これと言ったターゲットもなく、青物大好きO君と沼島へ行ってきました。
台風後 カカラシ釣りも終わり サワラも何処かへ移動してしまい期待はしてませんが
竿を休めるのはもったいないという感じの釣行です。
今回は他のお客さんは4名で、私達は右舷の前部に並びました。
前日に船長からエサを掬うと聞いてましたので、てっきり沼島の港と思ってましたが、
お客さんが全員揃ったところで、私の釣座(生簀の横)へ来て アミエビをパラパラ
1分もしないうちに小サバやイワシが乱舞しだし、それを確認した船長が大きな網で掬いだします。
最初は3~5尾ほど掬えてましたが、危険を察知したのか?逃げ足が速く
なかなか上手く掬えません。 しびれを切らした船長が「アカン もう行こか
」

「船長 もうちょっと撒いて」と私が言い 大物用網(網の目は大きめ)を構えて船長の反対側へ沈めます。
船長がパラパラとエサを撒き 魚が寄ってきたのを見て船長が網を海中へいれます。
それを見た私が大きな赤い網で追い立てるとイワシは慌てて反転
そこを船長がガバっとクジラの口のようにすくい上げ一網打尽
70~80尾は掬えたでしょうか 船長はニコニコ 「余るほどあるわ 行こか」
イワシはマイワシの10~12㎝です。 内心 これが先週あったらなあ

アコウやヒラメには最高のエサです。
O君を除いて他のお客さんは全員 アジ釣りを開始
サビキにはイマイチみたいですが、船長と私はアンドンカゴでの天秤フカセでコンスタントに釣り上げます。
O君はイワシをエサに飲ませ釣りですが、ガツンでプッツン

サワラは回ってないのでサゴシにやられてるようです。
お土産は確保できたので、9時頃に私も飲ませに変更し、船長は「20メートルに何か映っとる」の声を聞き
糸を2色出して止めると ガツンでプッツン アタリの大きさからサゴシです。
その後 アタリがなく 仕掛けを底へ降ろし ヒラメかアコウでもけえへんかな

コツコツ
またコツコツ
え~あなたはどちらさん



このアタリは何やろ と思いつつ待ちますが、音信不通になったので仕掛けを上げてみると
イワシの頭だけが残り 胴体は前部食われてます。
切り口を見ると食いちぎったように見えますが、次投ではかじりついたような切り口

フグがコツコツやってるのか



後部へ小用へ言った際にそのことを話すと 「タチウオがおるなあ」と他のお客さんが教えてくれました。
底から50㎝でタチウオ
タチウオが横向きに泳いで補食するん
いや~違う フグやで



結局 正体は分からずでした。
その後 後部のお客さんの竿が大きく曲がり シオをゲットされてます

ガツン プツンが多発するので、サワラ用の孫針ワイヤー仕掛けに変更
嫌ってるのかサゴシが回ってないのか?アタリは遠のきましたが、暫くすると
ガツン
瞬間的に即アワセ よっしゃ掛かった リールが軽い軽い

上がってきたのは60㎝のサゴシ君 あ~サワラやったらな~
O君は底付近でエソにやられて閉口してます。
船長が場所変わるわ と水道部の北東へ移動
お~ここは昨年 ブリにスナップを破壊され針を伸ばされた場所や
O君にその話をし 一気に横走りするからなと伝えるとハリスを8号にして枝から鉛までを短くしてます。
噛みつくようなアタリがあるものの本アタリが出ず アカンな~と思ってと
O君の竿がいきなり海中へ

来た 来たと見てるとやはり強烈な横走りを見せ O君は身体を沈めて耐えてます。
何度も突っ込まれましたが、流石青物キラー 2分ほどでメジロをゲット
「ちょっと頭がデカい(太ってない)ですね~」 「そやな 肩が盛り上がってないな
」

贅沢な文句ですが、メジロがが上がってO君はやっとお土産をキープしましたが
その後30分は生命体反応なしでゲームセット

サゴシとトツカを12尾だけクーラーへ入れ ウマヅラと残ったトツカはO君のクーラーへ

帰宅して魚をさばいてみると 良型トツカはまだ脂が残ってましたが 中トツカ&サゴシはアッサリした物
それでも残ったイワシを20ほど持ち帰ったのが美味
煮付けてみると身がぱっくりと骨から外れてエエ感じ 刺身もモチモチして美味

今回は暇つぶしのような釣行でしたが、またサワラ&ブリが回って来るのを期待してます。