相方が仕事の為 単独にて釣行です。


早朝 事務所で朝ご飯をしてると、何やら大会があるようでちょっとマズいかも

船着場へ下りてみると30人以上のお客さんがおり、ワイワイガヤガヤ

船頭さんと大会代表が相談し、大会参加者16名は全員が那佐へ行くらしいようで

那佐方面のジャンケンは大会代表者を含めて3人

残りは前磯でジャンケン   ワラグロ(北ワレ)が絶好調なのは分かってますが、

負けた場合のことを考えて那佐のジャンケンに参加し2番手を確保

1番は大会に参加の名手 ヨ~ちゃん   「テーブル」を指名

連チャンで乗りたかったのでちょっと残念ですが、弟船頭から「何処行くじぇ~?」

とっさに「ウマノセ」と指名してから乗船します。

道中 波の感じを観察しながら 頭の中はグルグル

メンバエ西(南向きと裏のえべっさん向きがやれる)とイチバン(ヒラバエ向き)!!!?

どないしよかな?   弟船頭に「イチバンにするわ!!

イチバンは滅法波に弱く よほどの凪でないと上がれないポイントです。

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ヒラバエには大会参加者の方が渡礁されており

何もせずとも鳥はエサにありつけると来てますが、池のような状態は朝一だけです
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イチバンは南と東は頭を出した岩礁があり、北向きの裏側も大きなシモリがある為

狙えるのは西向きだけで、左右のシモリの間のVゾーンから沖です。

撒餌を足元に打ちながら仕掛けをセット

水温は16度程度と変わってませんので、Bのウキに1号 5号の仁丹を付けて

ウキ下3ヒロ半で様子見しますが、エサが残りますので4ヒロにすると

竿2本沖のウキがスルスルスル~目  軽くアワセるとドスン ギュ~ン

よっしゃ エエ感じや!!とシモリに気をつけながらやり取りしますが、

重さよりもスピード&パワーを感じる強烈な引きです。

やってもうたグッド!絶対40オーバーや

もう少しでウキが見えるかなと思ってると奴が南のシモリに突っ込んでいきます。

アカン アカン アカンと耐えますが

奴は磯に張り付いたようで根掛かりのような感じになってしまい  ヤバいな~

道糸を少し緩めて5秒ほど遊ばせてみて竿を起こすと魚信が伝わりますが、

同時に糸がシモリに擦れてる感触も伝わり  マズいやん

時間を掛けるとラインブレークしますので、強気の勝負に出て魚を浮かせます。

何や~あんたかいな  口太ではなく良型の尾長グレです。

そら よう引くはずやわ でも目測では40を切れてます

ハリス6ヒロはザラザラでプロセスチーズのようにささくれてますので、

また道糸にハリスを6ヒロ結んでリセットです。

鳥が近寄るのが気になりますので、小さなサラシに巻き込むように撒き餌を打ち

しばらくすると竿ごとドスン   お~今日はエエ感じやんと30センチを追加し

もう1枚追加した頃に兄船頭から電話が入り 「どないじぇ?」

「3枚やったわ」  「ほうか ほうか 食いよんやな~」

「コブが空いてるけん あかなんだら弁当船で替わるかなと思てな~」

「食いよるから昼まではやってみるわ」


潮は込みだし段々と足元が波で騒がしくなってきてエサが残りだし

ウキ下を深くしますが、5ヒロで竿4本沖を流しても残ります。

おかしいな~ サラシで道糸が取られて仕掛けが馴染んでないのか?

水中ウキを付けるか? いや サラシの上潮が強いのでエサを先行させられへん

3Bにウキを交換し、2ヒロの所へ2B ハリスの真ん中に仁丹4号を打って

ウキ下も4ヒロに戻してやってみると、エサが4ヒロの深さにキッチリ入ったのか

エサが取られだして、ウキが視界から消えます目

アワセを入れると確かな魚信で30センチをゲット

針が口の少し奥に掛かってますので、棚を30センチ上げてやり

暫くするとスルスルスル~  エエ感じやな~

ヒラバエの方が南を向いてやってもらえると、

撒き餌が合流してもっとエエ感じなんですが、朝から西向きを狙われてます。

満潮時には5枚キープして よっしゃ~!!という気分ですが、40にこだわります。

前から西側の足元に流れ込むサラシと北側から返すサラシで足元から

10メートルは洗濯機状態で真っ白

竿を寝かせると一瞬で道糸が取られてウキが散歩しますので、

竿を立てて構えながらやりますが、それでも道糸の修正は欠かせません。

ウキが西を向いて10~11時に出てくれるのが理想ですが、潮流が一定せず

西に真っすぐ流れたり真っすぐ行って途中から11時方向に流れたり1時に流れたり

エサが取られたり残ったりと反応が悪く いつの間にかボラも大群でウヨウヨ

その頃には東側からの波によるおつりのシブキも最上部まで上がってくる始末になり

足元のサラシも一段と広い範囲になりましたので、ポケットをガサガサ

4Bのウキに再度交換し、鉛も2ヒロに4B 針から1ヒロに6号仁丹に変更します。

これでエサが入らんかったらカン付きウキに交換したろ

と思いながらやりますが、エサ取りが頻繁ではないので、半ヒロずつ下げていき

5ヒロに下げたところで磯ベラがヒット  これでほぼ底の場所があるんや

しばらくするとウキがジワ~っとしもっていき、アワセるとドスン

魚じゃないです 地球を釣ってしまいました

前回のことがあるので、ウキまでいくなよ~っと慎重にラインブレークさせ

何とか針だけのロスで済み 安堵得意げ

あそことあそこは浅いいんや~とか考えながら流す場所を選んでやってると

沖を漂うウキが20センチほど入り アワセるとドスン ギュ~ン

ありゃ~竿を叩きよる  大きなサンタですが足元のサラシがきつくて

なかなか掬えません  ようやくサンタを掬ってみると針は口の中目

ちょっと深いな  とウキ下を30センチ上げてやってると スルスルスル

綺麗な斜線を描きながら気色のエエ アタリです

なかなかのファイトを見せてくれて良型をゲット

今日は出来過ぎやな~と思いながら、針の掛かり方を見てウキ下を微調整し

最後までパラパラと遊んでくれ、27~28センチは放流しながらキープサイズを追加

足場は凸凹ガタガタでやり難いポイントでしたが、何とか30~39を二桁キープ
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今回はお客さんも多く30数名の釣人がいましたが、

大会優勝の名手よ~ちゃんを1尾上回り

匹数ではトップ  しか~し 40アップもかなり上がっており 宿題が残りましたが

ホームページでは3号さんに持ち上げられ、お世辞でも嬉しい釣行となりました

水温が下がる前に何とか40センチ!!  既に気持ちは宍喰ですチョキ