待ちに待った 磯の初釣りです
火曜の昼間に兄船頭にエサの解凍を依頼し、 よっしゃ~
夕刻に兄船頭から電話が入り
「ワラグロで二人で28枚
南ワレの水道でも1人で14枚やっとんで~」
「え~ワラグロで
イナンカ並みの爆釣やな~」
こんな情報を聞くと、嫌でも期待が膨らみます。
相方Kさんをピックアップし一路南下
車中 明日は多いやろな~とか何処がエエとか言いながら宍喰へ
早朝 船着場へ降りてみると意外にお客さんは少なく 16名ほど
イナンカ番なので、私は那佐グループにエントリーしジャンケン
Kさんは前磯グループにエントリーします。
私は3番でイナンカの夢は吹き飛びます
Kさんは2番手らしく、「何処がエエかな~」
「この凪やのに得意のタンタナに決まってるやろ
」と後押し
ほどなく兄船頭が沖から戻ってきて、生け簀には15キロのクエがユラユラ
エエのん上がったな~とか言いながら、水温は?と聞くと「下がっとる
」
那佐方面に行く弟船頭に乗り込み まずはイナンカへ
1番手さんが渡礁し荷物を手渡しして、いざ 那佐へ
遠いポイントから渡礁して行きますので、道中 操舵室の水温計をチェック
ガビ~ン

お~い 昨日から2度も下がって15.1度かいな
これは年初早々 マズいやないか
2番手さんは「コブ」らしいので、「ヨボシ」 「カベ」 「コブ」と降ろして
最後に「テーブル」という足場は良いけどフラットではないポイントへ渡礁します。
テーブルは数少ない未体験ポイントです。
陽が上がるまでは全くポイントが分かりませんので、コーヒータイム


水温が下がったので、潮通しの良い沖のポイントより陸側の水温の変化しにくい
ポイントを選びましたがどうなることやら。

前もってセットしてあるウキ止めを2ヒロ半から3ヒロ半にし、南を向いて第1投
エサを撒けども、魚は一切見えず鳥だけが飛んできます。
2分経過 エサに異常なし 撒きエサは真っすぐ落ちてるようなので、
潮の流れは殆どなく、少し投入点を変えてみますが、 エサはついたまま
一気に4ヒロ半まで下げてやりますが、やはりエサはついたままで、
あろうことに山脈のように前にあるシモリに根掛かりさせ、ラインブレーク
ハリス2号で道糸が1.75号なので、道糸からパチっと切れて
ウキは正面で浮いたり沈んだり
また最初から仕掛けのセットです。
明るくなってくるとシモリの形状も分かってきましたが、
このポイントは山が連なるようなシモリだらけで、逆に言うと溝だらけのようです
ウキ下は変えずに10メートル投げ入れて様子を見てると、
正面を流れていたウキが若干手前に当ててきたので、仕掛けを回収
またまた根掛かり
またまたラインブレークでウキが二つユラユラ
アカン この潮では前はやれん
西側からちょっと深そうな所にポイントを変更し、
6ヒロまで下げるとエサを取りだし、しばらくするとウキが10センチほどシモリます。
ん~
と思いアワセてみると ドスン
奴は沖に逃げず正面の山脈シモリへ逃走します。
やばいやん 竿を立てると魚は潜りますので、竿は水面ギリギリに寝かせて
奴を沖向きに泳がせるようにさせて、竿の強さでグイグイ巻くと、
山脈シモリを超えて足元の溝へ誘導でき、あとは楽勝でまあまあの良型をゲット
あ~ボウズにならんで済んだ
針が口の少し奥に掛かってたので、
ウキ下を30センチ上げて再開
エサの取り方を見ながら、ウキ下を5ヒロ半まで上げた時に、また小さなアタリ
1尾目よりも引きが強く良型なのが分かり、磯の西端に立ち竿を西に突き出して
寝かせて対応し、今回最大の38をゲット
そうこうしてるとKさんから電話があり、「潮も逆流れで全くアカンとのこと」
前も厳しいか~と思いながらも、仕掛けの馴染みを考えて仕掛けを変更します。
Bのウキから3B負荷に変えて2ヒロに2Bハリスの中間に6G
これで、ウキ止めの5ヒロ半まではスーっとウキが移動し、
ハリスはゆっくり馴染むハズです
上潮は冷たいのに底潮はそれほどでもないのか
ぼつぼつエサを取ります。
5ヒロまで上げて時に、またドスン
これは動きが早く一目散に正面のシモリへ
何とか西端から対応しますが、何とさきほど引っ掛けたウキのついた仕掛けに
絡んでしまい、魚は見えども寄ってきません
マズいな~ 3分ほど竿で溜めたり少し泳がせたりすると、
引っ掛けたウキを口の周りに絡めてグレが寄ってきて、
玉の柄を最大限伸ばして、ウキとグレを同時回収に成功
ラッキー
3枚釣れば上出来なので、ルンルン気分でまたまたコーヒーブレイク
それにしてもアタリが小さいな~と思い針のサイズを落とし ウキもサイズダウン
ウキ下もとうとう3ヒロ半まで上げた時に木っ葉グレが釣れたので、
今度は逆にウキ下を少し深くしてやると、キレイなアタリで28の干物サイズをゲット
潮も上げに変わりましたが、相変わらず本潮ではなく ウキはあっちへこっちへ
那佐は右流れだと食いが極端に悪いのですが、一瞬左流れになった時にドスン
正直なもんやな~と35センチをゲット ちょっと出来すぎかな
昼から怒涛の時間帯
竿を寝かせる為か、竿を叩くようなファイトを見せず
ええグレちゃうの
と思ってると

竿を曲げてくれるのでこの状況では贅沢は言えませんが、ウロコつけといてよ~
あれこれと手を尽くし、数枚追加して初磯は終了
16名中 半数の方は握り 特級イナンカも寂しい釣果で厳しい1日でしたが、
鳴門の組員さんの高いハードル7枚(サイズは免除)も達成
年初早々 ちょっと出来すぎで次回が怖いです
