!!?

どうでも良いけど  なかなかオモロイおっちゃんもおるねんな~べーっだ!という感じです。